• ベストアンサー

津波の時の水中の状態について

この間日本海の荒波を見た時、ふと気づいた素朴な疑問です。 波は海面上だけで発生しているように見えるのですが、その荒波の水面下では どのような状態になっているのでしょう? 津波による死者がでたときなどは、人は溺れ死ぬのでしょうか? それとも波を受けた衝撃でどこかに叩きつけられて死んじゃったりするのでしょうか? 海中では波の影響が少ないようなイメージがあるのですが、津波が発生した時に、水中に潜っていれば波の衝撃はほとんど受けないのではないか? そんなことを考えてしまいました。 それと、海の波(波形?)と、湖面などに石を投じた時に生ずる波紋は、 違うものだと聞いたことがあります。具体的にどう違うのでしょうか? この2つも水面下でなにか差があるのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • YUZURU
  • ベストアンサー率25% (37/146)
回答No.2

津波のメカニズムですが、海面下で振幅が隠れています、遠くで発生した津波は、帯のが進むように見えますが、それは、振幅の頂点が見えているに過ぎません、実際には、海面下に振幅が隠れています、これが島や陸に近づき、浅い海底にぶつかり、行き場を失った振幅が海面から盛り上がり、陸地を襲う訳です、津波で亡くなる場合、もちろん、津波のエネルギーで倒壊した家屋の下敷きになり死亡する場合もあるでしょうが、多くは、引き波により、沖合いに引きづり込まれた際に、溺死するか、沖合いに流されて、体力を消耗して死亡するようです。

sasadora
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >帯のが進むように見えますが、それは、振幅の頂点が見えているに過ぎません、 この内容を聞いて、理科の授業を思い出しました。 確かに私は波が進んでいるように思っていました。 授業ではなにかムカデのような装置をつかって波を見せてもらった記憶があります。 ムカデのような装置の足は上下に振幅しているだけなのですが、波は進んでいるように見えました。そんな感じなのですね。 海面下でも振幅があり、水面下に潜っても波の影響を受けるというのは理解できました。ただ、まだ納得いかない点が。 海の波を見ると、湖面の波紋や、コップを揺らした時の波とは明らかに違うように見えます。 文章で説明するのは難しいのですが、サーフィンで波のループの中をくぐるシーンなんかを映像で見られる波は明らかに他の波と違うと思うんです。 普通の波は、山のような形が進んでいると思うのですが、 海の波は、大きな筒が回転しながら進んでいるというか、そういうように見えます。 海の波はなにかさらに別の要因で発生するのでしょうか?

その他の回答 (3)

  • YUZURU
  • ベストアンサー率25% (37/146)
回答No.4

丁寧なお礼を頂戴し、気を良くして再登場いたしました。 津波について、もう少し詳しくご説明いたします。 津波は、その伝達速度が速いのが特徴です、(南米)チリ沖地震の津波が日本に到達した事は有名ですが、初めに発見したのは、ジェット旅客機のパイロットが太平洋上を一直線に進む白い線のようなものを発見し報告しました、後にこの白い線が、津波の先端が見えていたと判りました、驚くのはこの白い線がジェット旅客機とほぼ同じ速度で進んでいた事です、およそ400Km/hで進んでいた事になります、当然、海水が移動している訳ではなく、波のエネルギーだけが伝達しているわけです、海水に変化が現れるのは、岸に近づいた時点で、前の回答に書いたように、波形の下端が徐々に浅くなる海底にぶつかり、波形エネルギーは、抵抗の少ない上方向に押し上げられます、上方向に波が上がろうとすると大量の海水が必要になりますので、大型の津波の直前には、海岸線が見る見るうちに沖まで干上がります、そしてその海水を得た津波は、その振幅分(当然重力に寄る損失はありますが)海底から盛り上がります、そして、恐ろしい速さの進行方向へのベクトルを持ったまま、波は進み崩れます、この時、遠浅の海岸でゆっくり深くなる場合エネルギーは消費され、大きな被害はでませんが、急に深くなる海底形状の場合、エネルギーの損失が最小で、さらに、湾の形が口が広く奥が狭い漏斗のような形の場合、広い範囲のエネルギーが奥に進むほど中心に集中し最悪の条件となり、巨大な津波が襲います。 ご質問の湖面などに石を投じた時に発生する波紋と違うかですが、波紋の一つだけに注目すれば、同じだと思うのですが・・・学生時代に人口波の実験装置(25mプールほどの装置)で実験しましたが、人口的に作った津波が模型の港町を襲いました。石を投げ込んだ訳ではないですが、大きな板を垂直に立ててゆっくり前後させる装置だったと思います・・・ちょっと記憶が曖昧です(笑)参考にして見てください。

sasadora
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 今回の質問で得た一番の知識は、「波が移動しているのではない」ということでした。まさかそんなにも津波の速度(波のエネルギーの移動する速度)が速いとは知りませんでした。 いろいろと詳しく教えていただいてありがとうございます。 長年の疑問が解決しました。

