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PVAの還元性について

ポリビニルアルコール(PVA,スライムをつくったりする洗濯糊です) に還元性はありますか? もっと言うなら、銀鏡反応の還元剤としてポリビニルアルコールが使えるかどうか、を知りたいです。よろしくお願いします。

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noname#62864
noname#62864
回答No.2

回答にならないかもしれませんが、やってみなければわからない微妙なところだと思います。 つまり、ポリビニルアルコールというのは化学的にはアセトアルデヒドの重合体とみることができます(製法はそうではありませんが)。 だとすれば、末端にはアルデヒド基が存在する可能性があります。PVAの重合度が低ければその数は増大することになります。 また、別の見方を知れば、アルドール型の構造を有しており、保存状態や製法によっては、逆アルドール反応によってアセトアルデヒドを生じる可能性が否定できません。 こういったことを考えると銀鏡反応を起こす可能性も否定できず、特に、加熱したりすればおこるかもしれません。ただ、他のアルデヒドのように明確な銀鏡反応を起こす可能性は低いと思います。 いずれにせよ、「やってみなければわからない」ということでしょう。 私自身としても、どういった結果になるか興味深いところです。 一応、下に、PVAの末端部分の構造と、起こりうる逆アルドール型の反応について書いておきます。 R-CH2-CH(OH)-CH2CHO → R-CH2CHO + CH3CHO Rの部分にも-CH2CH(OH)-の構造が繰り返されますので、上記の反応が連続的に起こり、アセトアルデヒドを何個も生じる可能性もあると思います。

回答No.1

酸化剤によって酸化することはできますが、還元性というほどの還元性は示しません。 還元性があるのはアルデヒドです。

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