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主君の敵討ちは 外国にもある?

あしたは 四十七士討ち入りの日ですが、 ふと考えてみると 、日本での儒教は 日本で独特の発達をし、中国が 国や主君よりも親への孝を第一義としていたのに対し 日本では 親や家族を捨ててまでも 主君への忠義を大切としたことから 忠臣蔵のような事件が起こったと思われます。 そこで 考えてみたのですが、日本以外の国で このような 親や家族を捨ててまでも 忠臣蔵的な主君の敵討ちといった事件が会ったのだろうか?ということです。 どなたかご存知でしたらお教えください。

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  • jyab
  • ベストアンサー率9% (1/11)
回答No.4

akiyoteaさんへ 私は学問を専門的にやっているわけではないのであんまり信用しないでください。 「いろんな国の方も見ていてくれると うれしいのですがね」 akiyoteaさんが大学生でしたら学内のすべての人にメールを出せばいいんじゃないですか。ちょっと恥ずかしいかも知れませんが、学問を極めるために! 「中国や朝鮮では、家来の忠義を示す範囲と免責規定が存在します。西洋でもあるようです」 中国や朝鮮では、家来が主君を三度諌めて、いれられなければ、郷里へかえっていいそうです。 西洋は、かなり細かく契約できめていたようです。契約内容が許せば、同時に二君に使えることも可能だったそうです。 「本貫という言葉を知りません」 朝鮮半島の家族制度。中国の宗族の相当するもので、相続方法などが若干異なるそうです。 系図を同じくする人の集団と意味だそうです。このへんは韓国の人に直接聞いた方がわかりやすいんではないでしょうか。 儒教は結局、系譜による序列付けを要請するみたいです。 社会的序列によって、義務と権利の内容が変わってくるというのが教義みたいですから。 忠臣蔵は、浅野の殿様と家臣団との間に疑似家族的関係が成り立っていたし、世間がそれは当然と認識していたから成り立ったんじゃないですか? この種の血縁を重視しない疑似家族的関係は日本独自のものだと思います。 日本の儒教の解説が二転三転するのは、アレじゃないですか。 ハーバードとかエール出の洋行エリートがサンデープロジェクトなんかにでてきて説教垂れているのと同じなんじゃないですか。 昔の中国帰りのエリートも中国と日本の国情の違いを考慮せず、日本は遅れているとか言っていたんじゃないですかねぇ。 で、結局本来の意味からずれていったんじゃないですか、独自進化というよりワ。

akiyotea
質問者

お礼

なーるほど! 擬似家族ですか! そう考えると いろいろ あてはまりますので 納得できます。 昔の 大家と店子とか、今はもうないでしょうが、 ふた昔前までの雇い主と労働者とか・・・。 血縁を重視しない擬似家族関係が日本独自のものというのは 面白いですねぇ。 やっぱり それは 和をもって尊し というアレがベースになっているのかしらん・・・? 欧米の主君と家来の関係が 契約関係というのも おもしろいです。 キリスト教って 契約ですものね。人間と神との・・・。 こうやって いろいろ考えてみると 日本てかなり特殊で 情緒的な文化を持つ国ですね。 さて 私は残念ながら 大学はとっくの 昔に出てしまったのです。 仕方がないので、これから出会う外人にリサーチすることにいたします。 ありがとうございました。 とても 勉強になりました。

その他の回答 (3)

  • jyab
  • ベストアンサー率9% (1/11)
回答No.3

たいした知識もないので、恐縮ですが、ないんじゃないですか。 中国の故事についても、よくよく読むと孝を最優先しています。日本とは考え方が違うんじゃないですか。 実際、中国や朝鮮では、家来の忠義を示す範囲と免責規定が存在します。西洋でもあるようです。 儒教についてですが、その前提となる宗族や本貫という家族制度が日本にはありませんから、日本に儒教があるかどうか私は疑問です。 ちょっと右翼っぽいですが、日中の宗教比較では、小室直樹の「天皇原論」?か「宗教原論」?が分かりやすいと思います。(タイトルがうまく思い出せませんがたぶんこんなのだと思います。) 忠臣蔵は、儒教の影響はないとは思いませんが、かなり日本的な動機と手段によるものだと思います。

