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小泉総理が独裁者と批判されるわけは?

タイトルに同じ。私自身はいつも疑問におもうんですが、独裁者ってのは司法、立法、行政をすべて掌握して独断で国政を担う人のことですよね?今現在そんなに彼に権力は集中しているんでしょうか?私はとてもそうは思えません。反対派をつぶしたりは確かにしていますが、それって政治の世界ではあたりまえではないんでしょうか?それはただ単なる政争であって、それが独裁といわれるんなら世界中の政治家が独裁者になるのでは?

みんなの回答

  • sudacyu
  • ベストアンサー率35% (687/1961)
回答No.7

 本当の独裁者は「独裁者」とその国内でいわれることはありません。  独裁者が本当に権力を握ってからでは、国内では誰も批判の意味を持つ「独裁者」で呼ぶことはできません。独裁者を作らないためには、独裁者でない人であっても、その傾向があると思えば、独裁者と言えなければなりません。  今の北朝鮮やアメリカ侵攻前のイラクで、「金正日は独裁者である。」「サダム=フセインは独裁者である。」と言えますか?  小泉首相は独裁者ではありませんが、今までの首相と比べて独裁的傾向(ひとりで決めるの意味です。)が強いといえます。それを反対派は強調して独裁者といっていますが、一種の比喩です。  私は、デフレ経済と団塊世代の年金受給開始・人口減少社会に向かって待ったなしの現状(この対策は1980年末、竹下内閣時に取るべきでした。バブル経済で税収が急増したため、国家財政の支出と収入がバランスしただけなのに、官僚は行政改革できましたと言い出し、結局改革は行なわれませんでした。)では、小泉内閣のようなあり方も許されると思います。政治は常に現実を踏まえ、運用されるものですから。  ただ三権分立とはいえ、国民の直接選挙で選ばれるのが立法府だけである以上、三権のなかでは立法府が優越します。  ところが現在の国政運営では、首相の直属の経済諮問会議が国政決定に指導的役割をになっており、憲法に規定された国政運営のシナリオからは、相当逸脱しています。  また、小泉劇場による国政選挙の結果、国会の国政に対する影響力が内閣と比べて以前より弱まっています。  法律を拡大解釈したり、憲法解釈を随時変えてしまう日本の政治のあり方からみて、これが正常の状態からはかなり逸脱している(ぎりぎりセーフ)との認識を持って、今後元に戻す必要があるとの理解をしている必要があります。(今年の引退を表明をしている小泉首相自身が、そのことをよく理解しているのではと思います。)  そうでないと、このまま時間が経過しこれが常態化すると、今度はこれが真ん中との感覚が国民に生まれ、さらに憲法の在り方から逸脱してゆきます。  独裁者の代名詞であるヒトラーも、当時最も民主的と評価のあったドイツのワイマール憲法のもとで、権力を握りました。  政権担当者を独裁者と呼べなければ、民主主義は成立しません。  本当に独裁者が生まれれば、独裁者を「独裁者」と呼ぶことはできません。  

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  • aozola
  • ベストアンサー率12% (72/563)
回答No.6

見方によるので色々な意見はありますが、 私の感じだと、独裁傾向の強い人物といえると思います、独裁とは何か?、それは国家制度上の問題ではなく、自分のために国を動かすこと、この点小泉氏は独裁者に適合する、 はっきり言わせてもらうと、小泉氏のやっていることは、この国のために何かをするということはほとんどない、アメリカや利害関係者のためということが多く、実態としては日本国民にとってメリットが少ないことが多い、これを国民の目から見れば独裁者にうつって見えてもそう間違ってはいない、 ただし小泉氏が独自の考えでこう動いているのかというと、多分そうではなく、小泉氏はただの駒であり、裏で動いているものがあると思うので、小泉氏がどうであるかではなく、その裏の存在が小泉氏の独裁的傾向がありがたいのでそれを利用している、という面をかんがえて、裏の存在を考えないと、この問題は理解ができないので、小泉氏が独裁者である、と考えるのではなく、小泉氏が独裁者的傾向を持ったとき、メリットのある組織、国家、団体は何かと考えないと、根本の問題はちょっとわからないと思います。

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  • pluto002
  • ベストアンサー率22% (73/331)
回答No.5

