学歴至上主義でいいのか・・・

質問

うちの親は二浪で早稲田政経で、私は現役で早稲田社学ですが、
父に社学を馬鹿にされ、一浪で東大にいきました。
現在、３年生で、法科大学院への進学を目指しています。

父は学歴について非常にうざいです。
あの人は何々大学に入ったとか、あの人は新潟高校（わたしの地元でNO１の高校）出身だとか、
あの議員はどこ卒か？とか、
本当に学歴について敏感です。

今まで私は一貫して学歴不要派を馬鹿にしてきました。
しかし父の異常な学歴至上主義に反発心を覚えるようになりました。
弟がいるのですが、父の以上のような態度の影響のせいで、
不登校になり、おかしなプライドだけが残り、苦しんでいるようです。

それに対して、家族の反応はといいますと、祖母は父とまったく同じ考え。
母はどちらかといえば擁護派ですが、怠け者とみなしています。

わたしとしては、弟がこうなってしまった原因は家庭環境のせいだと考えています。
すべては学歴を人間のステイタスの一部と考えずに、ほとんど全てとみなしてしまっていることに原因があるはずなのです。
絶対そうであると、確信しています。しかし・・・、それが理論かできないのです。
つまり、学歴を批判する立場に立とうとしてもなかなか批判ができない。

わたしは一昨日からそれについて理論化する作業をして、ずっと寝ていません。
どうすればいいのかわかりません。
父は学歴必要派ですが、論理、あるいは、屁理屈なのかもしれませんが、
論が通らないとわかれば、考えを変える者です。
ですから、みなさんから、学歴を批判する根拠などの材料をいただきたいのです。

また、それ以外にも考える材料として、学歴が重要であるという考えについても述べれる方は述べていただきたい。
さらには、弟のことについても助言がいただけたらうれしいです。

回答No.17

pekzom

へ理屈かもしれないですが、学歴から分かる学力とは
大学に入るまでと大学を卒業するまでのことで、
長い人生からするとほんの何年かのものだと思うんです。

例えば高学歴の人が卒業後10年やる気を出さずにさぼってしまっていたとしたら、学歴がなくてもコツコツ仕事をしたり勉強していた人の方が知識量も問題解決能力もあったりするかもしれません。
学歴というのは幅が広いし、それだけでは人はわからないと思います。

しかし学習する姿勢は多くの実りをもたらすのではないかと思います。
だからといって優秀ならいいともいえないと思いますが、
学歴があってもなくても人に気を遣えるとか、
困っている人を助けるとかの気持ち良さも共同生活には必要なんだと思います。
回答になっていなくてすみません。

回答No.16

KKK1235

学歴神話はとっくに崩壊しています。
というかお父さんの学歴は他人に自慢できるとは思えませんが。
学歴エリートは最低でも東大出身でしょう。

高学歴ノーリターンという本を読みましたか？
お父様にもプレゼントしてあげてください。
お父様と同じくらいの筆者ですから納得するでしょう。
子供に何を言われたって納得しないのが親です。

回答No.15

katsumi_tochan

こんばんは。ANo.11です。

＞「学歴，学歴」と言っていると，恥ずかしいです。

昨日新入社員が職場に挨拶に来ました。（今日からは集合教育に入りますので不在になりますが。）昨今は個人情報の問題もあり学歴は問いませんが、技術系会社では「博士」「修士」「学士」などの称号に初任給順位がつけられます。ただそれだけです。仕事柄「Ph.D」の付く方々とお話ししますが、別にどおってことないです。ただし、技術系では「おや？この人は」とオーラを感じる人が居ますので、そういった方々は尊敬します。

＞さらには、弟のことについても助言がいただけたらうれしいです。

私には弟が居なく、息子が弟代わりではないかと感じています。兄弟が居るってことは幸せです。話は短いけれど伝わる何かがありますから、なにげに声をかけてみて下さい。とても些細なことで心和らぐものです。

父親の存在は、自分が初めて親になって感じることが多いです。子供たちを押さえ付けるような育て方（というか保護の仕方）は理解に苦しみますし、私自身はこのような人を外見で判断するような言動しようとは思いません。次の世代に負の精神を送らないよう、気付かれた方々から少しずつ何かしらの行動されることが社会人ではないかと感じる今日この頃です。

