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ラッセルのパラドックスでのx ∈/ xはどういう意味?

宜しくお願い致します。 ラッセルのパラドックスというのを知りました。 『条件C(x)を満たすxの集合,{x|C(x)}はC(x)の対して一意的に定まる。 この集合をYと書く事にすれば任意のxに対してx∈Y⇔C(x)が成立つ。 今、C(x)として x∈/x を採れば集合{x|x∈/x}とする時、…』 と記載されているのですが 「x∈/x」の意味が分かりません。 "∈"の記号は片方が元で片方が集合でないといけないと思うのです。 「x∈/x」は双方とも元なのでこの記号は無意味に思えるのです。 「x∈/x」はもしてして「x∈/{x}」の意味なのでしょうか???

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  • take008
  • ベストアンサー率46% (58/126)
回答No.2

> それで自分自身を含まない集合の集合をXとすると > X∈XならX∈/Xでなければならないし、 > X∈/XならX∈Xでなければならないという矛盾がはっせいしますね。 矛盾するということは,何かがいけないわけですが, 「集合の全体Uが集合である」と仮定したのがいけないのです。 もっと追求すると,x∈x となるxは集合として認められないということになります。 このことは,次のように説明できます。  「xはどんな集合か?」と訊かれたら,「...のような要素を集めたもの」と答えますが,その中にx自身があると,「そのxはどんな集合か?」となり,循環論法に陥ってしまい,xをきちんと定義できないからです。

AkiTamura
質問者

お礼

詳細なご説明有り難うございます。 おかげさまで納得です。

その他の回答 (1)

  • take008
  • ベストアンサー率46% (58/126)
回答No.1

たとえば,集合Aのべき集合P(A)はAの部分集合を要素にもつ集合です。 A∪P(A)∪P(P(A))∪… の要素はいろいろな集合ですね。 集合全体Uが「集合である」とすると U∈U であり,Φ∈/Φ なので, V={x|x∈x} と W={x|x∈/x} の2種類に分類される。 …… と続いていきます。

AkiTamura
質問者

お礼

> たとえば,集合Aのべき集合P(A)はAの部分集合を要素にもつ集合です。 > A∪P(A)∪P(P(A))∪… > の要素はいろいろな集合ですね。 > 集合全体Uが「集合である」とすると U∈U であり,Φ∈/Φ なので, > V={x|x∈x} と W={x|x∈/x} の2種類に分類される。 集合全体の集合は、、、なるほど、自分自身も含みますよね。 それで自分自身を含まない集合の集合をXとすると X∈XならX∈/Xでなければならないし、 X∈/XならX∈Xでなければならないという矛盾がはっせいしますね。 どうもありがとうございました。おかげさまで納得できました。

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