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コルクフローリングの遮音性能について
マンションの床をフローリングにしたいと考えています。遮音性能はL40レベルの遮音性能の高いものを使用するつもりですが、階下への影響を極力少なくしたいと思います。 それでコルクフローリングを考えました。コルクは通常の板張のフローリングと比べて、同じL40でも遮音性能が高いような気がしますが、実際どうでしょうか。 ご経験のある方、専門家の方のアドバイスをいただけたら幸いです。
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普通の床板と比べると、コルクはクッション性が高く遮音性が高いです。 しかしそれは沈み込みが深い事も意味し、次第に角のところから剥れて行く可能性も秘めています。 何層にもコーティングされている質の良いと言われている物も使用しましたが正直どれも同じで、コーティング部分では無くコルクの部分から剥れていきますので耐久性は悪いと言わざるを得ないです。
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- kgih
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※2です。 建築会社の営業をやっておりますが、音の専門でもありませんし、経験者(実際のコルクフローリングの施工経験)でもありません。 が、営業先(デベロッパー)、マンション施工現場等の経験上のお話をさせて頂きます。 遮音性能は、デベロッパーも気を使う部分であるようで、仕様の低いものから、高いものでは、違いが出てきます。 (1)直床、直天井 (2)置き床、直天井 (3)置き床、二重天井 (4)(3)+スラブ厚増 といった感じです。 複数のデベロッパーの仕様を見ておりますが、どの仕様にもコルクフローリングは採用されておりません。オプション工事にも同様、採用例はありません。 彼らも、マンション造りのプロでありますので、その仕様において採用例がないということは、※4サンもおっしゃるとおり、なんらかの原因(遮音効果が得られない等)があるのではないかと推測します。 専門家でも、経験者でもなく参考にならないかもしれませんが、念のたま回答させて頂きました。
お礼
大手業者さんでの採用がないということ、わかりました。 私もコルクと言う素材は、耐久性や色のばらつき、補修のしずらさなど、通常の床材と比べてかなり不安定なんだろうとは思っています。 皆さんのアドバイスを踏まえて判断したいと思います。
#3です。一様遮音材料の開発経験者です。 >画一的な試験方法で同一性能と判定されても実際には違いがあるのではないかと思っております。 同じ性能表示のものでも違いは実際あります。 それは試験結果から性能を示す方法上の問題です。 試験結果は周波数ごとの性能が出ます。しかし表示はそのうち最も性能の悪い周波数の結果で表示することになっていますので、周波数ごとによって性能に差が出ます。周波数の違いというのは音源の種類の違いと考えてよいです。 画一的といわれる試験方法は軽量衝撃音に対するピンクノイズを発生させる方法ですので、周波数ごとの試験結果が同じなら性能に差はないと考えられます。 また同じコルクといってもメーカーごとに材料自体が異なりますので、各メーカーの製品ごとに考えなければならない問題です。比較対象のフローリングについても同様です。 だから仮に効果についての体験談があったとしても、メーカー及びその型式の情報まで得られないと、あまり意味がありません。 逆に言うとメーカの試験データがあれば、質問者の知りたいと考えている性能差があるかどうかの情報は得られるということです。 なお、コルクという材料自体のデータというのは、建築学会の資料などを見ても見あたりません。このことは遮音対策としてあまり一般的に使用されいるものではないということを意味していると思います。だから比較対象と考えたこともありません。 実際の効果のほどはわかりませんが、コルクが普及しないのは何らかの原因があるのではないかと思います。
L40の40という数字は、JISで定められた軽量衝撃音用の試験をした結果を5刻みで表示したものです。 だからLL-40となっているのは基本的にLL-40という性能しかありません。 最も表示方法としては、40までしか規定されていないので、公式にはよりすぐれていても40としか表現できないということはあります。 でも基本的には表示された性能が同じなら変わらないと考えておいた方が無難です。 ただし、先の回答にあるように重量衝撃音(主に問題になるのは足音)に対しては、仕上げをかえることによって悪くなることはありますが良くなることは先ずありません。 また、重量衝撃音に対する性能が悪い床では、表示された軽量衝撃音用の遮音性能が発揮されないこともあります。 製品の選定にはこれらも考慮する必要があります。 話を戻しますが、実際問題とすると同じ遮音性を有する表示の製品でも製品により性能に差があります。 この性能差を本当に比較したいのでしたら、表示は5刻みでしかないので、表示だけでは判断できず、元となっている試験データを入手して比較するしかありません。そこまでしないと表示上に現れない性能差は判断はできません。 つまり、性能表示で判断するなら、表示が同じなら同じと考える。表示が同じでも性能が異なると考えるなら、表示の元となったデータで検討しなければならないということです(当然専門家向けのデータですので、それなりの知識を得ておかなければ、データを見ても判断できないです)。
お礼
ご回答ありがとうございます。 同じJIS準拠の性能表示であれば素材が何であれ性能差はないという原則論は承知しています。画一的な試験方法で同一性能と判定されても実際には違いがあるのではないかと思っております。 実際上の違いがあるならば、そこを施工関連のご専門家などの皆様に伺いのですが。それは5刻み云々ではなく、こういう音にはコルクは強いが、こういう音では通常のフローリングと違いがないというご経験に基づくお話しです。
- kgih
- ベストアンサー率33% (138/416)
通常のフローリングにくらべ、コルクフローリングの方が、軽量衝撃音に対しては、遮音性が高いと思われます。 ただ、フローリング材を変えることによって、重量衝撃音の遮音性能が飛躍的に高まるものがあるとは、個人的には考えられません。 重量衝撃音の遮音性は、躯体の性能によるものが大きく関係するからで、ひとくちにL40といわれても、重量衝撃音・軽量衝撃音が共に防げると思われない方が良いと思います。 やはり、マンションはコンクリートで囲まれた、ひとつの箱を区切っているだけなので、区分所有者個人で出きる防御策というのは、限られてしまいます。 コルクを貼ったことを過信して、音に無頓着になり、ご迷惑を掛けるということも有りうるので、納得するまでメーカーや施工者に質問をして見てください。
お礼
ご回答ありがとうございます。 たいへん失礼ですが回答内容はご経験にもとづく内容でしょうか。 常識的には軽量衝撃音に対しては通常のフローリングより遮音性が高いのではないかと私も感じていました。そのことをご経験者または専門家の方に伺ってみたかったのですが。。。
お礼
ご回答ありがとうございます。 角の部分から剥がれるというのはショックです。コルクフローリングにすることを諦めようかと思います。