• ベストアンサー

微分方程式の解

starfloraの回答

  • ベストアンサー
  • starflora
  • ベストアンサー率61% (647/1050)
回答No.1

    微分方程式一般の理論まではとても分かりませんので、こういう風に考えているということを述べます。     まず、微分方程式に対する特解(特異解とは特解だと考えます)を求める方法は、微分方程式ごとで、一種の技法があると思います。万能の解法というのは、ないのではないかとも思いますが、一般論であるのかも知れません。     物理数学では、特定の微分方程式に対し、特解を解く技術があるように思います。この技法で得られた特解の「条件」とは、無論、微分方程式を満たす、つまり解であるということです。また、微分方程式の解は、一般に、ヴェクトル的イメージでは、独立した、別解の線形結合もまた解で、独立特解が幾らぐらいあるのかは、特解の形と、方程式の形で、概ね見当が付くものだと思います。またそれも、解法の技法に含まれていると思われます。(一般理論は知りませんので、原始的な話ですが)。     独立した特解の線形結合が、「一般解」になります。一般解のなかに、すでに特解も含まれていて、「特解+一般解」は、一般解に他ありません。だから、一般解と特解を足したものが解、というより、すでに一般解が出ているなら、解は、もう出ているのです(特解同士を足すのは、線形結合を造って、一般解を求めていることになります。微分方程式はその形から、特解の線形結合も解となるのです)。     なお、問題によっては、いきなり指数関数になるのは、多分、一般理論で解き方の手順があるのでしょうが、特定の方程式を解く場合、解がすでに分かっているものは、数学的厳密さを無視して、大まかな話から解を導くので、そういう印象が出るのだと思います。     微分方程式の一般理論を学びたいのでしたら、それに相応しい分野というか、常微分方程式論ですが、を学ぶという手順の後で、問題はよりよく見えて来るのではないでしょうか。     多分、物理数学での微分方程式の解き方が、何か恣意的な感じがするので、このような疑問になると思うのですが、それは、演習などで解く問題が、答えが十分吟味され分かっている問題であるので、かなりに途中経過を略しているからでしょうし、また、方程式の形から、この解は、これになるという予測の立つものがあり、それを入れてみて解くと、特解が出て、特解と方程式の形から、その特解と直交する、つまり、一次独立な別の特解も分かり、これらで、線形結合を造り一般解を出すのです。     こういうことで、納得行きませんでしょうか?     微分方程式の解法の一般理論や、また一般解がこれで十分な一般解かという充足条件などの証明議論は、やはり、数学の純粋理論で出てくるもので、そのあたりを学ばないと分からないのではないかということです。  

touch_me_8
質問者

お礼

ご解答ありがとうございます。 やはり、純粋に数学を学ばなければそこまでたどり着かないということですか。 工学のついでにと言うのは無理なのですね。

関連するQ&A

  • 微分方程式

    (1)次の微分方程式の一般解と特異解を求めなさい。 y'=y^(2/3) (2)次の微分方程式の一般解を求めなさい。 y'=(x-y)/(x+y) (2)についてなんですが右辺をxで割って同時形にしてすれば求まります。 しかし右辺をy/x^2で割ってもy'=f(y/x)の形になるのですが この方法でも解はもとまるのでしょうか?? ちなみに試したのですが、積分の部分でつまずいてしまいました。 どなたか導き方お願いしますm(__)m

  • 偏微分方程式の一般解などについて

    偏微分方程式の一般解などについて 二点質問があります。 1. 「n階偏微分方程式の一般解はn個の任意関数を含む」とテキストにあったのですが、なぜそう言えるのでしょうか? n階常微分方程式の場合は、n回積分してやればn個の任意定数が出てくる、というように理解できるのですが、偏微分方程式の場合はどう考えたらよいのかよく分かりません。とくに、なぜ任意「定数」ではなく、任意「関数」なのでしょうか? 2. 1に関連しますが、偏微分方程式の一般解であるための必要十分条件みたいなものはあるのでしょうか?たとえば、n階常微分方程式ならn個の線形独立な基本解の線形結合が一般解となると思うのですが、偏微分方程式の場合はどうなんでしょうか? どうぞよろしくお願い致します。

