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古典文法・敬語と補助動詞について
敬語と補助動詞の区別がいまいち理解できません。 どう区別すれば分かり易いでしょうか。 お願いします
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こんばんは、疑問はつきませんね。 さてご質問の件ですが、たぶん敬語法のお勉強をなさっているのでしょうね?敬語の中で、本動詞・補助動詞の区別が分かりづらいと言うことだと思います。 現代語でもありますよ、ケーキをください。(「ください」本動詞) 駅まで送ってください。(「ください」補助動詞) どちらも「ください」です。元々は「ちょうだい」という意味でしたが、その意味が薄れ、丁寧の意味を添えるだけになってしまっています。「駅まで送ってね」という意味になっています。 古典の敬語法の本動詞と補助動詞も同じで、 衣を給ふ (本動詞) 歌を作り給ふ(補助動詞) 「給ふ」は元々「くれる・いただく」という意味の敬語でしたが その意味が場面によっては、薄れてしまって「なさる」という 敬語の意味を添えるだけになってしまっています。 見分け方は、上に動詞があるかどうかです。また、敬語はとりあえず その動詞をすべて暗記しなくては始まりません。大変ですが 頑張りましょう。
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- inahiko
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まず、「敬語」と「補助動詞」という対比の仕方がおかしいですね。 「(本)動詞」と「補助動詞」を区別することから始めましょう。 例えば、「給ふ」という単語があります。 この動詞は、「与ふ」の尊敬語にあたり、「お与えになる」と訳されるのが本来の意味です。そして、これが「給ふ」の「(本)動詞」としての用法です。 ところが、この動詞は、本来の語義の内、尊敬の意味は保持しながら「与える」という要素を失って、「笑ひたまふ」「泣きたまふ」などのように他の動詞の後に付き、「~なさる」という意味を添える、助動詞のような働きを持つに至りました。これが「たまふ」の補助動詞としての用法です。 つまり、本来の用法である「本動詞」に対し、その本来の意味を失い、他の動詞の後に付いてある意味を添え、動詞なのに助動詞のように働く動詞を「補助動詞」と呼ぶのです。 「たまふ」以外には「たてまつる」「まうす」「さふらふ」「はべり」などが、本動詞と補助動詞の両方の働きを持つ代表的な動詞です。それぞれを辞書で調べてみてください。 補助動詞は敬語に関連するものばかりではありません。しかしながら、敬語と関連する補助動詞は多く、高校の古典文法において、敬意に関する補助動詞は、解釈の上で重要なので、敬語と補助動詞をいっぺんに学習するケースが多いようです。 混同しがちですが、国語便覧や参考書なども参照して、頭の中を整理してみてください。
お礼
そうですね。だんだんと混乱してきています。 一度頭の中を整理してもう一度やってみようと思います。 有難うございました
- banzaiA
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>敬語と補助動詞の区別がいまいち理解できません という質問者さんの質問がいまいち理解できないのですが。 #1でご指摘のとおりの、いわゆる本動詞と補助動詞の区別なのですか?それなら#1さんのとおりです。 質問の内容は、敬語の尊敬・謙譲・丁寧とそれぞれの本動詞と補助動詞の区別なのですか?
お礼
そうです。本動詞と補助動詞の区別の仕方がわからなかったのです。 有難うございました
- yenzifei
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こんにちは。 補助動詞とは、文字通り動詞を補助するものです。 単独で用いられず、「動詞+補動」の形ででてきます。 質問者さんは、言葉で区別しようとされているのでしょうか。 たとえば「侍る」にしても、単独で「侍る」という場合と、「動詞の連用形+侍る」という場合があり、前者が単独の敬語、後者が補助動詞ということになります。 古典文法を学ぶ際に必携なのは古語辞典ですが、お持ちでしたら調べてみてください。見ていくと、「侍る」の項には単独で用いるときの説明と[補動]と書かれた部分に分かれていると思います。
お礼
回答有難うございます。 質問の仕方がわるくてすみません。 例として「侍る」という言葉は単独で用いる場合と、おっしゃるとおり「動詞+侍る」になると思います。 補助動詞は動詞や形容動詞などに接続した場合、補助動詞となるのでしょうか? それとも補助動詞としてしか使われない言葉もあるのでしょうか? 度々申し訳ありません。宜しくお願いします
お礼
ありがとうございます。 見分け方は上に動詞があるかないかなんですね。 やっとすっきりしました。 でも敬語をまずは暗記しなければですね・・・ どうもありがとうございます