• 締切済み

語句の用法

※これまで「耐震強度偽造問題」と表記されていたのを、国土交通省などが「--偽装ーー」と変えたのはなぜか。その背景と意図について、お調べになられたお方教えて下さいませんか。 ちなみに、国語辞典で調べてみたら、次のようになっていました。 *ぎぞう ―ざう 0 【偽造】 (名)スル にせ物をつくること。贋造(がんぞう)。 *ぎそう ―さう 0 【偽装/擬装】 (名)スル (1)他人の目をごまかすための装いや行動。 (2)敵の目をごまかすために、建物・船体・車両・兵器などに、特殊な色を塗ったり、おおいをしたりすること。カムフラージュ。 要するに、この事件が物件の偽造だけに留まらず組織的でその広がりの度合いが、大きいものに発展していくものと判断したのだろうか。 よろしくお願いします。

みんなの回答

回答No.3

ただの感覚ですが、「耐震強度偽造問題」は、聞いた瞬間に違和感を覚えていました。 だって、偽造したのは「書類」であって、「耐震強度」は誰にも偽造できません。 「耐震強度」は概念ですので、強度があるように偽って相手を騙したりごまかしたりは出来ますが、強度自体の偽造は不可能です(笑) だから「偽造(ニセモノをつくる)」から「偽装(めくらましでごまかす)」に言葉を変えたのだと思ってました。 No.2の方の言うとおり、元は「耐震強度計算書の偽造」が、文字数の都合で画面に入りきらなかったのかもしれませんね。 でも、字数の都合で「耐震強度偽○」にするなら、「偽造」より「偽装」のほうが、日本語の表現としてしっくりくると思います。

aden
質問者

お礼

早速のご教示有難うございました。 小生も全く同感です。 この問題の今後の展開について見守っていきたいと思います。 本当に有難うがざいました。

  • mans_sato
  • ベストアンサー率54% (115/210)
回答No.2

もともとは、「耐震強度偽造」で間違いではないと思います。 確かに正確には「耐震強度計算書の偽造」ではあると思いますが、 「計算書」を省略しても意味が通りますので、文字数等の関係で省略したものと思われます。 もともと、某元建築士が提出した計算書は、しっかりと確認すれば数値がおかしいことがわかったはずですので、偽装よりも偽造の方がより正しいと思います。 偽造を偽装とした点ですが、 1)質問者様の考える通り、偽造を組織的に行い、隠ぺいしようとした。 2)今回は建築基準法違反に当たり、公文書偽造には該当しない。   そのため、「偽造罪」を連想させる「偽造」の字を使わない。 3)国土交通省の立場からすると、偽物ではなく本物の書類であり、その数値のみが改ざんされていた(2に関連することですが…)。 ということが考えられます。これらを総合して「偽装」としたのではないでしょうか。

aden
質問者

お礼

論理的で説得力のあるご回答に満足しています。 有難うございました。 今後ともよろしくお願いいたします。

  • aroi-aroi
  • ベストアンサー率34% (40/115)
回答No.1

国語辞典でお調べになって答えは出ているように思われます。 「耐震強度偽造」がそもそも間違った用法です。 ・耐震強度計算書や○○設計書を「偽造」した。 ・耐震強度を「偽装」し、建築基準にあわない建物を建ててしまった。 …のどちらかではないでしょうか。 で、今回の事件では、もちろん書類を偽造したことだけにとどまらないので…となったのでは? 組織的に行われたかどうかとは関係ないように思います。

aden
質問者

お礼

多少疑問点もありますが、早速のご教示に感謝申し上げます。本当に有難うございました。

aden
質問者

補足

<今回の事件では、もちろん書類を偽造したことだけにとどまらないので…となったのでは?> 確かに、そのようなことは言えると思います。 では、なぜ多くのメディアあたりが、下記のような間違った表記をしたのであろうか。そこらあたりについての補足が頂けたら有難いのですが・・・・・ <「耐震強度偽造」がそもそも間違った用法です>

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