小泉首相の念願であった郵政民営化、衆議院はぎりぎりセーフで通過したが、良識の府としての機能とされる参議院では否決されました。 通常はここで衆議院に戻され、再度審議がなされ手続きに法って法律が設計されて行き、また参議院へ持ち込まれます。場合によっては3分の2以上で再可決すれば衆議院で法案を成立させることもできます(確か)。 ところが政局好きの小泉総理は衆議院を解散し、自分と反する意見を持つものを反対勢力と名を付け、政界から追放するための選挙を行いました。言ってみれば政治的浄化ですね。これらを含め小泉総理のその独裁"的"な政治活動を独裁者と呼び批判されるわけですね。 日本は社会主義国だという批判と同じで、誇張された批判として独裁者と呼んでいるわけですね。 ま~それでもこの前例は危ないですよ。いわば日本の政治制度の欠陥が露呈したわけで、政界に国民人気のデマゴーグが現れれば日本はいつでも独裁者の誕生できる、危ない方向に突き進める土壌があるという事が証明されたわけですから。

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  • reki4649
  • ベストアンサー率21% (116/539)
回答No.4

小泉首相自身が的確に答えを出していました。 曰く 「政治家は(政権を握って)敵対するものに対しては必ず”独裁者”と言って批判する」 昔から政治家は物事を先送りにすると「指導力の不足」 無理して法案を通すと「独裁者、ヒトラーのようだ」 と、揶揄されてきました。 今に始まったことじゃありません。

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  • ipa222
  • ベストアンサー率20% (903/4455)
回答No.3

独裁者ではないですね。 頑固なだけです。ジーコみたいな物ですね。 通常であれば最も多い派閥の長の言いなりになるのが総理大臣でした。 田中角栄や竹下登など。 小泉は、子飼いの議員がほとんどいないにもかかわらず、自民党や公明党の多数の連中の意に反することを推し進めようとしたので、そういう呼び方をされただけです。 責任の所在がハッキリしますから、よかったと思いますよ。 民主党も小沢さんになって、そうしたイメージが出てきています。 裏で談合するという形の政治はもう流行らないと思います。

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  • buchi-dog
  • ベストアンサー率42% (757/1772)
回答No.2

本来、「自由選挙で選ばれ、自由選挙で解任される独裁者」というものはありえません。 小泉首相は、自由民主党の総裁の職に就き、自由選挙で自由民主党が政権与党の座を確保しているために日本国の首相の職に就いています。 自民党員・自民党国会議員の過半数が小泉氏に反対すれば自民党総裁の職を失って首相の職も自動的に失います。国民の自民党への支持がなくなれば、自民党が政権与党の地位を失って小泉氏は首相の職を失います。 小泉首相は、彼が国民の支持を得ているから首相として権力を行使している訳で、独裁者であるわけがありません。 歴史上、「自由選挙で選ばれた独裁者」としてヒトラーがいます。彼は、自由選挙で選ばれた後で諸法律を自分に都合よく変え、首相と大統領を合わせた「総統」に就任しました。ただし、法律を変える過程でもドイツ国民の支持を得ていましたし、特段の言論操作や反対派抑圧をやった訳ではないので、極めて特異な独裁者です。 それ以外の古今東西の独裁者は、「世襲」や「暴力」や「プロレタリア独裁」で権力の座に就き、民意とは関係なく権力を振るいました。レーニン、スターリン、毛沢東、金日成などの社会主義国の権力者は漏れなくそうです。現存している大物独裁者が金正日です。形式上は北朝鮮全国民の熱烈な支持を得ていることになっていますが、本人も信じてはいないでしょう。北朝鮮建国以来の言論統制と恐怖政治の結果です。 仮に小泉首相が「独裁者」であれば、日本海の向こうにいる金正日は何と呼べばよいのでしょう?

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  • wajyurou
  • ベストアンサー率14% (13/89)
回答No.1

小泉首相以前では、総理経験者・自民党有力者の意向を聞き、政府の諸政策を決めていたのを、小泉首相はそれら一切を無視して、諸政策を自分の独断で決め始めました。日本の社会は「村社会」ですから長老の言うことを聞かねば物事は進行しない・抵抗を受けます。小泉首相は誰とも相談せずに、米国の大統領並みの「独自判断・政策」「トップダウン」をはじめたから比喩的に『独裁者』の名称を奉られたのだと思います。

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