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タンパク質分解酵素について
タンパク質を分解するための酵素は前駆体として分泌されて、活性化されてから、その機能を発揮するのはわかったのですが、このようになっている利点は何なのでしょうか? 主にペプシン、トリプシンの活性、pHの関係を交えながら説明していただけると幸いです。 よろしくお願いします。
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後半を読むとなにやら宿題臭いですが、「結果的に」活性化機構 (N 末切除や修飾) が備わっていることの利点は、タンパク質分解の調節です。 調節は活性化段階だけではなく、プロテアーゼの合成の段階や環境至適化の段階でも働いていますが、むやみに合成され活性化され、ターゲット部位に到達すると、やたらと他のタンパク質を分解してしまうので、それにともなう不都合を防ぐ働きをしているわけです。
お礼
わかりやすい回答ありがとうございます。 タンパク質分解の調節ですか。 確かにむやみやたらに反応していくと、大変なことになりそうですね。 本当にありがとうございました。