  • hiromuy
  • ベストアンサー率27% (103/370)
回答No.3

こんにちは。 今までの回答・お礼を読ませていただいた上で、私が思うところを記入させていただきます。 >海の波はなにかさらに別の要因で発生するのでしょうか? ということですが、波は水深が浅くなるにつれてその速度が減水する性質があります。 ということは、例えば海の波が海岸や砂浜に近づくに連れてその速度が減少し、後から来る波とドン詰まって波高が高くなっていきます。高くなり過ぎると波形を保てなくなり、頂部から波は崩れます。 これは津波が高くなる理由の一つです。 また、サーフィンによく見られる巻き立てるような波は、上記説明で納得していただけるかと思います。

sasadora
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 なるほど。水深は一定ではないし、速度もそれによって変わるのが ポイントだったのですね。波が倒れてしまうかたちから、 あのような変わった波になるんですね。 私はもういい大人ですが、小さい頃からの疑問が解決しました。 ありがとうございました。

noname#5277
noname#5277
回答No.1

まず津波について。 基本的に水中にも波はあります。 そしてその波形は、水面の波形を弱くしたものです。 水底に近づくにつれて弱くなります。 ただ、津波の場合は、海面の波自体が大きいので、 水中の波も結構大きいことがあり、 一概に「おぼれて死んだ」のか「たたき付けられて」死んだのかはわかりません。 また、衰弱死という可能性もありますしね。 次に海の波と湖面の波についてですが、 おそらく合成波と単一波のことでしょう。 海の波はいろいろな周期の波が合成されて「スペクトル波」と 呼ばれる状態になっています。 これに対し、湖面の波は単一の周期の波だけで構成されます。 そこの違いだと思います。 ちなみに、ある程度深い湖とか池とかの波は重力で起こりますが、 コップになみなみに水を入れて揺らしたりするときにできるのは 表面張力による波です。 波には、重力波と表面張力波があるんです。 蛇足ですが。

sasadora
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 No.2さんの回答にも書いたのですが、 海の波と他の波は形が明らかに違うように見えます。 それが「いろいろの周期の波が合成された結果」なのでしょうか? 砂浜沿いの波は、筒が回転しながら進んでいるように見えます。 このへんの波の違いについてもご存知でしたらご教授いただきたいと思います。

関連するQ&A

  • 潜水艦が潜航中に津波に遭遇したら

    今回の津波のすさまじい威力には言葉を失いましたが、津波とは水面の波ではなくて水全体の質量で押して来る感じですね。そのような場合、例えばあの大きな原子力潜水艦クラスの潜水艦が潜航している時に津波に襲われたらどうなるのですか?そのまま押されるだけ押され流されるのでしょうか?あの威力を見ていると早々の重さは関係なく持って行くみたいですが、

  • 高さ50cmの津波が来るから高台に避難??

    どうしても理解できないことがあります。 大きな地震が発生すると、津波の発生が予告されます。 テレビを見ていると、画面の端に津波が来る区域が表示され、 アナウンサーは「津波が来ます、高台に避難して下さい」と連呼します。 しかし、予想される津波の高さは、いつも30cmとか50cmとか、非常に小さい値なのが納得いかないのです。 だって、海面って、低いじゃないですか。 普通、港に行けば、海面は防波堤から軽く2~3mは下です。 海面まで30cmとか50cmとかしかない防波堤なんて、まずお目にかかりません。 防波堤を超える津波でなければ、高台に避難する必要なんてないはずです。 本件、いろいろと調べてみたのですが、 「たとえ50cmでも、引き波の力は凄まじい。立っていられず、流される」 「高波と津波は違う。津波の幅は数kmから数十kmにも及び、破壊力が桁違い」 「大潮や満潮の場合は50cmでも被害が出る」 などの回答で、質問者は納得?して引き下がってしまっていますが、 私にしてみれば、防波堤を破壊でもしない限り、水が防波堤を超えてくることなどないのだから、 上記のような回答はどれも的外れだと思います。 川(河口)の場合、高さ30cmでも幅が数kmあるような水量が押し寄せたら、 それが狭い川幅に絞り込まれ、高さ数mの河川敷を超える可能性はあるとは思いますが、 そのことを警告するならば「沿岸部の方は注意して下さい」でなく、「川沿いの人は注意して下さい」 にならなければおかしいですよね。 もしかして、50cmというのは、震源地での波の高さであって、 それが沿岸部に到達するまでに増幅して数mの高さになり、 防波堤を超えてくる、というものなのか? そうならば、沿岸部で高さ何mに達すると予報すべきではないのか? どなたか、高さ50cmばかりの津波が来るからといって 高台に避難しなければならない理由を教えて下さい。

