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国民主権と代表制

大学の憲法の授業の課題でこういうのが出ました。 「国民主権の考え方としての代表性のあり方は一義的ではないが、その代表制の考え方に関連させて国民のより広い政治的参画の方法について論じよ」 一義的ではない代表制って何?とも思ったのですが、自分は直接制、半代表制、代表制を説明し、それから直接民主制の導入について論じようと思ったのですが、何か違う気がして。 この場合、どのように論を進めたらいいのか教えてください。

みんなの回答

  • 301007
  • ベストアンサー率22% (27/121)
回答No.3

学生時代と言うよりも、、去年の年末まで信念を持って!政治に無関心でしたので、、僭越ですが、、 私なら・・ 理論上と史実での経験上の二つを見合わせて、合致しない予想を立てる(今の若者の傾向に、理論が即実態に繋がることへの絶大な期待とそうで在らねばならない、というストーカー的な執拗さがあるのを屡感じる時があります。。幼児性?)、どうして合致しないのか原因を考察すると現実的で面白いような気がします。。?! A)そもそも【代表】の起源たる・・アメリカ独立戦争のテーマ「代表なきところに課税なし」の「課税あるところに代表あり」というところの【代表】の意味は・・ 狭義)【選挙権】の意味 広義)【選挙権】よりずっと広く、ずっと重い権利で、自分の利害と主張を、いつでも為政者に対し述べ立てる権利を言うそうです。 これを守り、あるいはこの実現を要求しうる権利こそがデモクラシーの生き血で、死んでない生体機能で生成される。 バークが力説し、トリベリアンが敷衍したように、選挙権の無い者にも、実質的代表権を与える姿勢こそが本当のデモクラシーのはずであると小室直樹氏はおっしゃてられます。。 アメリカの大国主義世界覇権の理由が世界平和、デモクラシーと謳われますが、、矛盾しますよね!?

  • since2005
  • ベストアンサー率43% (150/346)
回答No.2

憲法ですよね。 つまり「国民主権の考え方としての代表性のあり方は一義的ではないが」の部分は、「主権は国民が持っていると規定があるが、実際は代表者(代議員)の多数決などで立法されてまた長の判断で行政が行われており、国民は選挙を通じて間接的に主権を行使しているに過ぎないと考えられる点からは、現在の代議員制度についてはぴったり「国民主権」とはいえない部分もあろうが」、と言うことでしょう。 で、「でもその部分(メリット・デメリット)を踏まえた上で、より幅広い主権の行使の実現の為にはどうすればよいか自分なりの回答を示せ」と続くと解釈します。 つまり、国民主権の趣旨は国民が不当な不利益を被らないで済むようにある。でも、全ての国民が政治・行政・法律・社会など専門的で高度な判断が的確に出来るとは限らない(=不利益を被る恐れあり)。ならば選挙で代表を選ばせ、代表者はそれに専従させることでこれを回避しようと考える。しかし、代表も個であるため、全ての国民の意見は反映されない。ただし、ある程度は国民よりも専門的に的確な判断が出来る。 でも、それでは「国民主権」の言葉からは乖離してくる。 では、どのようにすれば、全てにおいて公平で妥当で国民一人一人が主権を行使できる様になるのか? という観点から、そのために必要な制度・ルールやインフラを考えてみれば良いのでしょうね。 あくまで「憲法」としての論点は国民主権と代議員制度の問題点だと思います。 それプラス、教授は各人の個人的(社会学・政治学的)な意見を求めているのでしょう。 だからまず、その問題点を論述し、あとは論理的な私見で良いかと思います。

kasuke
質問者

お礼

ありがとうございます。その方向で論を進めてみようかと思います。

回答No.1

「国民のより広い政治参画を促進するための、代表制の今後の展開」と、課題を読み換えました。 その上で私見として直接民主制導入を検討するのならば、 閥族政治、建白書(一般国民から政府への個人的な政策案提出) 任命制の首相、直接選挙の代議士 間接選挙の首相、直接選挙の代議士 直接選挙の首相(大統領制ですね)、直接選挙の代議士 このような変遷を踏まえ、 権限が強大となる直接民主制の首相を選出する際に、国民の広い政治的参画を指向するならば、 哲学的思索に加えて学際的に技術革新を踏まえ、政権公約(マニュフェスト)案を政党が公募し、一般国民は案をネットで送付する。 つまり建白書の電子化が考えられます。 もっとも、政府の各省庁も現在、自由意見をメールで受け付けていますが。 建白書の制作の際には、WEB上の掲示板を設置して、透明性を確保し、世論の存在を顕示し、議事録が即時閲覧可能になることによって、きめ細やかに対案・反論を吟味できるようにするのもよいかもしれませんね。 これ以上お答えするには、課題を出された方がどのような方か、より深く知る必要がありますが、 単に点数を取りたいのであれば、教授の好む論法や学説を取り入れるとか、 広い知見を好まれる教授なら、自己の考えを最大限盛り込むなど、工夫されると良いと思います。

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