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賃金
年功序列型賃金から成果主義賃金へ移行しつつあると聞きましたが、それぞれどのような問題点があるのでしょうか? また、どうして成果主義賃金が増えてきているのでしょうか?
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年功序列型賃金は管理が簡単。賃金テーブルを作り、労組との交渉という行事のみ。賃金相場が課題になりますが、個々の従業員が問題視することなし。バブル以降会社の資金力が落ち、銀行はBIS規制により融資に厳しくなり、産業界全体が不良債権を抱え、乏しい資金を効率よく分配するにはというところから、成果=貢献に応じた賃金制度だということ。高騰した初任給、日本人の賃金では国際競争に勝てないための「総額規制」など。 問題点は、簡単な賃金管理に慣れたため、成果主義賃金なのに「評価業務」の認識は低い。また成果給評価部分は大体二割程度の実例が多く、それほど社会的にみれば大きく変化したとはいえない。 (個々の経営者の理論水準は決して高くはなく、会社の実態から離れた時流により、安易な採用が目立つ。バブル期には無駄な人事研修に、税金で払うよりも気分が良いとの理由から、金が使われた。〈アメリカ等では国民の命をあずかる軍隊があるため、人事秩序のために相当な教育があることを思えば、確かにいい加減で信用できない日本人という国際認識に一理ある。〉) また、一度賃金水準を落としてから、再度年功型賃金の見直しになることもありうる。
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- nik660
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出来の悪い人にとっては成果主義賃金って問題で すよ。野球選手みれば簡単ですよね。あれが成果 主義なんです。 出来の良い社員に給料をたくさん渡す!いたって 同然ですよ。たんに長くいるから出来が悪くても 給料がいい!なんていう会社があたらtakedagyoubuさん はなっとくできますか。 takedagyoubuさんが25歳バリバリ仕事をこなす。 かたや50歳毎日定時仕事量はtakedagyoubuさんの 半分以下で給料は倍ってことになるんですよ。 でも成果主義の問題は公平な評価が得られない! ってことなんです。 たとえば事務職なんかどうですか。評価のしようが ないですよね。営業だってテリトリーで分担され ていれば、お前のがいいテリトリーじゃん!って なりますよ。 公平に評価できないまま、かたや給料はいい! かたや給料が悪いじゃなっとく出来ないですよね。 成果主義の現状はこんなんですよ。 さらに上司が勝手に評価して納得いきますか。 あなたの成績はこれだから評価はCです。でも来年 ここを頑張ればAになりますから!っていってくれれば いいですよ。そんなこという上司はいないんですよ。 自分の解らないまま評価を付けらるんです。 だから俺が常々思っているのは人間が人間を評価 する事自体間違っているんですよ。そこに必ず 私情ががはいりますから。 だから年齢に応じて給料が決まっているのも悪く ないと思います。
- jyamamoto
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問題の根本は、団塊の世代という大きな塊が企業の中で高齢化してきたことにあります。このため、歴史のある企業では、年功序列型では全社員の賃金総額が大きく膨らんで来ることが分かってきました。それを十分に賄えるだけの収益が上がれば問題ありませんが、現実的には吸収しきれなくなっています。 賃金総額を抑えながら年功序列型賃金を維持しようとすると、どうしても若年層にしわ寄せが来て、実際に仕事に汗を書いて成果を上げている年齢層に不満が募り生産性が落ちてしまいます。 これを避けるために、年功序列型賃金を見直して、成果を反映して賃金を支払う成果主義型賃金に切り替える企業が出てきた訳です。 ただし、企業というものは、基本はチームプレーで動いていますから、成果を個人ごとに的確に評価分けすることが難しく、一方で誰しも自分自信の自己評価には甘いところがありますので、成果主義型賃金が行き過ぎると、評価がに対する不満から、社員が逆にやる気をなくしてしまうリスクが多くなります。