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37才から研究職を目指したい。
私は37才の女性です。商学部出身です。今から生命科学の研究者になる方法はありませんか。何度も諦めようとしましたが、どうしても諦め切れません。とても思い詰めています。どうぞよろしくお願い致します。
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ahiruuguisu2さんは研究者になりたいとのことですが、研究者とはどのような職業だと考えていますか? 単に実験をしたいというのは研究者ではなくテクニシャン(実験助手)に過ぎません。実験は多少の知識さえあれば、誰でもできます。それならば話は簡単ですぐにでもなれます。 研究者というのは考える人です。自分の興味があることが世界的にどういう位置づけにあるかを考えて実験を組み立て、その実験を行い(自分でやるかテクニシャンにやらせるか)、その結果からどういうことが言えるのか、その結果がどう大事なのかを、世界に発信するのが研究者です。つまり、手を動かすよりもむしろ、考えている時間の方が長いのです。これができる人が研究者です。実験をする人=研究者ではありません。また学位(博士号)がいくら論文を出しても世間的に研究者として認められないのが現状です。 もし、テクニシャンではなく本当の意味での研究者を目指したいというならば、興味のある研究を行っている大学のラボを訪問して相談してみてはいかがでしょう?これからは論文博士というシステムがなくなるため博士のコースに入学するように言われると思います。それでもなりたいのであれば、自分の信念に従っていくべきだと思います。
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- mizu_atsu
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なれないとは言いませんが、現実として厳しいを通り越してほぼ無理だと思います。 そもそもストレートで理系の博士に行ったとしても研究者としての道は狭いものです。 知り合いに博士課程に行った者も何人かいますが 3年で卒業できない場合もありその場合は結構大変ですよ。 結局は派遣社員になったりすることすらあるのです。 もちろん出来が良ければ企業や国の研究機関でバリバリやることもできるでしょうが、そううまく行くのは一部の人です。 そもそもとして商学部出身、ということは理系の知識や技術はほぼゼロでしょう。 雑誌くらいは読んでいるかも知れませんが、研究者に必要な基礎知識としてはお粗末でしょう。 大学に編入したとしてもそれすら卒業が怪しい可能性もあるのではないですか? 高校レベルの化学や生物の教科書を読んでみて理解不能であれば大変ですよ。 42歳で博士を取ったとして(取れないでしょうが)、 そのときの就職の競争相手は現役の博士です。 研究者を目指している中には本当に優秀な人たちがいますから 彼らと勝負、ということになります。 果たして勝ち目はあるのでしょうか・・・ 但し、お金に非常に余裕があり、時間もあって、趣味でやりたいというなら止めはしませんが、 それで暮らして行こうと思っているのであれば 相当の蓄えがないと無理でしょうし、卒業したとしても暮らして行ける保証は何もないというのが現実ですよ。
お礼
このような回答は覚悟しておりました。 どうもありがとうございました。
こんにちは。 道筋としては、 学士で生命系に入学・卒業>大学院に進み、博士号取得 が現実的に必須です。博士号は研究者として生きていく為のライセンスのようなものですから、どうしても必要です。 この後が問題で、たいていは博士研究員(post-doctoral researcher、ポスドクなどと呼ばれる)になりますが、39歳以下など、年齢制限を設けている求人ばかりです。助手などのポストは博士研究員に比べ遙かに倍率が高くなっています。この事実は「ポスドク問題」などと呼ばれ、生命科学研究のフィールドでは大きな問題になっています。検索すると、この問題を論じたページがいくつも見つかると思います。私も渦中の一人です。 ですから、博士号をとったはいいが、その先のキャリアの見通しが立たないのが現実ではないでしょうか。かなり厳しいと思います。 他のご回答者もおっしゃるように、実験助手をやっていく道は有ると思いますが、研究者とは大分異なります。 生命科学研究者になって、何をやりたいのですか?それが問題だと思います。
