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XPSの精度について
128yenの回答
- 128yen
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こんにちは。 以前、gods-twilightさんに助けていただいた者です(笑) よほどピーク強度の弱い試料でない限り、普通の状態では こういうことはありえません。金属試料というのは単体でしょうか? それともある物質に数%含まれている金属とかを測定しているのでしょうか? 文章からするとはっきりしたピーク強度の試料をはかっていると思いますが。 測定しているうちに試料に気体分子が吸着してIMFPが変化するとありますが、 そうであるとするならば真空度が変化すると思います。 測定中の真空度はどうなっているでしょうか? もしかすると真空度が悪い状態で測定しているせいかもしれません。 もし測定中に真空度が変動していれば、装置内部でガスが発生している 可能性も考えられます。たとえば金属試料の固定方法ですが、 銀ペーストなどガスの出やすい方法ですと変動するかもしれません。 (私の経験ではそういうことはありませんでしたが) X線源の配線というのは何ですか?もしかしてフィラメントの配線ですか? おそらく外部の配線だと思いますが。 あと考えられるのは、X線フィラメントのデガスはちゃんとやっているでしょうか? デガスをしていないとフィラメントから少しずつガスが出ますので。 あと測定前にエージングはやっているでしょうか?X線は安定するまでに時間が かかります。安定するまで1時間ぐらい(それ以上)X線を出してあげてから 測定をしてみてください。 私の考えれる原因はこれぐらいでしょうか?(どういう装置を使っているのか わかればもうちょっと手助けできるかもしれませんが)
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