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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:pH指示薬の変色と電離定数)
pH指示薬の変色と電離定数について
このQ&Aのポイント
- pH指示薬の変色と電離定数に関する実験を行いました。試験管に特定の溶液を加え、吸光度とpHを測定しました。
- 実験から得られたグラフの様子を分子と光の吸光度と関連付けて説明します。
- BTBのpkBTBの値をグラフから求める方法についての質問です。
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質問者が選んだベストアンサー
簡単な解析は,まず吸光度をpHの関数としてプロットし,全体を通る曲線を引きます. 次に,低pH側で吸光度が平らになるところの吸光度値と,高pH側で吸光度が平らになるところの吸光度値を読み取ります. 二つの値の中間値を計算します. その吸光度を与えるpHを最初に引いた曲線から読み取ります. これがpKaになります. BTBの変色は,解離平衡の関係にあるBTB(一種の弱酸)とその解離種の色が違うことによります. pHが違うとBTBとその解離種の存在比が違うのです. そしてその存在比はKa=[H+][解離種]/[非解離種]の式に支配されます. pH=pKaのときには,この式から[解離種]=[非解離種]になります. 十分に低いpH では解離種は事実上存在せず,逆に十分に高いpHでは非解離種は事実上存在しません. 実測される吸光度は二つの溶存種の吸光係数と濃度をかけたものの合計値です. 式で書けばε(解離種)×[解離種]+ε(非解離種)×[非解離種]です. さて,ここからさきは考えてください. この方法は,最初に引いた曲線の引き方がかなり結果に影響します. それを少しでも廃するには,こうします. 低pH側,高pH側の吸光度の平らになる値をAl,Ahとします. そして,いろいろなpHでの吸光度値A(pH)を使って ln[A(pH)-Al]/[Ah-Al] を計算し,pH に対してプロットします. このプロットは直線に乗るはずです. 直線がpH軸と交わるところがpKaになります.
お礼
ありがとうございます! 助かりました。