お礼
私には生命科学の研究をしている友人がおりませんので、この様に現実のお話を伺うことは、内容が厳しいものであっても非常に有意義です。 ありがとうございました。
- japonicus
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具体的なとっかかりがあった方が思案しやすいと思いますので、バイオ関係の求人情報が載っているサイトを御紹介します。 ・http://www.tsukuba-tci.co.jp/jinzai/jinzai.html ・http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/index.jsp 経験不問・手取り足取り教えます、っていう所も出てくることがあります。 問い合わせてみたり、短期で通ってみて、まずは研究の世界を体験してみてはいかがでしょう? 自ら「研究者」として立身するには相当な努力が必要ですが、「研究の世界に身を置く」だけならハードルはグッと下がります。 自ら学問を追及してみたい、と思われるのでしたら、医学・生物・農学系の大学(院)に入学するしかありません。 ただ漠然とラボでの仕事に憧れる、というのでしたら、バイオ系の専門学校に通って知識を得てから再考する、という方法もあります。 医師ならば再入学であっても就業はある程度保証されているようなものですが、理学部や農学部では教員・学芸員くらいしか資格免許がないですね。そこが辛いところです。 無責任な事ばかり書いて申し訳ないです。 なにかご参考になれば。
お礼
サイトの情報をありがとうございました。 全く畑違いの私にjaponicusさんも他の皆さんも厳しい現実だけではなく何とか関わることができるかもしれない具体的な方法を教えてくださり感謝の気持ちで一杯です。 ありがとうございました。
- mochiaki2005
- ベストアンサー率81% (35/43)
素人意見ですが、ご参考になれば良いと思って投稿させていただきます。 アメリカには、学部を卒業してロースクールに入学し、JD(法学博士号)を取得した後、弁護士として活躍していたのですが、何を思ったか、40歳を過ぎてから数学で修士号をとり、別の大学で経済学博士号を取ったという人がいます。経済学博士取得時は40代後半だったと思います。 思い立ってから6~7年掛かりましたが、彼は経済学博士号を取得できました。 アメリカの大学院では、専攻ごとに必ず一人か二人そのような人(人生やり直し組)がいます。生命科学を研究するのに、洋の東西はないと思うので、海外で学位を習得し、そのまま研究者になるという手はどうでしょうか。 アメリカの修士課程では、学部の専門を問わないところがあります。学部時代の専門が演劇だったという人が経済学を学んだり、元プログラマが政治学の修士号を取得したりします。また、元プロレスラーがロースクールに入ったり、元バレリーナがMBAを取得したりすることもあります。 どこかの大学で修士号をとり、その後、博士課程に進んでPhDというのが研究者の道として一番ありうるコースだと思います。ただし、やはり、PhD取得まで6~7年は掛かると思いますが。 卒業後の進路はあまり詳らかではありませんが、やり直し組みを含めて博士号取得者は大体研究者の道を進んでいるようです。37歳という年齢はやり直すのにそれほど高齢というわけではありません。学位取得後は業績を積むための競争が激しくなりますが、それは若い人にとっても同じです。 まったく参考にならないかもしれませんが、ノーベル賞受賞の利根川進氏の対談録『精神と物質』には、利根川氏が民間の研究所で働いていたころの上司が、「オレは40歳まではプレーボーイだった。研究者になったのはそれからだ。」などとうそぶく場面が出てきます。まあ、99%冗談だとは思いますが…。 とにかく、日本での研究者の道が閉ざされているなら、海外ということも考えてはどうでしょうか。下にアメリカの大学院の検索サイトを載せておきます。専攻ごとに検索できますので、おヒマなときにでも。 「回答」というよりも、軽い「ご参考」程度にお考えください。
- 参考URL:
- http://graduateschool.com
お礼
競争の激しいアメリカで人生のやり直しを実現させるなんてすばらしいですね。何て強い意志なのでしょう。 強くならなければいけないのですね。ありがとうございました。