回答No.14

noname#17196

そもそも親と言えど別の人格である以上、どんなに巧みな言葉でもって論破しようと試みたところで、心根を変えられるとは思えません。残念ですが。

かつて日本は学歴で人生が大きく変わる時代がありました。
時代を共に生きているように見えたとしても、人間はそれぞれの別の時代を生きています。
戦争を経験した母はこれだけ物が満たされていても、こぼれた米一粒残さず探し拾い集め米びつに戻します。
日持ちのしない残った惣菜を「もったいない」と無理をしてでも食べきります。自身の健康を考えるより、無駄にしない考えを優先させてしまうようです。

時代は変わっても、人の心までその速さに即して変わるわけではありません。

ご存知の通り、かつての日本には韓国の方に対する差別がありました。
私には韓国人のとても信頼できる友人がいます。差別意識が異常に強い母を何度か友人宅に連れて行き交流を交わしました。結果母は変わりました。
『人の心を変えるのは言葉ではない』ということを思い知らされました。

子供としては本当に嫌な親の一面を見せ付けられる様でお辛いでしょうが、「そういう考え方もあるのだな」という程度に受け止め、あなたと弟さんはご自身が正しいと思う道を行かれることです。
そしてあなた自身が学歴を度外視し、人間的に素晴らしい人たちの中で幸せに生きることです。

回答No.13

tadasi1

今，学歴を言っている人は，少ないです。

以前から，ソニーは，新人を採用するとき，「学歴は書かない。そして，面接などで採用する」と聞きました。学歴を書かずに採用する企業は，多くなりつつあります。

今頃，学歴を言っているのでは，かなり遅れています。力が大切なのです。私学は，生き残りをかけて，学生を教えています。学生もしっかりしています。

学歴があって，大企業に就職しても，リストラにあわないために，夜遅くまで働きます。
お金の為です。
果たして，能力以上に，よい大学，よい企業に入り，ついていけるのでしょうか？？？？？つまり，幸せでしょうか？？？？

その人には，その人の人生があります。
自分の能力を見るのに，大学受験があると考えたらどうでしょうか。大学に受かる力があるので，「こんな仕事ができる。その人も負担なく仕事をやりこなせる」と考えるのです。それでも，幸せかどうかは，人それぞれです。

「医者になって，かせげる」と思った人がいました。医者になりました。しかし，医者は以外に儲かりませんでした。つぶれました。果たして幸せですか。

学歴を最終目標にしているので，「学歴，学歴」というのです。
わたくしは，『頭のよい人，悪い人の話し方』（以前に読んだので題名があやふやです）の本を読みました。「なるほど」と思いました。
「学歴，学歴」と言っていると，恥ずかしいです。

回答No.12

Ama430

非常に難しい問題ですので、簡単にお父さんを論破できるとは考えられませんが、多少なりとも参考になれば幸いです。

東大を頂点とする学歴社会のスタートをどうとらえるかは諸説ありますが、とりあえず明治維新説でお話ししたいと思います。

鎖国によって国力が欧米に比べて数段劣っていることに気付いた日本のリーダーたちは、「富国強兵」「殖産興業」のスローガンを打ち立てます。
そのためには、極度に中央集権的なシステムが必要である、だから、江戸時代は単なる飾り物であった天皇を「幕府」という支配力の失われたシンボルのかわりに「日本の顔」として採用することにしました。

神武天皇の即位が新暦の２／１１というのも明治になって「逆算」して決められたものです。天皇に主権があるとする「立憲君主」という制度がスタートしました。
近代化のためには、教育が必要です。それも、少数のリーダーに対するエリート教育と、大多数の国民に対する「臣民教育」(従順にリーダーの言うことをきく)が同時に必要でした。

「帝国大学」に代表されるエリート教育と、歴代天皇の名前を全部暗記しないと棒で殴られるという臣民教育が戦前の２本の柱でした。
「家父長制」といい、家族では父親が一番偉く、女性は「老いては子(息子)に従え」と言われて、常に男性の言うなりになるのが普通でした。

戦後、一定の民主化が行われ、「臣民教育」は否定されました。
しかし、経済発展のためには、今度は、天皇に替わって、会社に忠実な国民を育成したいという財界からの圧力がありました。

欧米のように、労働者の権利を主張して団結されたのでは、会社はなかなかもうかりません。
学校教育では、「何のために学ぶのか」「何のために生きるのか」というような哲学的なことは考えさせずに、「いかに効率よくテストに答えられるか」という勉強に集中させたらいい、という方針があったと思います。

