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石炭の揮発分・水分について

石炭2gをつかって酸化実験をしているんですが、メタノールと過酸化水を1:10の割合で混合し、石炭をそれにいれて60~70℃で4hほど加熱・攪拌してから、吸引ろ過をすると0.3gくらいしかとることができませんでした。 これは石炭の(工業分析値から)揮発分と水分があわせて71%あるので、これらが飛んでいると考えるといいのでしょうか? それだと計算があうのですが(計算では0.58gくらいですけど)、60~70℃で水分がとぶのかが不思議です。 それとも他に原因があるのでしょうか? なにかアドバイスなどありましたら、なんでもいいので教えてください

質問者が選んだベストアンサー

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  • DexMachina
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回答No.1

吸引濾過の後は、乾燥も行っていると考えてよろしいでしょうか。 でしたら、「揮発分+水分=71%」が抜けた、と考えられると思います。 石炭中の水分は、固体部分に取り囲まれる(或いは吸着される)形で存在しているだけなので、 粉砕・過酸化水素酸化という工程によって、石炭に含まれていた水分は解放されることになり、 濾過・乾燥によって概ね取り除かれるでしょう。 (過酸化水素水にも水は含まれますので、60~70℃の加熱の最中には飛びません) ただ、「揮発分と水分があわせて71%ある」というのが、私としては首をひねるところなのですが。 (石炭化の進んだものにしろそうでないにしろ、過酸化水素で炭素分が「揮発分」になるとは、 ちょっと・・・?) 石炭に関して: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E7%82%AD http://www.gsj.jp/Pub/News/pdf/1978/02/78_02_01.pdf

seno
質問者

お礼

的確なアドバイスありがとうございます! 揮発分+水分はネットの報告書より同じ石炭の値を抜粋したものです。 確かな値を得るためにも、自身で工業分析を行う事を考えたいと思います。

その他の回答 (1)

  • sgomu
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回答No.2

何をやっているのかいまいちよくわかりませんが、考えられることとしては、過酸化水素で分解してできた炭化水素化合物や二酸化炭素などが揮発したということのほかにも、分解物がメタノールに溶けているということがあると思います。 水分に関しては、石炭中のものよりも過酸化水素水のほうがはるかに多いです。 4h加熱中は水分はなくなっていないでしょう。 ろ過をすると水は下に落ち、残った水分はその後の乾燥で蒸発してなくなります。 ところで、「石炭の(工業分析値から)揮発分と水分があわせて71%ある」という出典はどこですか? どんなことをして何を測定した結果なのかがわからないので、これに関してはコメントできません。 あと、この実験をしている目的ももしよろしければ教えてください。

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