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「使役+もらう」、「使役+てもらう」、「使役+てほしい」のような構造で困っております……

 日本語を勉強中の中国人です。回答文に理解できない文法がありましたのでご解釈をお願い致します。 「『別のカテで意味が分からない発言が目に止まりましたので、お聞かせください』では何を聞かせて欲しいのかが不明確です。」 「解説をお聞かせ頂きたいのか、ご意見をお聞かせいただきたいのか、感想をお聞かせいただきたいのかはっきりしないのです。」 1.「聞かせて欲しい」 「聞かせて欲しい」とはどういう意味でしょうか。「使役+て欲しい」のような構造がとても苦手です。「誰が誰に」のように、対象の省略なしの完備した構造で教えていただければ非常に助かります。 2.「解説をお聞かせ頂きたいのか、ご意見をお聞かせいただきたいのか、感想をお聞かせいただきたいのか」 「解説をお聞かせ頂きたい」、「ご意見をお聞かせいただきたい」、「感想をお聞かせいただきたい」は尊敬語でしょうか。それとも謙譲語でしょうか。 「解説」と「感想」の前は、「ご」が抜けているのでしょうか。  敬語を使わないで、質問2の元の文はどのような文でしょうか。「解説を聞かせもらいたいのか、意見を聞かせもらいたいのか、感想を聞かせもらいたいのか」になるのでしょうか。「誰が誰に」のように、対象も補足していただければ有り難く思います。また、「使役+もらう」と「使役+てもらう」とは違う構造なのでしょうか。  重箱の隅をつつくような質問で本当に申し訳ありません。「使役+もらう」、「使役+てもらう」、「使役+てほしい」は外国人の私にとってはとても難しいです。日本語勉強の難関です。  また、自然な日本語の文章を書きたいと思っていますので、よろしければ質問文の添削もしていただけないでしょうか。よろしくお願い致します。

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  • hakobulu
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回答No.3

◆ まず、「『別のカテで意味が分からない発言が目に止まりましたので、お聞かせください』 という文は間違いとは言えないと思います。 何を聞かせて欲しいのかと言えば、この発言に関する「解説・意見・感想」などであることは明白で、この3つはこの場合全て似たような意味を持っているからです。 また、この3つのどれでも良いので聞かせて欲しいという意味であってもおかしくはありません。 通常は「お聞かせ下さい」の前に【そのことに関する事を】という語句が省略されていると判断するように思います。 その前に「意味がわからない発言」と述べているわけですから、「聞きたい内容」は自ずと決まっているということでしょう。 このように明白な事柄に関しては省略して表現することが、日本語では割合多いように思われます。 ただ、この回答者さんは、awayuki_chさんが【省略】に気付かないままこのような表現を使ったかもしれないと懸念したわけでしょう。 正式な目的語を明確にしないと意味が通じない場合も実際あるわけですから、その点を指摘されたのだろうと思います。 ですから、この回答者さんが間違っているわけでもありません。 ◆ <1.「聞かせて欲しい」> 「あなたが」「私に」「(あなたの意見を)聞かせる」「ことを(私は)望む」ということです。 「あなたが私に(自分の意見を)聞かせる」という【状況】を「(私は)欲しい」というように考えても良いでしょう。 ストレートに言えば『(あなたの意見を)聞きたい』ということになります。 では、なぜわざわざ使役表現を使うのか。 「聞きたい」動作の主体は「私」で、 「聞かせる」動作の主体は「あなた(相手)」です。 主体を「あなた」にすることで、「あなたの」「(私に)聞かせる」という【行為】が是非必要だ。 ということを強調しているわけです。 (個人的にはそのように解釈しているということですが) <2.「解説をお聞かせ頂きたいのか、ご意見をお聞かせいただきたいのか、感想をお聞かせいただきたいのか」> ・「聞かせる」動作の主体は回答者ですから、尊敬語と考えて良いと思います。 ・「ご意見」「ご感想」は自然ですが、「ご解説」はあまり使わないような気がします。 ・敬語を使わなければawayuki_chさんの例文のとおりで間違いありません。 ただし、どのような場合でも【聞かせもらいたい】という表現はありません。 『聞かせてもらいたい』です。 「awayuki_chさんが」「回答者に」『解説を聞かせてもらいたいのか、意見を聞かせてもらいたいのか、感想を聞かせてもらいたいのか』ということです。 ◆ <ご質問文の添削> 1、<回答文に理解できない文法がありましたのでご解釈をお願い致します。> やや硬すぎる(丁寧すぎる)印象があります。 『回答文に理解できない文法がありましたのでお聞かせ下さい。』(○) 『回答文に理解できない文法がありましたので解説していただけないでしょうか。』(○) などの方が自然でしょう。 2、<敬語を使わないで、質問2の元の文はどのような文でしょうか。> 仮定法を使うとすっきりします。 『(もしも)質問2の文を敬語を使わずに表現するとすれば、どのような文になるでしょうか。』(◎) ◆ <復習・補足> ・私の勘違いであれば申し訳ないのですが、「使役+もらう」という形は無かったように思います。 ・このような形での使役表現は本来、【主体を相手に置く】という意図があるように思います。 良く言えば「相手を立てる」。 悪く言えば「責任を避ける」。 といったところでしょうか。 ただ、あくまで本来的意図であって、ネイティブがこの表現を使う場合に殊更それを意識しているというわけではありません。 ・「使役+てもらう」 「考えさせてもらう」というのは、【あなたが私に考えさせる、という状況】を【(私が)もらう】ということです。 「考えてみる(考える)」と言っても同じことです。 ただ、その場合は主体が自分自身になるので、それを回避した表現と言えるでしょう。 ・「使役+てもらいたい」=「使役+てほしい」ということになりますが、「~てもらいたい」のほうが強い要望のニュアンスを含んだ表現になると思います。

awayuki_ch
質問者

お礼

 毎度お世話になります。  ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。とても理解しやすいご回答だと思いました。非常に助かりました!希望の光が見えたような気がします。ご回答を拝見して気付いたのですが、私は「聞く」の意味をずっと間違えているようです。質問文の添削にも感謝いたします。大変参考になりました。  本当にありがとうございました。

awayuki_ch
質問者

補足

 申し訳ありませんが、とても恥ずかしいことについて質問させていただきます。「お聞かせください」の中の「聞く」は「耳で聞く、傾聴する」の意味なのでしょうか。私はずっと「口で聞く、尋ねる」の意味、つまり、「お尋ねします。」、「質問させていただきます。」に近い意味だと思いました。間違っているのでしょうか。「聞かせて欲しい」の中の「聞く」も「耳で聞く、傾聴する」の意味なのでしょうか。もう一度教えていただければ幸いです。よろしくお願いします。