もうひとつの側面は、教育に税金をなるべく使わずに、優秀な企業戦士を育てる、というテーマです。
欧米では、ずっと前から義務教育の１クラス定員は20人台です。日本のように50人とか45人という国はありませんでした。
しかし、日本では、福祉・教育に国の予算を使わずに、ゼネコンに大型公共事業を発注してもうけさせることが優先され続けてきました。

そういう中で、学歴社会が定着してきたという部分は否定できないと思います。

ひとつ付け加えるなら、受験学力は、公務員のように、決まった仕事をミスなく進める力をつけるのには役立ちますが、研究者やイベント運営型の仕事にはあまり力にならないのです。
本来多様である人間の中身を「テストの点数」という１本のものさしだけで表現できるはずがありません。

高学歴で、日本を動かすような立場の人たちのうち、何人が自分の利益を優先させて多くの人たちに苦しい思いをさせたことでしょう。
学校教育自体の舵取りもしばしば間違ってきたと思います。薬害エイズの問題も、東大出のカリスマ教授がお金儲けを命より優先させた結果でした。

公務員希望の人たちが学歴を重視するのは当然です。
しかし、それをすべての人間に適用しようとするのは、円柱を横から見て「長方形だ」と騒ぐ行為に似ているように思うのです。

回答No.11

katsumi_tochan

おはようございます。

＞少しずつですが、自分の中で考えが形成されてきました。

素晴らしいです。そのコメントがl--a--wさんの回答になっていると思います。

私自身の経験で参考になるかは分かりませんが、兄は旧東京商業学校（大学）経済学部を卒業しました。私は旧制四高の電子工学を専攻しました。「学歴」という尺度では悪くないです。

＞父は弁護士です。

私の父は、中卒です。高校以上には行ってません。俗に言う「職人」の世界に身を置いていますが「おれは商売人で職人じゃぁない」と言い張って、未だ現役、70歳になった今もとても幸せそうな日々を過ごしています。父は「俺は中学しか出ていないからお前たちには最高学府に行って欲しい」と常日頃から言っていましたが、日々「勉強しろ」「成績はどうだった」とは一言も言いませんでした。金銭的に苦しいなか兄弟２人を卒業させた父は私の誇りです。弁護士と言う職業がどれほどのものかは理解出来ませんが、中卒の父は数少ない尊敬する人物であり、超えられぬ存在だと思っています。

＞それを家庭内で、人間の評価に使うというのは間違っていますよね・・・。

冗談半分で兄と私の通知表を小学から高校まで並べて比較したことがあります。兄は小学から中学までオール５でしたが、私は算数（数学）と理科だけが５でした。素行の欄は大体×で、酷いものでした。劣等感と言いましょうか、なんだか大きな「兄」という壁があった気がします。

＞不登校になり、おかしなプライドだけが残り、苦しんでいるようです。

私は中三のころ勉強しなかったんですが、兄は大学入試勉強の合間を縫って家庭教師になってもらいましたし、高三の自分の大学受験の時は「赤ペン通信教育」もやってもらいました。私にとって兄は超えられない存在だとすーっと思っていました。また私は中三の5月頃に「学校行かない」と不登校状態になり、その日の朝に学校の先生がやって来てくれ「どうした、学校嫌か。」とだけ言いに来てくれたことがありました。なんだか嬉しくなって不登校を止めたことがあります。
兄弟の視点は結構違ったりします。兄の結婚式のとき初めて「弟が自分より大きくなって、強い（柔道やって居たので）弟に負けてはならない気持ちが強かった。自由気ままにやっていて成績が出る弟に対して、かなり努力した自分の成績が出ない時は苦しい思いをした」と聞いた時、思わず涙が出て来たことを思い出します。弟さんはl--a--wさんの背中を見ていますし、何かしら伝わっていると思います。折りを見て弟さんとなんでもない対話（趣味だとか夢だとか）を続けることが一番の処方せんではないでしょうか。