現実問題として、研究者として生活できるようになるのはかなり難しいと思います。何と言っても年齢がネックです。 ただし、どうしてもあきらめきれないということであれば、大学院に入る、編入学する、1年生から入学するといった選択肢があります。また、研究生のような形で受け入れてもらった後に、大学院を目指すという手もあるでしょう。 しかし、経歴と年齢を考えれば取りあえず3年次への編入学を目指すのが良いと思います。その後、大学院に進むということになります。 今から準備すれば、最短でも修士課程を修了するのが42歳になります。 そこで企業の研究職に採用されることは極めて難しいでしょうが、最近はアウトソーシングが多いようですので、派遣社員としての研究補助のような形での採用を目指すというのが最も現実的な方法だと思います。 37歳でそのような情熱を持っておられることは素晴らしいと思いますし、夢をかなえて欲しいとも思いますが、現実問題としてかなりリスクが高いでしょう。自信を持ってお勧めすることはできませんが、上述の内容が最も可能性が高いのではないかと思います。 なお、研究職というのを大学教員という意味で考えておられるのでしたら博士課程まで進む必要がありますし、研究業績の問題も生じてきますので、現実問題としてほとんど不可能に近いと思います。
お礼
研究者として生活できるようになるのは不可能のようですね。でも私が傷つかないように少しでも関わりあえる方法を皆さんが教えてくださり、又励ましてくださるのが生きる力になります。ありがとうございました。
- パんだ パンだ(@Josquin)
- ベストアンサー率30% (771/2492)
アルバイトの実験助手みたいなものなら、今すぐでも雇ってもらえる可能性はあります。そういう所で働きながら基礎を勉強して、大学院を目指してください。 大学院重点化でポスドク(博士号を持っていながら定職がない人)が増えまくっているので、定職に就くのは99.9%無理ですが、ポスドクでよければ仕事はあると思います。
お礼
定職は無理とのこと、非常に悲しいですが、この現実に立ち向かっていくだけの覚悟が自分にどれくらいあるのかよく考えてみます。ありがとうございました。
- happy-engawa
- ベストアンサー率48% (24/49)
もう少し具体的な状況を書いてもらえると、あなたが望む適切な回答をしてくれる人がいるかもしれません。 あなたのイメージしている生命科学の研究者とは、どんなものでしょうか?具体的に研究したいテーマはあるのでしょうか?また、その仕事で一生飯を食っていくつもりでしょうか?それとも、一時的に自分のキャリアとして体験したいということでしょうか?失礼ですが、今から、大学(少なくとも学士入学で2年)や大学院(少なくとも2年から5年以上)に通うお金の準備やその間の生活費に充てる蓄えはありますか?
お礼
私は全く畑違いのところで生きて参りました。基礎から学んでできることなら一生をささげたいと考えておりますが、ゼロというよりはマイナスからの出発です。私は本当に無謀です。こんな私なのにより適切な回答の為にとご質問くださりありがとうございました。
- walkinoctopus
- ベストアンサー率40% (73/182)
なれないわけではありませんが、非常に厳しいと思います。まず、企業は年齢制限があることが多いので除くと(実績があればもちろん可能ですが)、大学か研究所になります。今年大学院に入学したとしても博士を取ると42歳になるため、いわゆるポスドクでの募集は無いと思います。といわけで、まずは受け入れてくれる研究室を見つけ、博士課程卒業で大学の助手なり講師なりで雇って貰える実績を出すしか無いのではないかと思います。 現在は何か生命化学に関わるようなお仕事なのでしょうか?新聞や本で見て興味があるのと、実際の研究ですとしんどさも違いますし、まずは知り合いのつてを頼って研究をやっている人の生活や意見を聞くのも方法だと思います。
お礼
37才が何をバカなことをと言っているのだと笑われるものとばかり思っておりましたが、こんなに親切に教えて頂き感激致しました。非情に厳しいけど少なくとも学ぶ道が閉ざされている訳ではないと知り嬉しく思いました。 ありがとうございました。
お礼
若い頃から努力を重ねてきている人でさえなかなか認められないなんてとても厳しい世界なのですね。 ダメだと分かっていても立ち向かってしまうのが私の人生なのかもしれません。 厳しい現実を教えて頂きありがとうございました。