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小泉自公連立与党選挙敗北の要因
千葉7区の小泉自民党と小沢民主党の総力戦で、ほぼ互角とは言え、民主党候補が当選しました。オールスター選挙となった千葉だけでなく、昨日は沖縄県沖縄市長選、山口県岩国市長選などでも与党が敗北しています。そこで質問いたします。 1)永田メール問題でほぼ楽勝と観測されていた千葉7区で、なぜ連立与党は敗北したのか? 2)千葉7区、沖縄県沖縄市長選、山口県岩国市長選における連立与党連続敗北には、何らかの共通性があるのか? 以上の2項目に対して闊達なご回答をお願い申し上げます。
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僕は、無党派層の票が動いた。という前提で民主党の勝利を理解しています。 無党派層の投票の基準は、「より改革を進めて欲しい」という事に尽きると思います。 前の衆議院選では、やはり岡田民主が改革に対して後ろ向きに見えたことが敗因だと考えています。 小沢党首は、もともと改革派であり、現小泉内閣の改革も、小沢私案をベースにしていることは、国民は良く知っていると思います。ただ、国民は非常に良く分かっていて、小沢党首が今の自民党よりも改革を進められる、要素は持っているが、具体性に乏しく、小沢党首が本当に民主党をまとめられるかも、不透明なところもあり、まずは千葉補選で勝たして、その後の民主の動きに期待しようということだと思います。 2)に関しては良く分かりません。
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- kirara18
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1)「官僚出身」が嫌われたのではないでしょうか。今、役人に対する嫌悪は想像以上です。 2)は分かりません。
お礼
候補者が見えない選挙だと評価されていましたけど、地元出身と落下傘候補の差も左右したのかなと感じます。ご回答ありがとうございました。
- amino112
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1)投票率が伸び悩んだと言うのが最大の要因と考えます。 小泉内閣の支持層は、無党派層です。 彼らが投票に行かなければ、相対的に組織票の得票率は上がります。 選挙に強いと言われる民主党の小沢代表は、郵政民営化と言う分かりやすい争点があった前回に比べれば、「投票率は伸び悩む」と踏んだのでしょう。 無党派層を無視とまでは行かないまでも(自転車行脚などのパフォーマンスをしたりしてましたからね)軽視し、組織の引締めを重視する戦略でした。 そして、実際に投票率は前回の総選挙に比べ、15%も下回り、組織票を確実にモノにした太田氏が当選したわけです。 次点の斎藤氏との票差はわずか955であったことを考えると、投票率がもう少し上がれば、自民逆転の可能性は高かったと見ます。 2)千葉7区と沖縄・岩国に共通性はないと見ますが、沖縄と岩国には、いずれも争点に「在日米軍再編問題」が絡んでくると言う点で共通性はあるでしょう。 沖縄でも岩国でも、地元住民はこの問題を批判的に捉えており、批判的な態度を鮮明にしていた野党候補(与党はこの問題に積極的なのだから、候補が批判的な態度をとりようがありません)が当選したと言うことでしょう。
お礼
>投票率が伸び悩んだと言うのが最大の要因と考えます。 補選は概して投票率が低いのですが、今回は49%で比較的高かったのだそうです。補選で50%近くなることは珍しいらしいです。 >小泉内閣の支持層は、無党派層です。 テレビで出口調査を見たのですが、今回はかなり無党派層が大田支持に回って自民と民主で票田が割れたのだそうです。 >組織票を確実にモノにした太田氏が当選したわけです。 太田氏は民主支持層ばかりでなく、自民支持層の一部にまで食い込んだと言われています。一方自民最大の組織票である創価学会票は、ほぼ99%斉藤氏に流れたようです。 >投票率がもう少し上がれば、自民逆転の可能性は高かったと見ます。 そうですね。武部氏自身はあともう一日あったら勝てたと発言しています。ご回答ありがとうございます。
- Massy57
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1.去年の小泉劇場に対する単なるゆりもどし(反省) 永田事件がなければ大差で民社党だったでしょう 小澤効果がどれだけ永田トラブルによる失地回復したかは、現時点では不詳 2.共通性がないとは言わないが、後者は自分の生活を侵す米軍基地の増強という選択を当該住民が許容できなかったから(何故自分たちだけがということに対する説明が出来ないから) 多分、現時点で、地方公共団体(少なくとも市レベルで)の首長選挙で、自分の地域に米軍基地を持ってくることを推進する候補が当選するような地域は皆無だとおもいます。 県となると、国政とおなじく、被害を被る人よりも、被害を一切受けずに恩恵だけうける人が多くなるため、違った結果がでる可能性がも否定は出来ませんが(沖縄県知事選挙が見物ですね)。
お礼
沖縄と言えば額賀防衛長官が値切って帰ってきましたが、小沢民主党の攻撃にどのような説明責任を果たすのかも見物ですね(笑)。ご回答ありがとうございました。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060424-00000002-yom-pol
- oshiete-q
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あくまでも私的見解ということです。 1.与党の幼稚さが目立ったため。今までは最大野党勢力も若く、与党の幼稚さが目立たなかった。しかし今回最大野党の党首が変わり、「大人の選挙運動」を展開していた。しかし依然として与党側は「雰囲気作り」を大切にした運動を展開していた。「最初はグー…」なんて幼稚なものにもはや有権者は流されない。各政党の男女別年代別得票率のデータがそれを物語っているように思う。 2.例え補欠選挙であっても、国政選挙と地方自治体の首長選挙を同列に並べることはできない。今回の補選に「米軍基地反対」として投票行動を取った有権者がどれだけいただろうか。
お礼
ご回答ありがとうございました。確かに「最初はグー…」は勘弁願いたいですね。野球拳じゃあるまいし(笑)。
お礼
ご回答ありがとうございました。確かに出口調査などを踏まえると無党派層の票が民主党に動いたようです。