ひどい目にあったグラフィックデザイナーさんに質問

質問

グラフィックデザイナーさんで、倒れるまで働かされたとか、待遇が悪すぎるとか、クライアントがひどいとか、そういう話があればお聞かせ下さい。1社しか勤めていないので、業界の厳しい部分を知りたいと思います。グチになっても結構です。

回答No.2

osaji-h · ベストアンサー

制作会社に勤めていた頃、同僚の女性デザイナーが会社で倒れ、救急車で運ばれました。
3日間で合計1時間ほどしか眠っていなかったようです。
もちろん3日間続けて会社に泊まっていました。
労災は申請されていません。

ただその会社には他に、一週間は平気で泊まっていて「いつ帰ってるんだ？」と思うようなデザイナーがいました。
その会社の明かりが消えるのは、年末年始の数日だけです。
土日も祝日もゴールデンウィークも必ず誰か出勤していました。

私はコピーライターですが、そこでの勤務当時、タイムカードを見たら1ヵ月の勤務時間が360時間になっていたことがありました。
30で割って1日12時間、わかりやすいですね。
（これは会社にいた時間だけで、家で仕事していた時間は含まれません）
平均で見ると月の労働時間はだいたい250から300時間（もちろんタイムカードの記録上で）。
こんな生活を2年と少し続けたせいで肝機能障害になり2回・計2ヵ月半入院、その会社を退社して10年以上経ちますが今でも後遺症があります。
私はふだん酒を飲まないので、肝臓を悪くした原因が過労（および不規則な食生活）だったのはわかっています。

その会社では他にも、日曜日に掲載する新聞広告を月曜日、つまり掲載6日前にオリエンされたり、残業代が一切出なかったり（ボーナスもなかったはず）、給料を上げてほしいと言ったら「じゃあ辞めれば？」と笑って返されたり、いろいろひどいことがありました。
それを聞いて3ヵ月後に辞めましたが、他にも辞める人は多く、送別会がほぼ毎月開かれていました。
そこ以上にきついところはまだ経験していません。

最悪だったクライアントは、某社のハウスエージェンシーですね。
親会社がサッカーワールドカップのスポンサーだったのに、あるキャンペーンのオリエンで開口一番「ワールドカップのチケット手に入らない？」（キャンペーンのプレゼントの目玉にしたかったらしいです）。
また撮影の待ち時間に雑談をしていて、「大貫卓也さんのような意図の明快なデザインが好きです」と話したら「もう少し私にもわかる話をしてください」。
デザインの世界の超有名人さえ知ろうとしない、制作者のことなんて何も理解する気がない、こういうのが仕事していていちばん困ると思います。

お礼

ご回答ありがとうございます。大変な会社にいたんですね。むちゃくちゃな経営をして社員が離れていく会社をよく聞きます。いくらデザインが好きでも、体を壊しては何もなりません。デザイナーを道具としか見ていないような経営者の元では、いいデザインは生まれてこないと思います。ありがとうござます。

回答No.5

futa3

デザインプロダクションですとかなり過酷な惨状だと感じます。現に皆様のレスした時間帯朝の5時とか・・・。まだ会社???とても通常の会社では考えられませんね。特に印刷DTPですと直しが永遠に続きますので、エンドレスな状態がよくないのでしょう。私は独立してsohoとなったものの、この4月からは外注さえなくなりつつある状況です。一般企業はほぼ間違いなく、担当者がもう作り上げてしまいます。それを印刷屋さんが修正して印刷なのです。優れたデザインだの、一般の企業はもはやいい訳です。その分安くしてもらえれば。
いままでさんざん泣かされましたよ。たったの3万の支払いなのにちっとも支払ってくれ無くって4ヶ月待ち。経理の方に催促入れてもただ今社長は出ていますと言うし、そのうち経理がいなくなり会社は・・・電話通じず無くなってしまいましたこともありました。さんざんやるだけ作業されられてえーっ?たったの1万???こんなことも。パチンコのB4チラシ片面だけが3000円で作業とか。もう目が点でした。これがsohoの現実です。おそらくこれからも若い方でこの世界に飛び込まれる方多数みえるはずです。30代までならsohoもいいでしょう。それから先は食べて行くにはかなり過酷です。先輩からの意見まで。
制作ですとボーナスはないものとして、覚悟されて就職してください。本当に好きでないとやっていけない世界ですので。

