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商集合の問題です

X1、X2を実数全体の集合とし、XをX1とX2の積集合とする。Xの任意の元x=〈x1,x2〉、y=〈y1,y2〉についてx~yをx1=y1と定めるとき、次の問いに答えよ。 (1)関係~はX上の同値関係であることを示せ。 (2)~による同値類C(〈0,0〉)はXの中のどのような部分集合となるか。 (3)商集合X/~はどのような集合とみなされるか。 *定義 関係~を集合X上の同値関係とする。Xの任意の元aに対して、aと~関係のあるXの元全体の集合をC(a)とするとき、すなわち C(a)={x∈X:x~a} とおくとき、C(a)をaを含む同値類という。 集合Xとその上の同値関係~について同値類をそれぞれ1つの元とみなす集合をXの~による商集合といい、X/~で表す。 すなわち、X/~={C(a):a∈X} とする。 ヒントだけでもお願いします。

みんなの回答

noname#221368
noname#221368
回答No.3

 自分も、#2さんの応答を見て、#1さんの趣旨がわかりました。自分も結論としては、#2さんに賛成です。  で、ヒントという事なので、イメージを書きます。  「X1、X2を実数全体の集合とし、XをX1とX2の積集合」とするので、実数全体の集合であるX1やX2は、Rと書きます。XはX1とX2(RとR)の積集合なので、R^2と書きます。OKですよね?(^^;)。  という訳で問題の舞台は、「2次元の座標平面」です。 >(1)関係~はX上の同値関係であることを示せ。  「Xの任意の元x=〈x1,x2〉、y=〈y1,y2〉についてx~yをx1=y1と定める」のだから、R^2(=X)の任意の2点x,y(任意の元x,y)について、その第一成分が等しい時に、x~yと定める、という事なので、注目すべきところは「x1=y1」だけです。  等号は同値関係である、という話は聞いた事があると思います。同値関係である等号関係から、関係~は定義されているので、証明のサンプル点として、x=〈x1,x2〉、y=〈y1,y2〉,z=〈z1,z2〉でも使って、~が同値関係である事を示して下さい。教科書か、講義のノートに従って。 >(2)~による同値類C(〈0,0〉)はXの中のどのような部分集合となるか。  同値類C(〈0,0〉)は、R^2(=X)の中のどんな図形になるか?です。同値類とは「*定義」にあるように、同値関係~を満たすXの元を(R^2の点を)集めた、「Xの(R^2の)」中の部分集合の事です。  (1)よりこれは、第一成分が(x座標が)一致する点を集めて作った、R^2の部分集合と思えませんか?。思えるなら、答えは明らかと思います。 >(3)商集合X/~はどのような集合とみなされるか。  この部分については、「なんだこれ?」っていう違和感が、最初はあるかも知れません。ポイントは、「Xの(R^2の)部分集合である」C(a)は、沢山の要素を持つけれど、a∈C(a)でb∈C(a)なら、C(a)=C(b)という点です。  つまり同値類Cは、内部の元によらず、同値関係~だけで「1個のものとみなせる」という観点です。それを保証するのが、「a∈C(a)でb∈C(a)なら、C(a)=C(b)」の証明です。この証明はじつは、同値関係の定義から明らかです。教科書か、講義のノートに従って示し、納得して下さい。  商集合X/~とは、「同値類Cが、同値関係~だけで1個のものとみなせる」ので、それらCを集めた集合って可能だよな?、って話です。商集合は、集合の集合になります。  商集合は何のために?、って言われるとちょっと困りますが、ここでは「数学において、なくてはならぬ程に役に立つから」、とだけ答えておきます(^^;)。あなたが数学科なら、特にそうです。

  • boiseweb
  • ベストアンサー率52% (57/109)
回答No.2

#1の回答内容は,私は言わんとすることを理解できますが,質問者に対して助けにならないばかりか,かえって質問者を不必要に混乱させる可能性があるという意味で,感心しません. 「積集合」という語を「集合共通部分 intersection」の意味に用いる用語法の普及の度合いは,私の理解では「情報科学・離散数学方面での方言」程度のもので,数学において広く共有された用語法とはとてもいえません.純粋数学では「集合共通部分」を「積集合」と言い表すのはむしろ少数派です. 一方,「積集合」という語を「直積 cartesian product」の意味に用いるのは,一般的とはいえませんが,不適切とまではいえません.英語では文脈によって単に product と言って cartesian product を意味するのは自然なことで,そこでの product を日本語で「積集合」と言い換えることに不自然さはなく,それを拒絶するのは不当です. 「積集合」という語の解釈が「集合共通部分」以外にあり得ないという考えはあまりにも狭量な偏見で,その考えを自分以外の人に押しつけるのは乱暴です. しかも,今回の質問の文面からは「積集合」が「直積」と解釈されるべきことは明白で,それをわかっていながらあえて「積集合とは集合共通部分でそれ以外の解釈はあり得ない」という偏狭な解釈で回答するという態度は,質問者に対する意地悪でしかなく,いただけません. 質問の文面は確かに「宿題丸投げ」のように思えて,その態度をたしなめたくなる気持ちは理解できますが,用語法の揚げ足取り(というより「曲解」)で質問者を揶揄するのは,批判の手段として不適切でしょう. -------- 質問に対する私の回答は次のとおりとします. (a) #1の回答内容は無視してください. (b) 質問内容は教科書レベルの初歩的な演習問題なので,まずは「直積」「同値関係」「同値類」「商集合」について自分で確かなイメージを持てるように,教科書(授業?)の内容を自分自身で咀嚼すべきです.それをすることなしには,誰かからヒントが与えられても,全く役立たないでしょう.

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.1

実数全体の集合 X1, X2 に対して X を「X1とX2の積集合」としたら, X も実数全体の集合になる. したがって X の元は実数であるが, それを 〈x1,x2〉 のような形に表す方法が定義されていない. 結論: 問題そのものがおかしい.

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