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なぜ1日が24時間なのですか?
Teleskopeの回答
- Teleskope
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>> 人間が定義した時間は何を根拠に1秒という時間をきめたのか << 「分と秒」は もともと古代からあった「角度の単位の名称」です。それが「時間の分と秒にも」使われるようになったのは、1300年代末にフランスなどで機械式時計が発明された時です。 古代メソポタミアの地で生まれて後世に継がれた幾何学では、円を1/60した角度(6度)を「第一のminuta」それをさらに1/60した角度(0.1度)を「第二のminuta」と呼んでました。 minuta は英語でミニチュアという意味、小さな角度、これが minute=分の語源です。そして 第二のminuta=second minute が省略されたのが 現在の second=秒 の語源です。 1300年代末、天文観測で「星の動き(角度)を正確に測る手段」として作られたのが時計です。角度を表すように歯車を作ったので、時間の分と秒が 角度の分と秒と同じに決まったのです。 中世の真っ暗な夜、大きな分度器で星空を見ながら、星が横切った瞬間、now! の合図で、記録係は 時計のカチカチ音を数えた回数 すなわち秒数=角度の秒 を記録しました。( それ以前は脈拍で数えたりしてました。) 昔は天文と宗教(教会)は密着してました。教会が鳴らす鐘は人々が一斉に祈る合図でした。鐘が鳴ると農作業の手を休めて祈る、そんな絵画で見られるとおりの光景です。 この「合図、その鐘、その鐘の音」を clock と言ってたので、新発明の機械は やがてその名前で呼ばれ、現在に至ってます。 この機械以前は おもに日時計、曇りや夜間は水時計や砂時計に頼ってました。 新発明の機械を見た貴族や市民が 神秘趣味やステータスシンボルとして職人に作らせたりして技術が蓄積向上し、やがて公共の時計塔が作られ、時計=時間の社会通念が普及しました。 ( 発明当初の時計は振り子ではなくT形の棒がクルクル往復回転する方式、日本の時代劇に登場するあの時計です。 ガリレイの振り子の等時性の発見は、この時計の発明から200年も後です。 そして振り子式時計を製作したのはガリレイでなく さらに後世のホイヘンスです。分針や秒針が登場したのは さらにさらに後の17世紀末です。) (以前の回答の一部を流用しました。http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1240959 )
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