  • 水の映画

    最近、自分の中で水がテーマです 波とか波紋とか海の情景に憧れています(^-^;? 水中・水面を舞台にした映画がありましたら教えてください。 ウォーターワールド、アビス…とか、 特に映像的に美しいものがよいです。 格好よければ1シーンだけでも^^ 邦画でもよいです。よろしくお願いします。

  • 津波シェルターで浮遊式の支持のかた

     津波対策シェルターで浮遊式を支持されているかたの意見をお聞きします。  (1)  浮遊式シェルターを日常は、地上か二階のベランダなどにおいておくと思いますが、津波に呑みこ    まれて海面上に浮上する30秒ないし1分間程度度は、瓦礫に押さえつけられてすぐには浮上でき    ません。     その時は、恐らく水深5~15mの海水の中にいるわけですが、水密対策はどうします? (2) 津波の速度は時速40kmと言われています、コンクリートのビルや擁壁などに何度も何度もぶつか   りますが、その際の衝撃波はどのように吸収しますか? 自動車で時速40kmのままでブレーキを踏まずに追突するのと同じ衝撃なんですが? (3) 運よく海水面に浮上できて、外洋まで流されたとき、吸湿はどのようにおこないますか? 製造メーカーが回収にきてもらえますか? 詳しい説明をお願いします。    ※チャカシの解答は、通報します。

  • 災害時建物等に挟まれて逃げられない被災者への考慮は

    はだしのゲンを見ましたが、マンガ内では原爆の衝撃で潰れた家などに挟まれて逃げられないまま焼け死んだ描写があり、それゆえ現代でも巨大地震が発生すれば、潰れた家などに挟まれて逃げられないまま火や津波に飲み込まれ、死者が想定を大きく超えることが懸念されています。 メディアでは南海トラフ地震が発生すれば最大約32万人の死者が発生するとされていますが、実際に発生すればはだしのゲンのように地震で潰れた建物に挟まれて身動きすら取れないまま津波に飲み込まれる死者が出ることも想定され、100万人以上の死者が発生するのではとまで懸念しています。同じように発生が懸念される首都直下地震も同じ懸念があります。 原爆投下当時は今ほどの強靭な建築技術も厳しい耐震基準もなく、地震では起こらない凄まじい爆風も発生していたそうですが、倒壊した建物に挟まれ逃げるところか身動きも取れない被災者が発生する恐れがあることについては、考えていないのでしょうか? 東日本大震災ではそういう話は聞きませんでしたが、阪神大震災ではそうした事例があったそうです。なので、南海トラフ地震や首都直下地震対策には倒壊した建物に挟まれる恐れがあることも考えなければならないと思うのですが…

  • セミの喰いっぱぐれ

    セミが湖面に浮いて漂っているところにブラウントラウトがゆったりと泳いできて「チャポッ」と言う感じでセミを喰うシーンを何度も目撃しました。注視していると面白いことに気づきました。それは本物のセミであっても喰いっぱぐれのシーンが決して珍しくないことです。5回に1回は失敗する感じでした。 具体的には浮いたセミのホンの真横でライズし、捕食に失敗するのです。 そのまま去っていく場合もあるし、2度目3度目で捕食に成功する場合もありました。 私の疑問は流水ならいざ知らず静止した湖面で何故喰いっぱぐれが発生するのか?です。しかもサカナ自体はごくゆっくり追尾してきています。決して急いでいるようには見えません。 水中の屈折が作用している可能性を考えましたがセミは水面に浮いているとはいえ体の一部分は水中にあります。 喰いっぱぐれの理由を考察願います。