  • 常微分方程式の解の図示

    常微分方程式の一般解・特異解の図示の仕方がわからず困っています。 問題は下記のようなものです。 1.次の微分方程式について小問に答えよ。   y = ky (1)一般解を求めよ。 → y = Ae^(kx) (Aは任意定数) (2)k > 0の時、一般解を図示せよ(3つ以上図示せよ)。 (3)k < 0の時、一般解を図示せよ(3つ以上図示せよ)。 2.次の微分方程式について小問に答えよ。   y = y'x + (1/2)*(y')^2 (1)一般解を求めよ。 → y = Cx + (1/2)C^2 (Cは任意定数) (2)特異解を求めよ。 → y = -(1/2)x^2 (3)一般解と特異解を図示せよ(一般解は3つ以上図示せよ)。 1.(1)と2.(1)(2)については、上記の通り一応解答できるのですが、図示の問題がわかりません。 ご教授よろしくお願いします。

  • 常微分方程式の特殊解の求め方

    変数分離形の常微分方程式のうち、境界条件を代入した一般解から特殊解への算定方法がわかりません。次の数値例に基づき解き方のご教示をお願いいたします。 微分方程式:  y´+2y=0(境界条件:y(0)=3) その一般解:    3=e^(‐2x+c) 一般解に境界条件を代入:3=e^c 特殊解:      y=3e^-2x 

  • 常微分方程式についての質問です。

    常微分方程式についての質問です。 y=xy’+(1/y’)の一般解及び特異解が存在すればそれを求めよ。という問題の解き方がわからず、困っています。どなたか解ける方、解き方を教えてください。よろしくお願いします。

  • 微分方程式

    微分方程式 dy/dx-2xy=2xy~2 について。 (1)z=1/yとするとき、z=z(x)が満たす微分方程式を求めよ (2)(1)で求めたzに対する微分方程式の一般解を求めよ (3)yの一般解および特殊解を求めよ という問題があります。 これは教科書にあるような、微分方程式の公式を用いて解くのでしょうか よく分からないので詳しく教えてください。

  • 微分方程式の解き方が分からず、困っています。

     現在、試験に向けて微分方程式の勉強をしているのですが、下記の問題の解き方が分かりません。  教科書を参考に(1)は変数分離系、(2)は同次形、(3)は線形で解こうとしましたが、どの問題も積分するところで複雑な式になってしまい、解けれません。  分かる問題だけでも良いのでアドバイス、解き方を教えてください。よろしくお願いします。     (1)次の微分方程式の一般解を求めよ dy/dx=y^2+1 (2)次の微分方程式の一般解を求めよ y'=(y/x)(log(y/x)+1) (3)次の微分方程式の解でt=0のときx=1の条件を満たすものを求めよ x'cost+xsint=1

  • 微分方程式の答案の書き方

    「微分方程式を解け」というのは「一般解を求めよ」という意味だと思いますが、その他に特に指示がないときの話です。 例えば解く課程で(除算するために)「y^2-1≠0」としたときに、 y=1が特殊解で、y=-1が特異解だった場合、どのように扱えばいいのでしょうか (ア)どちらについても触れない(論外?) (イ)y=1が特殊解であることについてのみ触れる (ウ)両方について触れる 一般解についてy=1を除外したままではいけないので、(イ)がいいかな、とは思うのですが、その場合、任意定数をどう置けば除外した特殊解が得られるかも書いた方がいいのでしょうか。 また、クレローの微分方程式では特異解についても触れた方がいいのかな…でも一般解ではないし…などと悩んでいます。 なるべく書き方を統一したいので、ご意見を頂きたいです。 よろしくお願いします。

  • 微分方程式の一般解について

    微分方程式の一般解についてなんですが、特性解が重解や2つあるときはわかるのですが特性解が1つのときの一般解の求め方がわかりません。 今、yの二階微分をA、一階微分をBとします。 例えば4D-12B+9y=0という微分方程式があったとして、これの特性解は3/2です。 どうやって求めたらいいのでしょう?

  • 微分方程式の特殊解

    申し訳ありませんが、教えてください。 (d^2y/dx^2)-(dy/dx)=e^x/(1+e^x) という2階の微分方程式で同次方程式の一般解は、 y=A+Be^x (A,Bは定数) となりますが、特殊解の求め方が分かりません。 お分かりになる方、教えてください。 よろしくお願いします。