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ツボを押すと…
最近、眼精疲労にかなり悩まされています。 眼の周りのツボを押すと、回復に効果があることは ご存知の方も多いと思うのですが、 その中の『攅竹』というツボを押すと、 「クラッ」ときたり、吐き気がしたりします。 ツボには神経や血管が集まっている、 と聞いたことがあるのですが、 上記の症状が出るのはあまり状態が良くないのでしょうか?
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東洋医学診断の基本となる診断に、寒熱虚実の診断があります。 文字の通り、その病状が寒・熱・虚(体力の衰え)・実(病の強いもの)のいずれによるものかということですが、これによって治療方針は極端に言うと反対になります。 局所に刺激を行う場合、熱や実に対しては鍼灸では瀉法を用います。 これはその局所から熱などを逃がす手技のことです。 反対に寒や虚に対しては反対に補法です。 これはここに例えば血液を集めてくるような手技です。 この二つを誤ると、理論的には悪化することになります。 鍼灸はその手技や配穴でそれらを分けるのですが、一般的に指圧は補う作用が働きやすいと思います。 つまり補法です。(厳密には言えませんが) ただしあなたの押し方でどう働いているかは変わりますから、どうとは言えません。 目が乾燥する..熱証 冷えはない...熱証?実証? でしょうか。これについては自身はありませんが、自分で舌を鏡で見てみて赤黒いようでしたら、間違いないでしょう。基本的にはやや紅いピンク色が理想的です。子供の下を見ることがあればよく分かるんですが。 これも予想の範疇は超えませんが、足の指の親指と人差し指の間で骨の際(丁度2本の骨がV字型に合わさるところ)を押さえて見て下さい。ここは太衝と呼ばれるつぼで、高血圧や目の疾患にも効きますし、あなたにはこのつぼの方が合うかもしれません。 また合谷なども良いでしょう。 局所は少しの間避けてみて下さい。 どうしても気になるのなら、先のとがった物で少し叩くようにして刺激して下さい。
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- hiyorido
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本来、東洋医学では治療に使うつぼを決めるために、様々な診察をします。 その結果として、数箇所のつぼを決定します。 当然、症状やその人の身体の状態によっては使ってはいけないつぼも存在します。 一般にツボ療法として知られるのは、それらの最大公約数である場合が多いので、出来れば専門家の指導の元がふさわしいと思います。 中には血圧を下げるとつぼとして紹介されているものが逆に上げたり、のぼせのつぼが逆にのぼせさせたりということがあります。 確かにあなたのおっしゃる通り、神経の反射によって低血圧や徐脈などを引き起こすこともあります。 あなたはのぼせ症(或いは冷え性)でしょうか? 冷えのぼせの方の中には、攅竹を使うと余計に上逆(じょうぎゃく)していまい、丁度頭に血が上った状態になる方もいるでしょう。 詳しい状態が分かりませんからこれ以上は言えませんが、症状や体調を教えてくれれば、もう少し詳しくお話しします。
補足
さっそくアドバイスを頂き、ありがとうございました。 現在の体調に特に問題はないと思います。 先月末に人間ドックを受けたのですが、 その際にも特に異常な箇所は見つかりませんでした。 『冷え性・逆上せ症の別』とありますが、 少し血圧が高いと言われることはあります。 冷え性についてはまったくありません。 眼精疲労の症状としては自覚しているのは以下になります。 『目が乾く』 『目の奥が痛むことがある』 『左右の視力が極端に違う 右:0.3 左:1.5』 分かりにくい説明になってしまったかもしれませんが、 またアドバイスいただけると幸いです。 よろしくお願いいたします。
お礼
専門的なお話を、分かりやすく説明してくださり感謝しています。 アドバイスのあったとおり、しばらくは『太衡』と『合谷』を使ってみようと思います。 また機会がありましたらよろしくお願いします。 ありがとうございました!