その他の回答 (8)

noname#17921
noname#17921
回答No.9

#4(ANo.4)です。 補足質問に関してです。 > 下記の内容は正しいかどうか、確認していただけないでしょうか。 最初に、正しいか正しくないかだけを述べます。 >「新幹線の運転手にこの駅に止めてほしい。」は正しい。 →はい、正しいです。 >「新幹線がこの駅に止まってほしい。」は正しい。 →はい、正しいです。 >「幼稚園の先生に子供に食べさせてもらう」 >「幼稚園の先生から子供に食べさせてもらう」 はい、両方とも正しく、意味は同じです。意味はおっしゃるとおりです。 但し、補足しておく必要があるように思われます。 > >1.「人【に】+してほしい」 >「し(する)」は自動詞でも良いし、他動詞でも良い。 はい、自動詞か他動詞かは関係ないと思います。 以下、○は文が正しいということです。 (但し、「どの動詞が他動詞で、どの動詞が自動詞か」ということを主張するものではありません。) 「生徒にごみを集めてほしい。」(○)「集める」は他動詞。 「新入社員に社歌を覚えてほしい」(○)「覚える」は他動詞。 「新入社員に今すぐ集まってほしい」(○)「集まる」は自動詞。 >2.「物【が】+してほしい」 >「し(する)」は自動詞である。 自動詞だとは限らないようです。 「太陽が顔を出してほしい。」(○)「出す」は他動詞。 「さいころが6の目を出してほしい。」(○)「出す」は他動詞。 「風がごみを吹き飛ばしてほしい。」(○)「吹き飛ばす」は他動詞。 「台風が恵みの雨をもたらしてほしい。」(○)「もたらす」は他動詞。 「パソコンが早くデータを処理してほしい。」(○)「処理する」は他動詞。 これらは正しいばかりでなく、みな自然です。 ただ、今思ったことは、 「パソコンが早くデータを処理してほしい。」 というのは、「早く」が望んでいることですよね。 「早く」なしで、「パソコンがデータを処理してほしい。」 だったら、ちょっと「え?」と聞きなおしたくなるような感じがします。 パソコンに対して「処理してほしい」も何も(※)、「誰かがパソコンを操作すればいいでしょ」と言いたくなります。 (※)「~も何も」:「状況から考えて、そんなことを言うのはおかしい」という気持ち。 「太陽が顔を出す」というのは、実のところ、太陽自身の動作であって、太陽が何かに働きかけるというのとは違います。そういう意味で、自動詞のような意味あいです。「さいころが6の目を出してほしい。」も似ています。 「台風が恵みの雨をもたらしてほしい。」というのはちょっと仰々しいような表現で、普段話すような言葉ではありません。 そう考えていくと、確かに、純粋な意味で「物+が+他動詞+してほしい」というのは、あまり頻繁には言わないかもしれません。 ただ、自動詞に限るか、といえば、そんなことはありません。 より深く考察するなら、そもそも日本語で「物+が+他動詞+する」(「ほしい」無し)というのは頻繁に使われる表現なのだろうか、ということから問題にすべきですが、そこまで追究するのはやめておきます。 >「人【に】+してほしい」 >「物【が】+してほしい」 そうですね、普通このような言い方になりますね。 それでは、「人【が】+してほしい」や「物【に】+してほしい」というのはないのか、ということが気になるのではないかと思います。 あることはあります。 「あした、空【に】晴れてほしい。」(○)。あした外出予定があるため、明日晴れることを願うような場合ですね。 「新幹線【に】止まってほしい。」(○) 「髪【に】早く伸びてほしい。」(○) 「太陽【に】顔を出してほしい。」(○) 「電車【に】早く出発してほしい。」(○) これらは、正しいことは正しいですが、あまり言いません。 「今すぐ彼【が】来てほしい。」(○) 「君【が】この件を調べてほしい。」(○) 「親【が】ご飯を食べてほしい。」(○) これらは、正しいし、実際使われることも多いです。ただ、やはり人の場合は【に】のほうが多く使われるような気がします。 「夜、宇宙人【に】来てほしい。」(○) 「夜、宇宙人【が】来てほしい。」(○) 【が】のほうがなんとなくいいような気がしますが、どちらでもいいような気もします。 「【に】+してほしい」と「【が】+してほしい」は何が違うのでしょうか。 「・・・【に】+してほしい」というのはお願いするイメージです。 「あした、空【に】晴れてほしい。」は、空にお願いするイメージです。お願いするというのは、声を出してもいいし、てるてるぼうずをぶら下げてもいいし、手を合わせてもいいし、ただ心の中で願ってもいいです。 「新幹線【に】止まってほしい。」というのは、新幹線にお願いする感じです。 でも、普通「物」に対してはお願いしないのです。それは、もともと、「物」が我々の期待に応えて何かをするということは普通ないなので、当然なのです。 だから、「物【に】+してほしい」とはあまり言わないのです。 「【が】+してほしい」というのは、物や人が、こちらの願いとは関係なく、勝手にその動作をする感じです。そして、その物や人の主体性が強調されます。 もちろん、「してほしい」というのだから、望んではいるのです。しかし、お願いしてはいないのです。 「あした、空【が】晴れてほしい。」→空が(こちらの望みとは関係なく)勝手に晴れた。→結果的にはこちらの望みと合致した。ああ良かった。 「新幹線の運転手にこの駅に止めてほしい。」(○) この文は、「新幹線がこの駅に止まってほしい。」とはニュアンスがかなり違います。 「新幹線がこの駅に止まってほしい。」というのは、「この駅」の周辺の人口も多いし、隣の駅との間隔も長いし、止まれば乗り降りする人も多いだろうし、観光の仕事にもいい影響があるだろうし、・・・ということです。普通は。 「新幹線の運転手にこの駅に止めてほしい。」というのは、もっと、「この列車」「そこに乗っている運転手」というものがクローズアップされています。端的に言うと、一列車限りのことです。(新幹線全列車の場合でも、言わないことはないですが、【普通は】一列車限りの場合です。) なんだか、「新幹線の運転手が【わざわざ】止める」というニュアンスです。 「幼稚園の先生に子供に食べさせてもらう」(○) 正しいことは正しいですが、何か素直に頭に入ってきません。「先生に子供に」と「に」が二つあるのが、わかりにくくしているのです。 正しくても、意味の伝わりにくい文はあります。これもそうです。 この文は、おっしゃるとおり ・望んでいるのは話し手で、話し手が利益を受けている ・幼稚園の先生が、話し手の子供に食べ物を食べさせる ということです。 私なら、「幼稚園の先生に子供に食べさせてもらう」という文は、なるべく避けます。 「幼稚園の先生が、子供に食べさせてくれる」(意味がほとんど同じで、自然です。)とか、 「先生にお願いして、子供に食べさせてもらっている」(「幼稚園の先生【に】」というのはお願いするイメージですよね。)とか、 「幼稚園の先生が、子供に食事を与えてくれる」とか、 「幼稚園の先生が、子供に食事を与えてくださいます」とか、 「先生に、子供の食事の用意をしていただいている」とかいうような表現をするでしょう。 「幼稚園の先生から子供に食べさせてもらう」(○) こっちのほうが、「先生に子供に」と「に」が二つあるよりはわかりやすいと思います。 ただ、多少自然でない感じもします。 「先生からしかってもらう」(○)、「先生から教えてもらう」(○) このような文は自然です。 「幼稚園の先生から食べさせてもらう」(○) これも自然です。 でも 「幼稚園の先生から子供に食べさせてもらう」(○) というのは、微妙に自然でない(こなれていない)感じがします。 これはどうもうまく説明できません。もうかなり微妙なことなので、普通に自然に感じる人もいるかもしれません。でもなぜか避けたいのです。 この文では、「子供に食べさせる」の部分は固まりのはずですが、「●●から●●に」というのが固まりに感じられるためかもしれません。 私がANo.4で書いた「子供に食べさせてもらう」では、「食べさせる」の主体は「子供」なのです。 私の頭の中では、「○○に食べさせてもらう」と言ったら、「食べさせる」の主体は○○だというのが自然に感じられます。 ところが、「幼稚園の先生」というのが現れて、それを「食べさせる」の主体だと考えざるをえないとなると、頭の中が少し混乱するのです。 私なら 「子供が(は)幼稚園の先生から食べさせてもらっている」のほうが自然に感じられます。 >「幼稚園の先生に子供に食べさせてもらう」 >「幼稚園の先生から子供に食べさせてもらう」 こういう文は、「正しいけれども、こなれていない」というのが私の受ける印象です。