  • 「津波」に関するいくつかの質問

    昨夜、オホーツク海で大きな地震が発生し広範囲の沿岸部に津波警報・また注意報が発令されました。幸いにも大きな災害にはなりませんでしたが、以前から津波に関していくつか疑問点があったので質問をさせてください。 (1)大概の防波堤は、満潮時であっても海面プラス1メートル程度は高さがあるのに、津波の大きさが50cmとか70cmでそこまで大騒ぎをする必要があるのでしょうか?津波とは、確かに何回も押し寄せるものだとは分かりますが、現在の潮位から50cmあがるだけで何か災害につながるとは思えないのですが。 (2)あれほどニューズで『一刻も早く高台に避難して下さい。海岸や港や河口付近には絶対に近づかないで下さい。』と何回も何回も放送しているにも関わらず、市とか町の防災担当らしき人(警察でも消防でもない、一般に近い人)が、防波堤でモノサシみたいなもので 『ただいま○○cm潮位があがりました~』なんて生中継でやってましたが、今すぐに避難しなくてはいけないくらい深刻な事態なのに、 港でそんな行動をしていること・またそれをTV局のカメラとかアナウンサーなどスタッフがぞろぞろ取材していることは非常に理解に苦しみます。 そんな映像が全国に流れるから真剣に避難しようとしない人が多いと思うのは私だけなんでしょうか?少なくても数年前の三原山の噴火の時などは火口まで温度を測りに行かれる人はいなかったと思うのですが。 非常に単純な質問で申し訳ないのですが、どうしてもアタマをすっきりとさせたいので明快な回答をお願いしたいです。

  • 20cmの波の影響を受けない水深を教えて

    20cmの高さの波(波形の中心より上部に10cm、下部に10cmの波と言う意味です)がある状況で、波の影響を(ほぼ)受けない水深とは何cmになるでしょうか? 趣味で釣り用のウキ(カンザシのような形をしたもの。イメージは ----○-- のような形です。)を作成しているのですが、ウキの浮力部分(イメージ図の○部分)が水面に近い場合、波の影響を受けてウキが上下してしまうのです。そこで、水面上にはウキのメモリ部分(素材は0.8mmの棒)のみ出すようにして、浮力部分は水中に沈めようと考えております。 さて、浮力部分が波の影響を(ほぼ)受けない状態にするためには、どのくらいの水深まで沈めれば良いのでしょうか。 ウキのメモリ部分の影響については、考える必要はありません。

  • 【空想科学質問】海洋津波兵器?

    地震も無いのに津波が観測されたそうです。 誰かの悪意による津波兵器と言う物を空想してみました。 太平洋の真ん中、鳥島の辺りにでも、金属製の巨大なお椀を水中に建造します。お椀は伏せた形で、中には海水が一杯に入っています。 伏せたお椀の下で、膨大な電力を消費して海水を沸騰させます。 沸騰した海水は、気泡となってお椀の中に溜まっていきます。 充分に速い沸騰速度(十分に膨大な電力消費)が可能であるとしたら、お椀の中に水圧に応じた気泡が溜まり続け、臨界点を突破した途端に金属製のお椀が爆発的に崩壊します。あるいは爆薬を使って人為的にお椀を崩壊させます。 海中に十分な量の気泡が解き放たれると、気泡は海上を目指して上昇します。その力でもって、人工的に津波を発生させる兵器です。 素人の思い付きですので笑いながら回答していただけると助かるのですが、似非科学的に問題点を指摘していただきたいと思います。 やはり膨大な電力でしょうか。 それともお椀の建造の方でしょうか。 もし仮に、お椀の強度が十分で、電力の確保が可能だとしたら、どのくらいの深度にどの程度のサイズで作れば十分大きな(例えば今回観測された程度の)津波を発生させられるでしょうか。 正解など無い質問ですので、皆様の思い付きをご自由にお答えください。 よろしくお願いいたします。

  • 水面に大きな波紋を作りたい

    屋外の潟で、水面に大きな波紋を作ろうと考えています。 市販の造波機などは使わずに、自作できないかと考えています。 波のサイズは 波高:震源から20m離れたところで100mm程度を考えています。 ---------------------------------------------------------------- 一つのアイデアとしては、水中(屋外の潟)に鉄もしくはアクリルの円盤を設置して、この円盤を上下に動かすことで、水面に大きな波紋を作ろうと考えています。円盤を動かす動力は見当がつきませんが。。。 ex)『1秒間で1度ずつ上昇と下降→1分間停止→再度、1秒間で1度ずつ上昇と下降→1分間停止.....』 を繰り返す。 円盤 直径:1000mm 厚さ:5mm 重さ最大:40kg 設置位置:水深1000mm 動かしたい水 直径:1000mm 厚さ:1000mm 重さ:785kg 動力は完全に水中隠す。 水深はいまのところ不明だが、基礎としてコンクリートを打設予定のため、動力設置の都合による。 動力は電線を水中埋設をすることは可能。 ---------------------------------------------------------------- 上記の方法で、うまくいくかも不明ですし、何か他のアイデアがあれば、と思い、質問させていただきます。 どなたか、ご回答よろしくお願いいたします。