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公理と定義はどうちがうのでしょうか?

norelecの回答

  • norelec
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回答No.12

「公理」は「仮定」とは違います。 「仮に定めたもの」という表現は間違いです。 「公理」も「定義」も決め事という意味では同じです。 「公理」は数学の各分野における普遍的な決め事のことで 「定義」は普遍性の低い決め事です。 各分野で「公理」と呼ばれるものの数は少ないはずです。 その分野(体系)の幹となる「公理」は最初に決められるもので 後で増やすことは土台を揺るがすことになります。 定義は必要に応じていくらでも増やせます。 「定義」は有用な「定理」を導くための枝に該当します。 言い換えれば、選択する公理で異なる体系が構築できます。 『平行線の存在を肯定する公理』からユークリッド幾何学が構築され、 『平行線の存在を否定する公理』から非ユークリッド幾何学が構築されます。 注: 分配法則そのものは公理ではありません。 分配法則が成り立たない代数の体系も定義されています。 分配法則の成立・不成立は定義によります。

watermelon7
質問者

補足

>分配法則の成立・不成立は定義によります。 例えば2×3=6でなかったら分配法則は成立しません。 つまりこういうことでしょうか? 例えば数の分配法則(a(b+c)=ab+ac))は左辺から右辺を導いているだけで、その右辺の計算方法までは言及していません。(abの計算方法とacの計算方法のことです) abの計算方法は定義なのでしょうか? (たとえば2×3=6というのは定義なのでしょうか?) だとするなら行列の積が定義であることも納得できる気がします。 何故なら行列Aと行列Bの積の計算方法なのですから。

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