awayuki_ch
質問者

お礼

 再び非常に詳しいご回答をありがとうございます。とても理解しやすいと思います。疑問がすべて解けました。  本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.8

#3です。ご返事ありがとうございます。補足も拝見しました。 ◆ この語の内側に「耳」という字が入っているように「聞く」というのは「耳で聞く」ことです。 「聞く」=「尋ねる」と思われるのは自然ですし、ネイティブでもそういう感覚で使う場合が良くあります。 ただ、基本的な違いがあります。 たとえば、 『A.相手の考えを聞く』というのは、 「B.相手の考えを尋ねる」と似たような意味です。 なぜかというと、 【(口で)尋ねる】のは【(耳で)聞くため】だからです。 尋ねた結果として聞くことができるのですが、「尋ねた時」に重点をおくのか、「聞く時」に重点をおくのかということでしょう。 ◆ どちらにしても、 【聞く】=耳で聞く。 【聞かせる】=「聞く」という行為を(相手に)させる。 ということになります。 【お聞かせ下さい】を分解すると、『「私に」「あなたの言葉を」「(私の耳で)聞くという行為」をさせてください』というようになります。 私が「あなたの言葉」を聞くためには、「あなた」が「自分の言葉」を話さなければなりませんから、結果として、 →「あなたの言葉を話してください」 →「あなたの考えをお尋ねします」 という意味になるわけです。 まとめると、「お聞かせください」の中の「聞く」は「耳で聞く、傾聴する」の意味です。 ただし、「お聞かせ下さい」という『使役文全体』では、おっしゃるとおり「口で聞く、尋ねる」の意味、つまり、「お尋ねします。」、「質問させていただきます。」に近い意味になります。 ◆ 「聞かせて欲しい」の中の「聞く」も同様に「耳で聞く」という意味です。 「聞かせる」は「聞く」の使役ですから、「聞くという行為を(強制的に)させる」ということです。 『「あなたが」「私に」「あなたの考えを聞くという行為を」「させる」という状況が私は欲しい』という内容になります。 私が「あなた」の考えを聞くためには、「あなた」が話さなければなりません。 ですから、「あなたが自分の考えを話すことを私は望む」ということになります。 「聞きたい」と言えば済むことなのですが、日本人はこういう「ややこしい」表現が好きなようです。 うまく説明できたかどうか自信はありません。 恥ずかしいことでも何でもありませんから、納得いくまで何度でも聞いてください。 ーーーーーーーーーー 最後の文は、 【回答者の意見を】awayuki_chさんが聞いてください、という意味で【】内が省略されているとお考えになるとわかりやすいかもしれません。 「何度でも尋ねてください」でも意味は同じになりますが、「awayuki_chさんが(口で)尋ねる」ということよりも「awayuki_chさんが回答者の考えを(耳で)聞く」ということに重点をおいているわけです。 ただ、わざわざ、このようなことを考えながら書いたわけではありません。感覚的なものです。