akiyotea
質問者

お礼

昨年 某大学の 「孔子研究」を専門としていらっしゃる先生が、「中国では 忠より孝、たとえ戦場にあっても親が死にそうだという場合は、戦いを前にしていても親のもとへ帰ることを孝であるといって評価するが、親のもとへ帰らない場合はなんという親不孝な人間だとなじられる。 しかし 日本はそれが逆で 親を捨てても 主君のために戦うことが美徳と考えられている」 と 日本と中国の儒教の違いについておっしゃいました。 その後 日本と中国の 文化の違いに興味が出て 数冊の本「現代中国学入門」などなど読んだりしましたら、 それらの本には どれも中国人の共通の考え方として、国より家族、名より実ということでした。 儒教は まだ読んでいないので、前述の某大学の先生から伺ったこと意外には 何も知りません。 そろそろ儒教関係の本も読み始めようかなと思っていますが-・・・難しそう-・・・。 まぁ そんなわけで 忠臣蔵のような事件は 中国にはないのでは-と思ったのが、質問の動機だったのですが-・・・。 他国の方は、忠臣蔵をどのように見ているのか 知りたいです。 日本人しか 見ていないでしょうねぇ、OKウェブは-・・・。 いろんな国の方も見ていてくれると うれしいのですがね・・・。   ところで jyabさまが おっしゃっていらっしゃる 「中国や朝鮮では、家来の忠義を示す範囲と免責規定が存在します。西洋でもあるようです」 に関してですが、「家来の忠義を示す範囲と面積規定」というのを 具体的におおしえいただけたら うれしく思います。   さらに 「本貫という家族制度が日本にはありませんから」 とおっしゃていらっしゃぃますが、 ごめんなさい 不勉強で 本貫という言葉を知りません。 これについても お教えいただけたらうれしいのですが-・・・。 よろしくお願い致します。 小室直樹の「天皇原論」?か「宗教原論」?が分かりやすいとのこと、読んでみます。 小室直樹というかたは 昔よくテレビに出ていらした あの 右翼の方?-・・・かな?

  • taisi
  • ベストアンサー率16% (1/6)
回答No.2

フランスとかドイツのような騎士がいた国(封建社会)ではありました。劇、詩にもなってます。もっとも”親兄弟を犠牲にして”やるような仇討ちは知りません。 イスラム社会ではそもそも主従関係のいみが違ってくるので簡単ではありませんが”主君の”仇討ちは話に残るほどのものはなかったと思います。 中国はその手の話が多いです。それ以外の地域となると伝承の中に幾つか見られる程度だと思います。

akiyotea
質問者

お礼

フランスやドイツの 騎士社会にはあったというお話ですが、考えてみると 確かに騎士道と武士道は通じるところがありますものね。  そういえば、アーサー王のころから 王に忠誠を誓うなんてありましたものね。 劇や詩にあるとのこと 探してみますね。 中国には ないと思っているのですが、あるんですね! 具体的に どのような文献にあるのか-・・・? よろしければ お教えいただきたいのですが-・・・。 イスラムは主従関係の意味が違うということですが おもしろいですね! イスラム文化にも ちょっと興味が出ました! イスラム関係の本も読んでみます。 ありがとうございました。

  • vcmshiro
  • ベストアンサー率44% (32/72)
回答No.1

儒教は、仏教の中の人間界だけに限って説かれたものの一つです。 さて、仏法の中で、人の道(道徳、徳)には3種類あります。 主君の徳、師匠の徳、親の徳です。 無く子もだまる明治政府は軍隊が、日本帝国時代では、天皇が第一でした。つまり、主君第一ですね。 従いまして、この時代に影響を受けた方達はその様な事になったのでしょう。 しかし、徳には3つあるワケで、どれが最高と言うのもではありません。それぞれの役割の使命がある方達が、その徳にあった身に付ける事を・・・求めずして身に備わる徳と説いています。 つまり、自分から求めている事自体が煩悩であって、自分では無く外から自分に備わった自分の徳で得た事による環境を作り上げる事こそ本当の幸せを得られる。と説いています。 その様な意味からも、また総合して分析すると、忠臣蔵は、修羅の道であり、義理人情などもこの修羅に属します故に、最後に切ない感じがすると思われませんか? また、儒教(仏法の中の人間界だけを説いている原型)で、中国の歴史で主君に尽くし敵国に攻めに行った故事が多数あります。 今の現代であれば、経営者は、ある意味主君の徳がなければ、その会社の従業員からの心からの結びつきは得られないでしょう!!従業員であっても、愚痴ばかり言ってる方には徳は備わりませんし、自分を苦しめる結果になるでしょう! 故松下幸之助先生も、松下電器を大きくするにあたり、仏教に頼って色々勉強されている事なども、PHP研究所出版書籍からもわかりところですネ! 経営学などで、海外ではロジック中心の事ばかりですが、日本では仏教からの人の徳なども加味されている点が、血が通っている様に思います。だって、知識・経験が豊富でも徳がなければ役に立たないからです。 では、では。

akiyotea
質問者

お礼

儒教が、仏教の中の人間界だけに限って説かれたものの一つだったなんて 知りませんでした! もっとも あのような質問をしたくせに 実を言うと 儒教に関しては 何も知らないと言ってよいほどの人間なんです、私は・・・。すみません。 「忠臣蔵は、修羅の道であり、義理人情などもこの修羅に属します」とのこと、修羅とは仏教で言うところの たしか 「人間の苦しみ(-・・だったかな?)」のひとつでしょうか?  ほんとうに おっしゃるとうり 切ないです!   大石蔵之が 倒産した会社の経営者であると考えたなら、 現代では どう評価されるのでしょうか? 「経営者は、ある意味主君の徳がなければ、その会社の従業員からの心からの結びつきは得られないでしょう!!従業員であっても、愚痴ばかり言ってる方には徳は備わりませんし、自分を苦しめる結果になるでしょう」 と おっしゃっていますが、よくわかります。 私は 会社員でもなく、経営者でもありませんが、 親子、教師と生徒、友人同士・・・すべての人間関係にも いえますよね? 仏教のことも よくは知りませんので、 これを機会に 関心を持ってみようと思います。 ありがとうございました。  

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