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表皮効果について

ある書籍に交流電圧は導体の中ほど鎖交磁束の影響を受け流れにくいために外側を流れると書かれてあるのですが、 この鎖交磁束というのは外部からの磁場ということですよね? 外部から磁場がなければ表皮効果は起きないということなのでしょうか? よろしくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

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  • tance
  • ベストアンサー率57% (402/704)
回答No.2

くるくる巻いてあるか、ただの線かは、原理的には何も違わないのです。 巻くことによって磁束を同じ場所に集め、電磁誘導を強めている だけのことです。 巻くと長い線が小さくまとまります。コイルの中心は周りを取り囲む 線のどの部分からも同じ向きの磁束が通りますから、強め合います。 このコイルをほどいて1本の線にすると、磁束は全長にわたって散らばる ので強め合う作用はなくなります。 コイルにすると表皮効果とは別に近くの線からの磁束の影響で渦電流が 流れ、インピーダンスが上がったり、Qが下がったり、発熱したりします。 この渦電流が自分自身の線の中でも流れると考えても表皮効果は理解 できると思います。

その他の回答 (1)

  • mtaka2
  • ベストアンサー率73% (867/1179)
回答No.1

流そうとしている電流自身に基づく磁界です。 だから、外部からの磁界がなくても表皮効果は発生します。 大雑把に原理を説明すると、 コイルは周波数が高いほど電流が流れにくくなりますが(コイルに発生する磁界による逆起電力が抵抗となるため)、 それと同じことが普通の導線の内部でも発生しているということです。

MOUIIKAO
質問者

お礼

分かりやすい説明ありがとうございます。 でもコイルはぐるぐる輪っかを巻いているために高い周波数の電流が流れにくくなるわけですが、導体の内部は特に輪っかを巻いているということはないように思うのですが、 どう理解すれば良いのでしょうか? お願いいたします。

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