お礼

ご回答ありがとうございます。かなり苦労されているようで、お察し致します。そう言えばみなさん朝にレスされている方がいらっしゃいますね。もう朝、会社で作業している方とか本当に御苦労様です。それにしてもsohoと言うのはあまりシステムが良くわかりませんが、大変そうですね。個人だと不利な事も多いんでしょうか。貴重な御意見ありがとうございます。

回答No.4

cian

デザイナーではないけど、同業だったので。
ボーナス２年いて１度だけ１ヶ月分（でもその間１週間分欠勤した人は出ない）とか、人の入れ替わりが激しいとか、残業が８０時間以上（週休２日で）の月とほとんど２０時あがりで、収入が不規則でだったとか。（定額貯金できない）

終電なくなってタクシーで帰宅は都内在住の人しかお金出さないとか。
（昔は都内の隣の市にいましたので、自腹。）

１ヶ月経ったら、社員の約束で入社したのに、実際は４ヶ月バイト状態だったとか（倒産した後、分かった　残念）
生命保険かけていたので、年末控除戻ってくるはずが、社長のポケットマネーに（戻ってくるはずと聞き返したが、無いといわれていた）
ほとんど、泣き入ってます。。

お礼

ご回答ありがとうございます。それはやばい会社ですね。ちゃんと見きわめて入社しないといけないですね。社長メチャクチャじゃ無いですか。訴えたら勝てそうです。ありがとうございます。

回答No.3

ema-chan

以前勤めていた会社は、毎日夜中2時～朝の5時が通常の帰宅時間でした。
夜11時頃なんかに仕事が終わると、同僚と『わー！今日は帰りが早いね』
などと喜んでました。
それでも朝は必ず9時出勤。帰宅してもご飯→風呂→寝るのみ。
なのに遅刻すると給料引かれました。
お給料は３年経っても初任給のまま。
ボーナス２万円・・それボーナスって言わないでしょ(^^;
でも仕事を覚えてフリーになるため必死で耐えました。

ひどいクライアント１
『ごめん、この前の案ボツったよ』と言われて、
お金ほとんどもらえなかったのに、半年後たまたまその会社に行った時、
そのデザイン案が印刷して山積みになってました…オイオイ。
その会社とはスッパリ縁を切りました。

ひどいクライアント２
ホームページのデザインを４案提出、４案ともさんざん修正し、
その挙げ句ボツられて、結局最初のデザイン案に戻ったものの、
１案分のデザイン料しか払いたくないと言われました。
（交渉で何とか料金は払ってもらえましたが）
半年ほど経ってそのホームページを見たら、
とんでもない修正が加えられ見るも無惨なHPになっていました。
今はクライアントとはそういうものだと悟りの境地？ですが、
当時は本当に虚しかったものです。

お礼

ご回答ありがとうございます。私のいた会社と状況が良く似ていますね。やはりどこもそういうものなのでしょうか。11時で「早い」なんて言うのはもう、公務員とかからすると考えられないんでしょうね。家はちょっと寝る所みたいな感覚。会社にいる時間の方が長いんですもんね。ありがとうございます。

回答No.1

kalimantan

ADです。

>倒れるまで働かされた
3社目の会社で、確かコンペのために、一日18時間労働というのを土日も返上で3週間ぶっ続けたところ、そのプロジェクト終了後2日後に倒れ、そのまま病院に。約2ヶ月入院～自宅療養を経て復帰。
会社は労災を申請してくれました。
実際のところ、自分が罹った病気と仕事との因果関係ははっきりせず、医者曰く「仕事と発症のタイミングがたまたまかち合っただけなのでは」とのことでした。

>クライアントがひどい
この商売を続ける上で、得意先は無茶を要求してくるのが「当然」という認識があるため、自分は特に酷いと感じた経験はありません。
むしろ制作会社にいた頃、代理店のCDから受けた仕打ちの方が余程酷いです。

お礼

ご回答ありがとうございます。一日18時間労働というのを土日も返上で3週間というと300時間以上ですね。泣きたいですね。とても大変な事です。それはやはりデザイナーの宿命なのでしょうか？労災がおりたのは幸いでしたね。クライアントに対する考え方はプロですね。私などはわかっていても腹が立つ事があります。CDから受けた仕打ちというのが気になりますが。上に立つ人がめちゃくちゃだと振り回されて大変と言う事もありますもんね。ありがとうございます。