まず、冷静に考えてください。オークションは、出品者は「ビジネス」だとお考え下さい。
これまでの回答で不思議に言及されていませんので述べますが、相手の人の「評価」は確認されたでしょうか。また、相手の人が他の人にどういう評価を付けているかも確認されたでしょうか。
この評価がどうなっているかで、対応の仕方が変化してきます。まず、相手の人が、評価がない(新規会員)乃至それと近い程度の数件程度の取引しかしていない人だとします。すると、とりあえず、「評価」は未定、どういう人か分からないということになります。ただし、数取引でも、「非常に悪い」とか、「良い」「非常に良い」でも、よくコメントを読み、行った取引を見てみると、「良い」「非常に良い」では実はなく、「報復評価」を避けて、無難に済ませようとしている場合もあります。どういう取引実績で、どういう評価か、裏を読むように確認しなければなりません。
上の原則が、多数の評価がある人にも適用出来ます。なかには、愉快犯がいますが、そういう人は、評価で、ほぼ分かりますし、取引を見ると判断できます。その場合、愉快犯は、どういう評価を出品者に対ししているかが重要です。「非常に悪い」などの評価を対抗報復評価で多くまたは現実に数例でもしている場合は、ビジネスとしての出品者は、評価を避ける方が望ましいです。
利己的な考えかも知れませんが、「公共」の利益のために、自分の評価がマイナスの汚点が付くのは避けるべきです。誰も守ってくれないのであり、自分は自分で守るしかありません。「評価は変えることができる」と言っている人がいますが、実はできません。訂正追加はできますが、最初の評価はそのまま残ります。この場合、最初に「悪い」と評価して、後で、「誤解でした」と書いて「非常に良い」に変えても、相手の評価記録には汚点が残ります。一旦であっても、「悪い」という評価があったのは、何か問題があったのだというのが普通の考えです。誤解が解けて「円満解決」に至ったのか、そういう体裁にしたのか、判断が難しいです。
相手に連絡して返答がない場合、出品の処理を急いでいるのでしたら、4,5日待ってから、連絡がないので、申し訳ありませんが、本取引は急いでおりますので、第二位の方に譲らせていただきます、と書いて、次位の人と取引交渉に入ってもよいのですが、これも、少しリスクがあります。誰が考えても、早急に取り引きしないと商品の価値がなくなるもの(例えば、ティケットなど)の場合は、こういうことも許容されますが、特に急ぐ必要がない場合、最低1週間、10日程度の時間は待ち、そのあいだに、連絡メールを行く通か送り、正しく相手に届いているか、アドレスは正しいかなど確認してから、丁重に、次位の人へと取引きを切り替えるという方法があります。
こういった判断は、しかし、相手の評価と、相手の他者に対する評価方法を見て判断しないといけないと思います。誠実な人で、過去もめごとのない人の場合、これで納得してくれるでしょう。その場合、無論、相手の評価はしません。
しかし、どうも、報復評価かそれらしきことを行った形跡のある人の場合、下手なことはできません。貴方に対し評価する権限を相手は持っているからです。
いずれにしても、連絡がない場合、相手の評価で、「どちらでもない」として、そのコメントで、「お返事願います」と書くのも一案ですが、これをすると、円満解決で、「非常に良い」ですが、円満解決しなかった場合、どうなるかという問題があります。結局相手に「非常に悪い」と評価せざるを得なくなるとか、相手との評価欄上での論争となるとか、こうなると、出品者としての貴方の履歴に傷が付きます。連絡を一週間しなかっので、「どちらでもない」評価をする人、また論争する人、こういう面倒な人は避けたいという入札者も出てきます。
原則は(わたしの考える、「自己のためになる」原則ですが)、評価欄では、何も評価しないのが、もめごとが置きそうな場合の基本的対処です。相手が愉快犯、論争者の場合、「非常に良い」にして、変なメッセージ(例えば、「返答はなかったが、入札の時の態度が快かった」とか)、何故それで「非常に良い」か、よく分からないメッセージを残すことで、この人は、実は「悪い」「非常に悪い」のだと、他の人に知らせる方法があります。これだと、「非常に良い」なので、相手もあまり絡んできません(ただし、貴方が恨まれている場合は、もうどうしようもありません)。
>「非常に悪い出品者だ」
>~レスが返ってこず不快な思いをした~ とか。
こんな程度で、「非常に悪い」にしていると、先に述べたように、貴方が、勝手な出品者という印象を与えます。わたしのアドヴァイスは、「悪い」「非常に悪い」は、原則使わないということです。最悪で、「どちらでもない」で、それも、十分、時間をかけ、また相手が報復しない人だと確認した場合です。そこで、「返答が全くなかった」と書くことは、よいと思います。