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自社ブランド(トップバリュー等)販売の仕組みについて

質問するカテゴリーがよくわからなかったためとりあえずここで質問させていただきます。 よくジャスコで買い物をする機会があり、その度に不思議に思うのですがメーカー品とよく似た商品パッケージでメーカー品よりも安く売っているトップバリューブランドがありますが、どんな仕組みになっているのでしょうか?メーカーの人が怒らないのかってふと思ったりするのですが。 知っている方の回答をよろしくお願いします。

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  • raja1995
  • ベストアンサー率21% (32/151)
回答No.1

簡単に書きますと、、、 トップバリュの場合は、イオングループで店舗が全国に多数ありますから、1アイテムあたりの数量も非常に多くなります。また、一般的なメーカー品の場合だと返品もありますが、トップバリュの場合は基本的に買い取りだと思います。(生鮮はわかりませんが) ここで、メーカーとしては、通常の商品よりも安く出荷する事ができます。 また、一流メーカーと同等の商品を別のメーカーで商品開発する事もありますし、この場合はブランド力という点でもメーカー品よりも安くなったりします。 イオンの場合ですと、これに各地方に自前で物流センターを設置して、卸業者を通さずにメーカーとの直接取引きを基本にしていますのでコストカットが出来ます。 しかも、最近は大手の運送会社(F山通運)とイオンが直接契約して、トップバリュの生産工場へ商品を引き取りに行くという方法に変更されたので、その送料分も安くしました。 ※イオンは運送会社と莫大な物量をバックに有利に交渉を進めて従来の各メーカーが負担していた送料よりも安く契約できたと思いますので。 このように、イオンの努力も相当なものですけど、各メーカーも単価は安くてもイオンとの取引がある方が総合的に得だと判断して、安く提供していますので、結果的にトップバリュは安くなります。 ※これでもイオンはメーカー品を売るのと同等か儲かってると思います。

selow5117
質問者

お礼

お礼が遅くなりましてすいません。個人的な理由です。 ジャスコで買い物をするときに、このことを思い出すことになりそうです。でも、なぜか同じポテトチップスでも例えばカルビーとトップバリューではカルビーを選択してしまうんですよね。少し高くてもですよ。 ありがとうございました。

その他の回答 (2)

回答No.3

トップバリューは、イオン(ジャスコ)のプライベートブランド(PB)と呼ばれるもので、食品だけでなく、衣料品・日用品など様々なラインナップがあります。 なぜ、安いか…これは、ナショナルブランド(NB)と比べ、PBの方が流通経路が簡略化されており、中間マージン(問屋・流通業者)が掛からない分、NBよりPBが安く販売出来ます。 またPBは、シェア下位の企業に発注して、生産コストを下げたり、生産業者の工場ラインの閑散期に集中発注する事により、コスト低減を図ったり、全量買取による返品コスト削減を行うことにより、安価に販売することが出来ます。 最近の傾向として、PBは、安さの追及よりも、安全性(無農薬・無添加物)を前面にした製品にも力を入れています。 PBは、イオン以外のスーパーも積極的に採用する傾向があり、NBよりも収益性が良いようです。 >メーカーが怒らないか… これは、微妙ですね… PBを受注すれば、工場稼働率が向上するものの、自社NBの売り上げに影響を及ぼす。 また、PBは、NBで名をはせた企業ではなく、シェア下位の企業に発注する事が多いようですので、NB上位企業のシェアが食われるとか… 参考URLの、「日本の小売業におけるプライベートブランド開発の課題」という論文に詳しく解説してあります。 PDFファイルですが、参考にして下さい。

参考URL:
http://www.co-op.or.jp/ccij/kankobutu/200202niitsu.pdf
selow5117
質問者

お礼

お礼が遅くなりました。個人的な理由です。 安さのポイントは流通コストの削減にあるんですね。 ご紹介していただいたPDF、一応目を通しました。アメリカの話がメインでピンと来ないところがありましたが、おもしろかったです。 ありがとうございました。

  • azuki24
  • ベストアンサー率49% (907/1826)
回答No.2

「PB(プライベートブランド)商品」と言います。 対応する言葉は「NB(ナショナルブランド)商品」。 PB商品は、小売業者の自主企画商品やメーカーとの共同開発商品などをメーカーに製造委託し、小売業者の責任のもとに販売しているものです。 メーカーのNB商品とほぼ同じ商品をブランドだけ変えている場合もあります。 いずれにしても、メーカーにとっては、広告・宣伝費がかからないこと、計画的な受注・売上げが得られること、不良在庫の心配がないこと、製造ラインの稼働率が高められること、…などのメリットがあります。 小売業者にとっては、オリジナル商品・オリジナルブランド商品で品揃えを強化できること、仕入値を安くできること、お客様に安く販売できること、などのメリットがあります。 小売業者ではなく、メーカーが他のメーカーに製造委託して、自社ブランドで販売する商品を「OEM商品」と言います。OEM商品も色々な分野に及んでいます。

selow5117
質問者

お礼

お礼が大変遅くなりました。個人的な理由です。 なるほど、PBとNBですか。初めて知りました。 >メーカーのNB商品とほぼ同じ商品をブランドだけ変えている場合もあります。 これには驚きです。 メーカーにも小売業者にとってもメリットがあるのも面白い仕組みだと思います。 ありがとうございました。

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