• 締切済み

表皮効果について

表皮効果についてお聞きします。表皮効果を防ぐ(内部まで磁束を通りやすくする)にはどのような方法があるのでしょうか。成層鉄心が有効であると聞きましたがそれはなぜでしょうか。

  • trmkz
  • お礼率25% (1/4)

みんなの回答

  • saru_1234
  • ベストアンサー率33% (452/1341)
回答No.4

No.2 です. 概要,ですが 変化する磁束が鉄心の長手方向に通過する場合,渦電流は その垂直な面上を渦状に流れます. そしてその電流により発生する 新たな磁力が,磁束通過の抵抗となります. 渦電流(の合計)の中心は鉄心の中心と一致する為,磁束通過の抵抗は 鉄心の中心部ほど顕著です. 換言すれば磁束は鉄心の表面部分側が 通りやすい,ということです. 鉄心をスライスして(というか,薄板を積層して)絶縁(または高抵抗)にすると 大きなループの渦電流がなくなります. (スライス1枚辺りの渦電流は発生します) つまりスライス1枚辺りの表皮部分は磁束を通しやすいので, 鉄心全体で見れば内部まで磁束が通りやすいと言えます. 絶縁処理をせずにただ重ねただけではダメです. 市販の電源用トランスを分解してみると, 1枚毎に表面処理がされていたりします. No.2 でフェライトの使用を挙げましたが,全体的に不導体(または高抵抗)の 磁性体を使うことでも渦電流が流れない(流れにくい)ので 同様の効果があると思います.

  • foobar
  • ベストアンサー率44% (1423/3185)
回答No.3

表面を絶縁した鋼板で積層鋼板にすることで、積層方向の電気抵抗を非常に大きくすることができます。 磁束の侵入長さは電気抵抗率の平方根に比例するので、積層と直角の方向には磁束の侵入長を長くできる。 (磁性体内に流れる誘導電流が磁束の侵入を妨げるのですが、絶縁鋼板を積層して誘導電流を抑えれば磁束の侵入を妨げるものがなくなると) 表皮効果的に説明するとこんな感じになるかと思います。

  • saru_1234
  • ベストアンサー率33% (452/1341)
回答No.2

「表皮効果」とだけ書くと 導体内の電流の事を指します. 磁束については敢えて「磁束の表皮効果」と呼ぶようです. > 成層鉄心が有効であると 下記URLに解説がありました. http://www.geocities.jp/kan_fukushima/uzu.htm 磁性体内で発生する渦電流を小さくする為との事です. 一般にフェライトコアは導体と認識されてるが 某メーカのフェライトコアはほぼ絶縁体に近いコア材を 使用する製品があるとの事です. http://www.tdk.co.jp/tjbce01/bce022_2.pdf このようなフェライトコア材を採用することでも 効果があると思います.

trmkz
質問者

補足

解答ありがとうございます。 説明を少し省いてしまいましたが僕が質問したかったのは磁束の表皮効果についてです。現在使っているのは珪素鋼板を重ねて作った成層鉄心をコアに用いたコイルを使用しています。 正確にはこのコイルを用いて励磁して渦流試験を行っています。 この時起こる磁束の表皮効果を防ぐために珪素鋼板の成層鉄心を用いたのですが、詳しい理由がわかりません。もしかしたら表皮効果についても僕は理解が乏しいのかもしれません。もしよろしければ解答願います。長々すいません。