awayuki_ch
質問者

お礼

 再びありがとうございます。  「聞く」の件はとても納得できました。「(口で)尋ねる」のは「(耳で)聞くため」だからなのですね。また、長い間私の頭を悩ませている「使役+てほしい」などの構造もやっと解決できました。感謝の念でいっぱいです。非常に嬉しいです。これから自信を持って使ってみます。  いつもいつも分かりやすいご回答、本当にありがとうございました。

  • baihu
  • ベストアンサー率31% (114/357)
回答No.7

> 『別のカテで意味が分からない発言が目に止まりましたので、お聞かせください』 この文は確かに足りない部分があります。しかし、このことは直接のご質問ではないのですよね。「お聞かせください」は、“何を”聞きたいのかという目的語が抜けているのです。省略が得意な日本語ですが、これは省かない方がよい部分です。不思議なもので、「解説してください」と書けば省略していてもおかしく見えません。一般的に、漢語を使う方が、和語よりも、意味が限定される傾向にあります。 > 「聞かせて欲しい」とはどういう意味でしょうか。 > 「誰が誰に」のように、対象の省略なしの完備した構造で教えていただければ非常に助かります。 「~してほしい」「~してください」というのは依頼です。通常、依頼は、書き手が読み手にお願いするものなので、読み手が書き手に対して何か行動させようとしています。したがって“あなたが~という行動をしなさい”“私に対して~しなさい”の両方が省略されてしまうのです。 また、「聞かせる」は「聞こえるようにする」という意味で、「言う/話す」と同じです。「来させる」なら「来るようにする」という意味で、「呼ぶ」と同じです。 (ちょっと時間がなくなりましたのでここまでです)

awayuki_ch
質問者

お礼

 毎度お世話になります。  お忙しい中をご親切に教えていただき誠にありがとうございます。一般的に、漢語を使う方が、和語よりも、意味が限定される傾向にあるんですね。知りませんでした。とても参考になりました。また、「~してほしい」と「~してください」、「聞かせる」と「来させる」のご説明もとても理解しやすくてとても助かりました!疑問が解けました。  本当にありがとうございました。

回答No.6

こんにちは。他の方々からすでによい回答が出されていますので, 2(の一部分)についてだけですが, >「解説をお聞かせ頂きたい」、「ご意見をお聞かせいただきたい」、「感想をお聞かせいただきたい」は尊敬語でしょうか。それとも謙譲語でしょうか。 尊敬語や謙譲語は両方とも「語」の種類の名前です。上の3つの文は複数の語の組み合わせですから,それが「尊敬語であるか謙譲語であるか」という問い自体が成立しません。 上の3つの文はいずれも全体としては謙譲表現です。 尊敬表現というのは既にご存じだ思いますが,行為者(多くの場合聞き手)を高い位置において,高い位置から動作・行為などを行うという形で表現します。これに対して, 謙譲表現というのは,行為者(多くの場合話し手)を低い位置において高い位置にいる尊敬すべき相手(多くの場合聞き手)にたいして何か行為・動作を行うという形の表現です。 3つの文が謙譲表現だというのは,いずれも「~ていただきたい」という形だからです。「いただく」という行為は自分(話者)を低い位置において高い位置にいる相手から「もらう(受領する)」行為です。 3つの文は,それぞれ「解説を聞かせてもらいたい(=解説を聞きたい=解説を聞かせろ!=解説を言ってくれ!=解説を言え!)」「意見を~」「感想を~」という意味です。 尊敬語の例:「する」(普通語)→「なさる」(尊敬語) 謙譲語の例:「する」→「いたす」 尊敬語,謙譲語を使った例文:「質問なさった事柄に回答いたします。」(質問「なさった」のは相手=質問者。回答「いたす」のは自分=回答者 です)

awayuki_ch
質問者

お礼

 毎度お世話になります。  ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。「語」の誤用の件はとても参考になりました。今後気をつけます。敬語について貴重なアドバイスをいただき心より感謝いたします。  本当にありがとうございました。

  • fuyumerei
  • ベストアンサー率22% (28/123)
回答No.5

淡雪さんの質問文、 >別のカテで意味が分からない発言が目に止まりましたので、お聞かせください。 を受けて、件の質問の回答者は >解説をお聞かせ頂きたいのか、ご意見をお聞かせいただきたいのか、感想をお聞かせいただきたいのかはっきりしないのです。 と書いてることを考慮すると、 「解説をお聞かせ頂きたい」のか、「ご意見をお聞かせいただきたい」のか、「感想をお聞かせいただきたい」のかはっきりしないのです。 というふうに、回答文中の一部を「」でくくって読んであげるのが自然。私が「」でくくったところは「淡雪さんにこのように書いてほしい」って件の回答者が思った部分なわけです。 たしかに「」でくくってあげないことは、外国人に向けての日本語として、不親切でややこしい。その上、淡雪さんは「お聞かせください」とは書いているけれど、「お聞かせいただきたい」とは書いてない。件の回答者は、引用するくせに勝手に改変して、しかも追加するっていうわけわかんないことをしちゃったわけですね。 まあでも、ネイティブならそういうことを理解してあげてほしいって感じです。回答者は脳障害でもなく(笑)、イライラ感を表現したかったわけでもないと思いますよ。 だから私が件の回答者と同じような趣旨で文を書くなら、 「『解説を』お聞かせください」なのか、「『ご意見を』お聞かせください」なのか、「『感想を』お聞かせください」なのかはっきりしないのです。 と書いたでしょう。これならたぶん回答者の意図を淡雪さんも理解できたんだろうと思います。 直接質問に関係ないところを、回答してみました。