回答No.10

yosimako

勉強が得意だった人には、苦手な人の心理がなかなかわからない。スポーツが得意だった人には、鈍い人の心理がなかなかわからない。歌が上手な人には、なんで音痴な歌を歌うかがわからない。絵の上手な人には、・・・・。だから、勉強が得意な人にとっては同じ土俵である限り、学歴が気になって気になって仕方がないのでしょう。しかし、前述のように土俵が違うと、そうはいきませんね。ただ、それぞれが得意分野を誇ることは構いませんが、それで人格が評価されるかどうかは別問題です。真に優秀な人は、自分のいろいろな能力を場面場面の雰囲気から素早く察知して、うまく使い分けできる人だと思います。いくらある能力に長けていても、周りの状況を理解できなかったら、役に立ちません。いくら切れ味鋭い包丁を持っていても、使い方を誤るとかえって持っていないよりも状況は悪くなる、ということになりかねません。

回答No.9

ucok

「学歴を批判する根拠などの材料をいただきたい」のが趣旨のようですが、本当は「弟を救いたい」のではないですか？　学歴はどうでもいいと思っている家庭の中で不登校になって、今、復帰しつつある息子を持つ親として放っておけなくて書いています。

さて、お父様をやり込める方法ですが、こういうものは、まずお父様の主張がわからないことには、どうにもなりません。ただ、＃１さんへのお礼から推測するに、お父様は学歴にこだわらない人生の中で模索してきたからこそ「やはり学歴がないと苦労する」という親心から、そうおっしゃっているのではないでしょうか。

であれば、問題は親心の押し付けにあるのであって、学歴云々は二の次だと私は思います。とかく不登校というものは、親が変わることで好転する場合が多いと聞きます。何から何に転じるかではなく、その「変わること」自体が重要なのです。

推測でものを言いたくはないのですが、学歴云々はさておき、親御さんの弟さんに対する「接し方」に問題があったのかもしれませんよね。なれば、親は勝手に学歴重視をしていても、それを子供に押し付けさえしなければ、かなりの進歩が望めるような気がします。

ただ、どう変わるべきか、どう変われるのかは、情報不足でアドバイスできません。でも、あなた自身も親御さんに疑問を感じてきたのならば「お父さんたちが、どんなにすばらしい理念を持っていようと、自分は、それを押し付けられて間違いなく不快だった。だから、その押し付ける態度を改めてくれないか」という論法はどうですか？　親も経験者に言われたら太刀打ちできないでしょう。逆に言えば、お父様もきっと、学歴のない人生を「経験」してしまったので、簡単に譲れないのでしょうけれど。

尚、今は不登校に強いカウンセラーが大勢いて、保健所や教育委員会でも紹介してくれますから、そういうところに、あなた自身が相談に行ってアドバイスをもらうのも有効かと思います。カウンセラーの言うことがすべてではありませんが、参考になることは多々ありますので。

回答No.8

4951snk

こんにちは、はじめまして。私は1浪して地方国立大理系に入った人間です。(現在修士一年で、明日から二年です。)　
　学歴か……。私も高校時代や浪人時代は結構コンプレックスが強かったですね。今も少しあります。(今の時代、出身高校なんか問題にならないとは思いますので、気になるのは出身大学だけですね。)
　就職において、学歴自体には力はあまりありません。面接での態度が最優先されます。ただ、面接で接戦になった時に学歴がものを言うかもしれません。やはり、東大や京大卒というのは頭が良いというイメージで採用担当の方々も決めてしまうのでしょう。
　で、難関大学が就職率がいいのは、おそらくそのイメージとSPIテストのような適性試験に強いからではないのでしょうか？大学受験時代の要領の良さから、そのような試験に強いのです。
　私は、難関大学を目指すのに勉強する姿勢は大いに結構だと思います。勉強することは弟さんに奨めてあげて下さい。でも、結果はわずかに後押ししてくれる程度のものであり、気にしすぎるのは良くない、一番大事なのはあなたの人間性だということも教えてあげて下さい。

　お父様には、社会は学歴をそんなに重視していないことを示してあげてれば良いと思います。「重視するトップ３は、人柄（88.5% ）会社への熱意（72.4% ）今後の可能性（72.1% ）」です。(リクナビ「●学生がアピールするポイントの１位は、アルバイト経験。企業の評価は？」から)当然です、勉強だけできて会社仲間とちっともまともに付き合えない人間では仕方ないのです。学校の勉強が直接役に立つ機会よりも、人格的な面が大事になる機会の方がはるかに多いのです。
　学歴にこだわりすぎると人格を疑われかねないことを言ってあげれば良いと思います。(低いよりは高いほうがいいのでしょうがね。)