  • nrb
  • ベストアンサー率31% (2227/7020)
回答No.1

 実際にやってる方法は・・・・・・・ ・単線ではなく何本もの細い線を束ねて表面面積を上げることにより表皮効果ロス低下を防いでます ・内部が空洞になってる  よほど特殊な物にしか無いです ・表皮効果を起こさない為に  ミリ波帯では導波管を使う  なんかの手法ですね

trmkz
質問者

お礼

解答ありがとうございます。束ねて表面面積を上げるのですね!ありがとうございます。

関連するQ&A

  • 表皮効果について

    再度のご質問、ご容赦ください。 電線に電流を流すと表皮効果で電線の表面近くを電流がながれますが、この原理について下記の解釈は正しいでしょうか? 【表皮効果】 電線に電流を流すと、アンペア右ねじの法則で磁束が発生する。 発生した磁束は φ=BS=μHS=μIS/2πr で表されるので、r(電線の中心からの距離)が小さいほど磁束が多くなる。 この磁束と鎖交する電線断面には、ファラデーの法則で電圧が発生し渦電流が流れる。 この渦電流は、レンツの法則のとおり鎖交磁束の変化を妨げる方向に磁束を発生させるように流れる。 よって電線の中心ほど電流が流れにくくなるため、電線表面に電流が集まる。 また、ファラデーの法則e=Ndφ/dtより、磁束の変化量が大きいほど電圧が高くなるため渦電流も増加するので、高周波ほど表皮効果が顕著になる。 よろしくお願い致します。

  • 表皮効果について

    ある書籍に交流電圧は導体の中ほど鎖交磁束の影響を受け流れにくいために外側を流れると書かれてあるのですが、 この鎖交磁束というのは外部からの磁場ということですよね? 外部から磁場がなければ表皮効果は起きないということなのでしょうか? よろしくお願い致します。

  • 表皮効果の内部状態

    表皮効果について、よくわかってきたんですが、 細かいことなんですが、電流をながしたときに中心部と表皮でおきている状態 (磁束と電流の関係)を詳しく知りたいんです。 教えてください。お願いいたします。 関連URL: http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?qid=148030 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?qid=149121

  • 表皮効果の原理について

    表皮効果の原理について教えて下さい。 なぜ導体表面のみが高周波電流を流すことが出来て 導体内部では出来なくなるのでしょうか? これは何が関係しているのでしょうか? これって導体内部が穴だらけのすかすかの導線を使えば 高周波をうまく流すことが出来るということなのでしょうか?

  • 表皮効果について

    電磁気を勉強中の者です。 表皮効果について質問なのですが、 高周波の交流のみならず、脈をもつ直流でも表皮効果があると聞きました。 そこで思ったのですが、 急激な立ち上がりと下りをもつ一回のみのパルスの様な直流でも表皮効果が現れますか? まだ素人なので変な質問をしていたらすいません

  • 表皮効果について

    電験の勉強中です。 漠然としてますが、表皮効果ってなんですか? 対策は電線を太くする、、、 よくわかりません。 申し訳ないですが、教えて下さい。 よろしくお願いします。

  • 表皮効果について

    表皮効果について教えてください。 周波数が高くなるほど導体表面にしか電流が流れないととのことですが、なぜでしょうか。

  • FDTD法での表皮効果

    ただいまFDTD法を勉強中なのですが、FDTD法には表皮効果は考慮されているのでしょうか?FDTDはマクスウェルの方程式が基になっているので当然のように表皮効果も考慮されている気もするのですが、FDTDの参考書を読んでも全く表皮効果の文字を見かけません・・・どなたかわかる方いらしたらお願いいたします。

  • 表皮効果の影響について

    表皮効果について調べています。 表皮効果は交流電流を流したときの電磁誘導の現象だと理解しております。 ただ直流と言われている 周波数成分をもつ脈流(単相半波整流など)も時間的な変化があるので 表皮効果の現象は発生するのではと考えております。 ご存知の方がいらしたらご教授お願いします。 また影響する場合、浸透深さを計算するとき導電率などは材料特性は一緒と仮定すると 周波数に依存すると思いますが 50Hzの交流と単相半波では同じ浸透深さになるのでしょうか?

  • RF電源と表皮効果

    RF電源のことをマッチャーと言うと思うんですが、配線になぜ、銅板が使われているのかがよくわかりません。 表皮効果が関係しているそうなのですが、その理由と、表皮効果が、よく理解できません。 すいませんが教えてください。お願いします。