awayuki_ch
質問者

お礼

 お久しぶりですね♪お元気ですか。  ご回答ありがとうございます。2はよく理解できました。回答者さんのご苦心もよく分かりました。  本当にありがとうございました。

noname#17921
noname#17921
回答No.4

話題にしている質問は、 http://okwave.jp/kotaeru.php3?q=2053633 ですよね。 その質問は ------------------------- 日本語を勉強中の中国人です。・・・文(1) 別のカテで意味が分からない発言が目に止まりましたので、お聞かせください。・・・文(2) ある歌手の歌に対する辛口の評価のようなものですが、この文の意味を教えていただけないでしょうか。・・・文(3) 「なんかあざとくフジがらみででてきたなあ・・という固定観念があり聴いてもいないです。」・・・文(4) ------------------------- です。もし文(3)がなかったとしたら、「何を尋ねたいのか」と言いたい気持ちもわかります。しかし、文(3)があるため、文の意味を聞きたいということは明白です。 私なら、文(2)を読んだ段階で「それで、何を尋ねたいのかな?」とは思いますが、 文(3)を読んで、「あ、意味が知りたいのだな。」とわかるので、 それ以上疑問には思いませんね。 また、文(2)を読み終わった段階では何を尋ねたいのか【明白ではない】ですが、文の前半に「意味が分からない・・・ので」と書いてあるので、「そのことについて尋ねたいのだろう」とは思います。 ただ、その質問のご回答者のように、もし一文一文添削するなら、「何を尋ねたいのか明確に」という指摘は誤っていません。 でも、文が集まって質問になっているのですから、(尋ねたいことが)すぐ次の文(文(3))でわかるくらいなら、問題がないと思います。 さて、今回の質問に関してです。 「解説をお聞かせ頂きたいのか、ご意見をお聞かせいただきたいのか、感想をお聞かせいただきたいのかはっきりしないのです。」・・・文(A) という文は、次のように書いたほうが分かりやすいです。 「お聞きになりたいのは、解説なのか意見なのか感想なのか、はっきりしないのです。」・・・文(B) とは言え、文(A)のように、「●●をお聞かせいただきたいのか」を繰り返し並べることによって、自分のいらいらした気持ちを表しているのかもしれません。 前の質問の回答者さん(shigu・・・という方ですね。)はその前の文で「「・・・目に留まりましたので、お聞かせ下さい」では何を聞かせて欲しいのかが不明確です。」と述べているので、もう既に回答者さんの述べたいことは明白です。あとは、述べたいことを書くのではなくて「よくわからない」という いらいらっとした「気持ち」を表しているのでしょう。 ここで、問題になるのは、文(A)の「お聞かせいただきたい」というのは何か、ですよね。それが、今回の質問で聞きたいことですよね? その回答者さんによると、awayuki_chさんの前の質問のうち、文(2)の後半は、 「解説をお聞かせ頂きたい」 「ご意見をお聞かせいただきたい」 「感想をお聞かせいただきたい」 というような 「●●をお聞かせいただきたい」 という形式であるべきだ、ということです。 (もちろん回答者さんが述べたいのは、「文末を『いただきたい』にしてくれ」ということではありません。「●●を」をつけてほしい、ということです。) これは質問するawayuki_chさんが「●●をお聞かせいただきたい」という質問をする、ということですから、 「いただきたい」と思う人は、質問者awayuki_chさんです。 「たい」が自分の希望を表すのはいいですよね? 「いただく」も文(3)で使っているので、わかりますよね? 「いただきたい」というのは、「してほしい」という意味です。 「聞かせ」というのは、「聞かせる」から来ていて、「回答者さんがawayuki_chさんに聞かせる」という意味です。つまり、分かりやすく言うと、「回答者さんがawayuki_chさんに教える」ということです。 「お聞かせいただきたい」の「お」は、丁寧に言うときの「お」です。「お飲みください」などというときの「お」と同じです。(厳密に文法的に同じかどうかは自信がないですが、普通の日本人の感覚では同じものです。)「聞かせる」という行為をするのは回答者さんですよね。質問者のawayuki_chさんにとっては相手ですから、相手の行為に「お」をつけるということです。 >1.「聞かせて欲しい」 > >「聞かせて欲しい」とはどういう意味でしょうか。「使役+て欲しい」のような構造がとても苦手です。「誰が誰に」のように、対象の省略なしの完備した構造で教えていただければ非常に助かります。 「この件について調べてほしい」「教えてほしい」「来てほしい」というような、「・・・てほしい」について述べます 話し手・書き手の希望を述べているのですよね。 例を挙げてみましょう。 -------------------- Aさん:この件について調べてほしい。 Bさん:はい、わかりました。 -------------------- Aさんは、Bさんが調べる、という行為を望んでいるのですよね。それを聞いたBさんが、Aさんの望みどおり、調べるという行為をするのですよね。 「調べる」の主体は、Aさんではありません。Aさんが自分で調べるなら、「調べ【たい】」です。 「・・・してほしい」とは、相手や第三者の行為を望むときに使うのです。 ------------------- Cさん:今すぐ彼に、来てほしい。 ------------------- 「来る」という行為の主体は、彼という第三者です。 主体が第三者の場合、このように主体を明示することが多いです。 ただ、明示しないからと言って、第三者ではない、とは限りません。また、行為の主体が相手だからと言って明示できないわけではありません(例.今すぐ君に片付けてほしい。) でも、もし、明示しないならば、大抵の場合、行為の主体は相手です。 