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言葉の末尾の んこ について。
『蟻』って、『アリ』と言いますよね。 でも、『ありんこ』 とも言いますよね。 じゃあ、『んこ』 ってなんですか? 類似で、『ゆきんこ』 ってのもありますよね。 私の中ではこの2点が近いのかどうかさえわかりません。 誰か御存じですか? 気になるぅ~!!
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こんばんは。さらに寒くなってきました。No.1で回答したものです。 ちょっと家の中を探してみたところ、20年ほど前の国語事典が出てきました。 その名も「新明解国語辞典」(三省堂、編者代表 金田一京助)。 これを引いたところ、出てました、出てました。 「『んこ』(造語)そのような状態にあることを表す。例『どろんこ』『うそんこ』」 「うそんこ」はないだろー、と思うのですが、かつては使われていた言葉なのかもしれません。(金田一さんだけが使っていたとか?) 説明が少なくて釈然とするような、しないような… 「それでは満足できない!」という場合は… 仕方ありませんね。奥の手を出しましょう。 知り合いに学校の国語の先生はいませんか? もしいたら、「日本国語大辞典」というものを持っていないかどうか聞いてみてください。これを引けばたぶん詳しく載っているのじゃないかと思います。 出版社は忘れましたが、この辞典はいわば国語辞典の親分みたいなもので、本の厚さが10センチ近くあって、確か全5巻だか8巻だかあったように思います。学者達の間では「にっこく」と呼ばれ親しまれています。国語の先生なら持っている人もいるんじゃないでしょうか。あと図書館とか… 私も趣味で欲しいと思ったことがありますが、確か10万円以上したような… ガンバッてください。
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- uzumaki-ko
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東北地方の方言では、語尾によく「こ」を使いますよね。 「ゆきっこ」「ありっこ」「こっこ」(ちなみに最後のは「子」のことです)「家っこ」・・ 小さくてかわいいもの、という意味だけじゃなく、短い単語に落ち着きをつけるような意味もある気がします。 ただ「ゆきんこ」に関しては、 単なる「雪」を指すのでなく、「雪の妖怪(妖精?)」のことだというふうに思っていました。(東北人としては)
お礼
ありがとうございます! ゆきんこが妖精だとすると、東北で生まれた名詞の一部ということになりますね。東北の方がおっしゃるのですから、間違いないでしょう。 ということは、どろんこや、ありんこ、とは種類が違う可能性が出て参りました。(ちゃりんこ、も関西で生まれた名詞?) 聞いて下さい! ここには載ってないのですが、私個人の調査によりますと「んこ」は「の子」が音便化したものが小さい物に応用されるようになったのでは?という 予想を耳にしました。 しかしながら、これはあくまで予想でありますので、確かなことはわかりません。 どうでしょう?
- Kokimaro
- ベストアンサー率16% (5/31)
「どろんこ」も泥んこ遊び(泥遊びでも通じる)と言うことで状態を指すだけではないと思います。 自分の考えでは、単に幼児語では無いでしょうか。 ちなみに幼児語は他に同じ言葉をつなげるものも良くあります。「まんま」とか。「パパ」「ママ」もその類だったと思います。 また「んこ」の使う語では「めんこ」とか子供の使うものが多いような気がします。 もしくは「雪ン子」「蟻ン子」と言うように「子=かわいい、小さい」と言うことを強調して言う言葉ではないでしょうか。
お礼
なるほど。 やっぱり、可愛い感じってなとこなんですかね。 私はまた、学ランのランみたいに、何かの隠語が転じて…みたいなのを、 少し期待しているのですが。 たしかに、「泥にまみれた。」と言うより「泥んこになった。」といったほうが、やわらかい印象を受けますね。 ありんこ の んこ。 ありがとうございました。
以前持っていた国語辞典には、『んこ』の項目がありました。 たしか 新明解国語辞典(金田一春彦監修?)だったと思うんですけど。 残念ながら、どういう風に解説されていたかは忘れてしまいました。 今のには載ってないのかなぁ。 現在手もとにある国語辞典(大辞泉、広辞苑)には、載っていませんでした。 改訂版作るときに、新語を収録する代わりに削られちゃったりしてるんでしょうかね。 こんど旧い版の国語辞典を探して確認してみますね。
お礼
お返事ありがとうございます! 一歩一歩光に近付いている感じです! 残念ながら、私は新明解国語辞典を持っていませんので、 明日にでも本屋さんに行ってみます。 でも、改正されているかもしれないんですよね…。 泥んこの『んこ』とありんこの『んこ』とは若干違うような気がしてきました。 泥んこは状態を現して、ありんこはどちらかというと名詞に近い…? でも、どっちも可愛い状態をあらわしているのかな。
- huchio
- ベストアンサー率25% (7/28)
こんばんは。寒くなってきましたね。 「んこ」は「の子」という意味じゃないでしょうか。 おそらく「可愛いな」という親しみを込めた呼称じゃないかと思うんですけど。 ただ、実際に子どもかどうかということは重要でなくて、小さくて可愛いものに対して使うんじゃないでしょうか。 他にどんなときに使うかなあ… どろんこ、気かん子、これは違うか。チャリンコ、ちょっと違うかな、でも意外にあってるような… 国語辞典引けば載ってるような気がするなあ。 国語辞典の「ん」の項、あまり見ないでしょ。普通。 けっこう面白い言葉が載ってるよ。 「んこ」みたいに単語の後ろにくっつくのが多いけど。 「んぼ」とか。「おこりんぼ」みたいな。 アカデミックな回答じゃなくてすいません。
お礼
お返事ありがとうございます。 チャリンコ、どろんこ、意外にありますね。 謎が深まったところで、 早速、三省堂の大辞林を引いてみました。 でも、なかったです。 「んず」とかありましたが。 方言なんでしょうか? あぁ、気になる。
お礼
huchio様。 ありがとうございます。 なかなかお返事できなかったのには、わけがあるのです。 アドバイスを頂いて、なるほど!と思った私は国語の先生ではないものの、哲学の研究をしている友人を思い出しまして、依頼したのです。 その結果が来るのを待っていたんですが、忙しいらしくなかなか返事がこなくて…。 まだなんです。 ですが、来たらここで報告します。 諦めてないんですよね~。(^_^;)
補足
まだ、ここを気にしていらっしゃる方がいる事を信じて…。 ●「ん」 助詞「の」の音便化。例:僕ん所 (ありんこ とは関係ない可能性あり) ●「ありんこ」の方言 静岡引差郡/島根簸川郡朝山村/津山市 岡山吉備郡/広島府中町/上蒲刈島/江田島 ●他に 「ありんじょ」佐渡島 「ありんぞー」神奈川などなど *みなさん、ありがとうございました!またお願いしますね!!*