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錫の毒性についての図書、法令
下記の本に錫の毒性について書いてある…ということを見いだしましたが、高価でしかも長く使う予定ではないので、どなたかお持ちの方がおられましたら、無機錫の毒性の項目→II.産業化学物質 1 金属類 1.12.3毒性の項目を読んで教えてくださいませんでしょうか。 毒性試験講座〈18〉/産業化学物質、環境化学物質 ISBN:4805203382 322p 26cm(B5) 地人書館 (1991-12-25出版) 和田 攻【編】 [B5 判] NDC分類:491.59 販売価:\9,990(税込) (本体価:\9,515) また、無機錫に係る他の法令などにつきましても、ご存知でしたらお教え下さい。 m(_ _)m
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私も的確なご回答をいつも参考にさせていただいております。 さて、錫の件ですが既にご存知かもしれませんが、 http://www.n-kenkyu.or.jp/BSyouhin.htm のサイトを見つけました。 錫は他の重金属と違い腸管からの吸収はほとんど無く、そのまま排泄されることがほとんどであるため、国際食品規格委員会で食品中の錫は250ppm、国内ではジュース等に関しては150ppmと言う規格が存在するとの事です。 それに対して缶詰からの錫の溶出は10~30ppm程度と問題にならない程度と考えられているようです。 しかし、ここで問題なのは、錫中に不純物として含まれる鉛の存在ではないかと考えます。 電子部品のメッキに使用される陽極は錫の純度が99.9%から99.99%です。そのうち不純物のおよそ半分は鉛です。 不純物の濃度は50ppm~500ppm。 この濃度をどのように考えますでしょうか? さらにメッキの場合(鉄板に錫メッキでブリキだったと思います、昔の缶詰はこれでしたよね)、析出効率が錫と比較しますと鉛のほうがよいので、メッキ条件にもよりますがそれ以上の鉛が錫メッキ皮膜の存在する場合があります。→電子部品でこの程度ですから、装飾メッキやブリキとなると・・・です。 錫自体の問題は無くても(少なくても)不純物の鉛に問題ありと私は考えます。また、錫の産地として、日本に入ってくるものはマレーシア産と中国産の2系統が主ですが、マレーシア産の錫の方が純度は低く鉛の含有率も高いようです。 余談になりました。
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- Bubuca
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こんにちは 中古書店で探す、と思ったのですが神田の明倫館にも在庫がないようです。 大きな図書館や大学の図書館にはあるようです。ついでがありましたら 立ち寄られてもよいかと思います。 珍しい方が質問をしてると思ったら、錫製のタンブラーに関連してるのですね。 必要な専門書で1万円くらいならば高くはないと思ったのですが、 このようなことでしたら購入するほどではありませんね。 いつもdoc_sundayさんの回答を楽しみにしていますので、 こういう接点を持つのもありかと思って、無理矢理回答してみました (^_^; 失礼いたします。
お礼
>回答をすることで自分自身が鍛えられるようにも思いますし、今までの経験が誰かの役に立つかもしれないと思うことが励みになっています。 いやホント、回答するって大変、一応それで喰ってる「専門家」の「意地」があったりして(爆) いまは「化学」には良い回答者が居て、あまり無理な回答を捜さなくて良いのは、寂しいが有り難いです。 一時期無理に答えて「仕事に響いちゃって」(汗 変なコミュニューションしちゃって済みません、皆様。 m(_ _)m (削除かな、汗)
- XZ400
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ご質問内容からは離れてしまいますが、錫の毒性の簡単なデータであれば錫のMSDSでもある程度わかりますよ。(既にご存知でしたらすいませんでした) 各試薬メーカーさんがMSDSをネット上で公開していると思いましたのでご参考までに。
お礼
有難うございます。 それが一番最初ですよね。 ただ、図書検索で現在発売中の本があると、どうしても読みたくなります。 金属錫には直接の毒性がないことは分るのですが、どんなかたちで溶け出したり、水道に錫管を使用したら慢性毒性がでるのか…。 って、鉛管を使い続けてきて分けですが…鉛には表面に不働態が出来るとかで…今一納得のいく答えが見つかりません。 ご指摘、有難うございます。
お礼
細かい処まで有難うございます。 >マレーシア産の錫の方が純度は低く鉛の含有率も高いようです。 うむ、だからマレーシア土産のタンブラーには非食品用と書いてあったのですね。 納得のいくお答え有難うございます。 本当に便利なサイトですね、質問側になることは少ないので、良い経験をさせていただきました。 失礼かもしれませんが、連休中は質問を開けておきたいと思います。「化学」の分野と違い質問の数が少ないせいで、見て回られる回数も人数も少ない気がしますので。 再度お礼を申し上げます。