望んでいるのは、Cさんですよね。 明示しないならば、大抵の場合、行為の主体は相手です。相手の行為を望む場合、「今すぐあなたに、来てほしい。」のように言ってもいいですが、日本語では相手を人称代名詞で明示するのは、あまり自然ではありません。 -------------------- Dさん:答えをそっと教えてほしい人は、手を挙げて。 -------------------- 「『答えをそっと教えてほしい』と望んでいる人は、手を挙げて。」という意味です。 これは、例えば、教師であるDさんが生徒(複数)に対して述べるような場面ですね。 「教えてほしい」と望んでいるかどうかが問題になっているのは、Dさんではなくて聞き手(この場合は複数)です。「教える」の主体はDさんです(必ずDさんだとは限りませんが、大抵は、「教えてほしい」と望んでいる人の相手だから、Dさんです。) 「『答えをそっと教えてほしい』と望んでいる人は、手を挙げて。」ということですが、「ほしい」というのは望んでいるということなので、わざわざ「望んでいる」と言う必要はないのです。 「・・・てほしい」というのは、話し手(または、書き手)が望んでいることです。つまり(絶対と言えるかどうかはわかりませんが。)、話し手の利益になることです。 >「誰が誰に」のように、対象の省略なしの完備した構造で教えていただければ非常に助かります。 重要なことですが、「・・・てほしい」で話し手の望みを表すので、望んでいる人は「・・・が」とか「・・・に」として文の中に出てきません。望んでいるのは、話し手に決まっているのです。 「・・・てほしい」という文に「Hさんが」のような主語を入れたからと言って、Hさんが望んでいることを表すことにはなりません。 「・・・てほしい」という文に「Hさんに」のような言葉を入れたからと言って、Hさんが望んでいることを表すことにはなりません。 例えば、 「新幹線がこの駅に止まってほしい。」という文では、望んでいる主体は新幹線ではありません。新幹線は、止まる主体です。 「彼に来てほしい。」という文では、望んでいる主体は彼ではありません。 「私が食べてほしい。」という文は不自然です。 (ただ、 「私は、手作り料理を彼に食べてほしい。」 という文は不自然ではないので、望んでいる主体(「私」)が出る場合もあるようです。) 「ほしい」という言葉を使うと、望んでいる主体を「・・・が」とか「・・・に」で表せないし、行為の主体が相手である場合に「あなたに」とは(普通)言わないので、非常に説明が面倒になります。 使役について述べます。 「PがQに●●(さ)せる」というのは、使役と言います。ただこの場合、Qが望んでいないのに無理やりやらせるという場合もあるし、Qが望んでいる場合もあります。(そのいずれも使役と言っていいのか、私は自信がありません。) 例えば、 「親が子供に、朝から晩まで働かせる。」という文の場合は、普通、子供が望んでいないと思います。 「親が子供に、外で遊ばせる。」という文の場合は、普通、子供は望んでいると思います。 望んでいるのか望んでいないのかは、形式的には判断できず、内容や文脈によると思います。 例えば、「鶏に水を飲ませる。」という文は、鶏の自発的な行為に任せる場合もあるし、くちばしに無理やり管を入れて水を流し込むような場合にも使えます。 望んでいる場合を考えると、例えば 「テレビを見させる。」・・・テレビを見る許可を与える。 「親にご飯を食べさせる。」・・・親の食事の介助をする。親の食事の用意をする。お金を稼いで親が食事をするのに困らないようにする。(などなど) awayuki_chさんが言う「使役+て欲しい」というのは「・・・せてほしい」または「・・・させてほしい」ですよね。 「ほしい」は既に述べたとおり、話し手の希望、つまり話し手が望んでいることを表すのですよね。 ということは、その前の「せて」「させて」という「使役」の部分は、望んでいるものだということになります。 今回の質問で問題になっている「聞かせてほしい」というのは、 「相手(既に述べたとおり相手とは限りませんが、大抵は相手)に、話し手が望んでいる。 何を望んでいるかというと、相手の『聞かせる』という行為である。」 ということです。 例えば、 --------------------- Tさん:旅行の話をきかせてほしい。 Uさん:今忙しいから、あしたでいい? --------------------- という場合、「旅行の話をきかせてほしい。」という文では、 望んでいる人:Tさん 誰に望んでいるか:Uさんに望んでいる 何を望んでいるか:「UさんがTさんに聞かせる」という行為 ということです。 >「解説をお聞かせ頂きたい」、「ご意見をお聞かせいただきたい」、「感想をお聞かせいただきたい」は尊敬語でしょうか。それとも謙譲語でしょうか。 他のご回答にもあるとおり、あまり、尊敬語とか謙譲語とかいう考えを使うと、ごちゃごちゃしてくるような気がします。 >「使役+もらう」、「使役+てもらう」 「もらう」は「話し手の利益になることを、聞き手(または第三者)が行う」という意味です。 「・・・てほしい」と同じように、聞き手が行為の主体の場合、普通、「あなたに」とは明示しません。 例えば 「修理してもらう」:望んでいるのが話し手で、聞き手が修理して、それによって話し手が利益を受ける。 「今すぐ彼に来てもらう」:望んでいるのが話し手で、彼が来て、それによって話し手が利益を受ける。 「使役+もらう」は、聞き手(または第三者)が行うのが使役なのです。 この場合の使役も、望んでいるほうの使役です。 例えば、 「テレビを見させてもらう」:話し手が望んでいて、聞き手が「見させる」という行為をして、話し手が利益を受ける。 「子供に食べさせてもらう」:話し手が望んでいて、子供が「食べさせる」という行為をして、話し手が利益を受ける。 ---------------------- ちなみに、私の回答履歴によるとあなたに回答するのは初めてですが、それは退会してまた入ったからで、 今まで何回か(もっと?)回答したことがあります。

awayuki_ch
質問者

お礼

 毎度お世話になります。  詳細に渡りご説明いただきありがとうございます。「てほしい」の説明は参考書よりもっと詳しいです。よく理解できました。大変参考になりました。ただ、私が以前習ったのは「人に+してほしい」という構造で、今回始めて「物が+してほしい」という構造も拝見しました。補足欄に確認していただきたいことを記しておきますのでお願いいたします。  いつも応援していただき本当にありがとうございました。今回も非常に助かりました!このIDの心当たりが多少ありますが^^。また、ここでお会いすることが出来て大変嬉しいです。最近、送別会が多くて気分がブルーです・・・・・・

awayuki_ch
質問者

補足

 下記の内容は正しいかどうか、確認していただけないでしょうか。 ●その1 >「新幹線がこの駅に止まってほしい。」という文では、望んでいる主体は新幹線ではありません。新幹線は、止まる主体です。 1.「人【に】+してほしい」 「し(する)」は自動詞でも良いし、他動詞でも良い。 「新幹線の運転手にこの駅に止めてほしい。」は正しい。 2.「物【が】+してほしい」 「し(する)」は自動詞である。 「新幹線がこの駅に止まってほしい。」は正しい。 ●その2 >「子供に食べさせてもらう」:話し手が望んでいて、子供が「食べさせる」という行為をして、話し手が利益を受ける。  おっしゃるシチュエーションは十分理解できますが、次のような二つの文(同じ意味)もあるのでしょうか。 「幼稚園の先生に子供に食べさせてもらう」 「幼稚園の先生から子供に食べさせてもらう」  意味は幼稚園の先生が子供に食べ物を食べさせる。話し手が幼稚園の先生のこの行為から恩を受ける。つまり、幼稚園の先生が「子供に食べさせる」という行為をして、話し手が利益を受ける。  以上の二箇所の疑問についてもう一度教えていただければ非常に有り難く思います。よろしくお願いいたします。

  • luune21
  • ベストアンサー率45% (747/1633)
回答No.2

1.   あなたはわたしにケーキを食べさせる   あなたはわたしにCDを聞かせる この「せる・させる」という動作は「あなた」→「わたし」 動作をさせるのは「あなた」、食べたり聞いたりするのはをするのは「わたし」   あなたは何をわたしに食べさせるのか   あなたは何をわたしに聞かせるのか 「あなた」→「わたし」 させるのは「あなた」、食べたり聞いたりするのは「わたし」   あなたは何をわたしに食べさせてほしいのか   あなたは何をわたしに聞かせてほしいのか 「あなた」←「わたし」 「してほしい」のは「あなた」、動作をさせるのは「わたし」、食べたり聞いたりするのは「あなた」 したがってご質問文の「何を聞かせて欲しいのか」は 「あなた(awayuki_chさん)はわたし(回答氏)に何を聞かせてほしいのか」となります。これはawayuki_chさんの「お聞かせください」を受けたものでしょう。 要するに awayuki_chさん「聞かせてください」、 回答氏「何が聞きたいの?」、ということです。 2. 「解説をお聞かせ頂きたい…」 この文のことは忘れたほうがいいと思います。 尊敬とか謙譲とかわたしは考えたくもありません。脳が溶けてしまいそうです。 「解説」と「感想」の前の「ご」が抜けているか、もしくは「ご意見」の「ご」が余計です。もちろん形式統一の問題です。ま、間違いというほどのことはないでしょう。 「あなたがお聞きになりたいのは、解説でしょうか、意見でしょうか、感想でしょうか」のような文になると思います。 --- さて、「別のカテで意味が分からない発言が目に止まりましたので、お聞かせください」の文ですが、私は悪くないと思います。 このような文を見れば、普通の日本人は「あぁ、この後に、聞きたいことの具体的な内容が続けて書いてあるのだな」というように考えると思います。いえ、むしろこのほうが日本語的です。何でも目的語が必要だというような考え方は英語教育か国語初等教育かを引きずっているものといえるでしょう。 「国境の長いトンネルを抜けると、雪国であった」 日本人は「『抜けた』のは誰だ? 電車か自動車か? 主語が書いていないのは不明確だ!」なんてことは言いません。察することができるからです。時代背景がわかっていれば汽車、わかっていなければ「そのうちわかるさ」と考えるのが日本語なのです。 良くも悪くもですが……。

awayuki_ch
質問者

お礼

 毎度お世話になります。  ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。2はよく理解できました。1に関してはまだ頭の整理が出来ていません。私は「聞く」の意味をずっと間違えていたようです。  本当にありがとうございました。

awayuki_ch
質問者

補足

>「あなた」←「わたし」「してほしい」のは「あなた」、動作をさせるのは「わたし」、食べたり聞いたりするのは「あなた」  「使役+てほしい」は本当に難しいです。頭を抱えています。申し訳ありませんが、初歩的なことを質問させていただきます。 「お聞かせください」と「聞かせて欲しい」の中の「聞く」は「口できく、尋ねる」の意味なのか、「耳できくの意味」なのでしょうか。私は両方とも「口できく、尋ねる」と理解していますが、間違っているのでしょうか。お願いします。

noname#33629
noname#33629
回答No.1

>>> 『別のカテで意味が分からない発言が目に止まりましたので、お聞かせください』 →これは、1カ所、言葉が不足しています。  正しい例の一つは、 『別のカテで意味が分からない発言が目に止まりましたので、★★★をお聞かせください』 となります。 「★★★を」の部分を追加しないと、何を聞きたいのか分かりませんよね? たとえば、 新たに、そのカテでの有識者の意見を募るのであれば、 「詳しい方々の意見をお聞かせください」 教えて欲しければ 「詳しい方々に、■■のことを教えていただきたいと思います。」 とか 「詳しい方々に、■■のことを教えていただきたいと存じます。」 とか。 では、次。 >>> 「解説をお聞かせ頂きたいのか、ご意見をお聞かせいただきたいのか、感想をお聞かせいただきたいのかはっきりしないのです。」 ↑ これって、日本人が回答した文章ですか? 明らかにおかしいですね。 「お聞かせいただく」、「お聞かせいただきたい」 これらは謙譲語ですから、「聞く」は、この文を書いた本人であるはずです。 しかし、そうではないのですよね? あなたに向けた日本人からの回答だとすれば、 「解説をお聞ききになりたいのか、ご意見をお聞ききになりたいのか、感想をお聞ききになりたいのかはっきりしないのです。」 と書かなくてはいけないです。 「お聞きになる」「お聞きになりたい」が尊敬語です。 聞く人とは、この文を書いた回答者でなく、その相手であるあなたなのですから。 >>> 1.「聞かせて欲しい」 「聞かせて欲しい」とはどういう意味でしょうか。 →これは、状況によって、いろいろありますよ。 ・相手の言葉を聞きたいのであれば  「聞かせてほしい」=「言ってほしい」  です。 以下は、同様に ・相手の歌を聞きたいのであれば「歌ってほしい」 ・相手の演奏を聞きたいのであれば「鳴らしてほしい」、「弾いてほしい」等々。 ・相手が持っている音楽CDを聞きたいときは「CDをかけてほしい」 これら全部が「聞かせてほしい」です。 「聞かせてほしい」=「(あなたが)私に聞かせてほしい」  =「あなたは、私に、『聞く』という動作をさせてください」 どうですか? ちゃんと、使役の構造になっていますよね? もしも、あなたが英語もご存知でしたら、 Please make me hear ★★★.  = Please teach me ★★★. というイメージで理解されるのもよいでしょう。 これが、場面場面で上記のように「言ってください」「鳴らしてください」など、色々な意味になります。 >>> 2.「解説をお聞かせ頂きたいのか、ご意見をお聞かせいただきたいのか、感想をお聞かせいただきたいのか」 →これは、上の回答と内容がダブりますから、省略しますね。 次、いきますよ。 「解説」と「感想」の前は、「ご」が抜けているのでしょうか。 →これは、必ずしも「ご」を付ける必要はありません。 解説する人や感想を述べる人が尊敬する対象であれば、その時その時の判断で「ご解説」や「ご感想」としてもよいです。しかし、非常に丁寧な書き方をしたいときだけです。 一方、自分が解説する場合は、絶対に付けません。 (自分の名前、住所のことを「お名前、ご住所」と言わないのと同じです。) >>> 敬語を使わないで、質問2の元の文はどのような文でしょうか。 → これは、文が間違っていますから、その元の文も間違いになりますが、それでも、一応、やってみますね。 「解説をお聞かせ頂きたいのか、ご意見をお聞かせいただきたいのか、感想をお聞かせいただきたいのか(が)、はっきりしないのです。」 の元の文は 「(私があなたの)解説を聞きたいのか、意見を聞きたいのか、感想を聞きたいのか、はっきりしないのです。」 つまり、この文を書いた人は、「自分の意志が自分で分からない、重度の脳障害(?)を持った人」です。 >>> 外国人の私にとってはとても難しいです。日本語勉強の難関です。 →いえ、それは逆ですよ。 日本人は、高校で中国語(漢文)を習いますが、読むとき、レ点(れてん)とよばれる印をつけたり、送り仮名みたいなのを付けたりして、一生懸命読むんです。 中国語は、英語などに近くて、 主語→動詞→目的語 という順番で書かれていると思いますが、 日本人は、その感覚がわからないので、一生懸命、印や送り仮名やフリガナを付けて、自分達(日本人)の文法に変換することに躍起になっているんです。 そんなことをするより、最初から中国語で覚えてしまえばいいですよね?(笑) なぜか、そういう変なことが、ずっと昔からの習慣になっているんです。 日本人って不器用だなあ。 >>>  また、自然な日本語の文章を書きたいと思っていますので、よろしければ質問文の添削もしていただけないでしょうか。よろしくお願い致します。 →大丈夫だと思いますよ! しかし、 ちょっと細かいことを言いますと、 ・よろしくお願い致します → よろしくお願いいたします ・お聞かせ頂きたい → お聞かせいただきたい ・聞かせて欲しい → 聞かせてほしい が普通です。 つまり、主人公になる動詞の後ろに、家来としてくっ付いている動詞は、漢字にしないのが普通です。 ですけど、日本人でも、かなりの割合で、不必要なところに漢字を使う人がいます。 特に、ワープロ、パソコンが、世の中に普及したことによって、従来自分では「書く」ことができなかった漢字が「打てる」ようになったので、 「漢字に出来るものは全部、漢字にしちゃえ」 という感覚で文書を作成する人は多くなりました。 漢字の読み書きが不得意な人ほど、パソコンでは、何でも漢字にしたがる傾向が強いみたいですよ。(笑)

awayuki_ch
質問者

お礼

 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。 【「聞かせてほしい」=「(あなたが)私に聞かせてほしい」=「あなたは、私に、『聞く』という動作をさせてください」】 のように補足していただき非常に有り難く思います。とても助かりました。理解できるようになりました。  「動詞+てほしい」はまだ楽ですが、「使役+てほしい」のような構造に会ったら、なんか頭の中の回転は遅くなり、苦しいです。  また、質問文へのご指摘に感謝いたします。今後この問題に気をつけます。大変参考になりました。  日本の方は高校で漢文を習うのですね。感心させられます!中国の若者(私自分自身も含めて)に中国の古典作品をたくさん読んでほしいです。  本当にありがとうございました。

awayuki_ch
質問者

補足

 kudoi-oyajiさんはたぶん冗談のつもりだったのでしょうが、「重度の~」という発言は人の心にものすごく傷をつける表現ですね。もしあの質問の回答者さんもちょうどこの発言をご覧になりましたら、きっと不愉快に感じられるでしょうね。みんなが楽しく交流できるサイトを目指しましょうね♪

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