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有形固定資産と棚卸資産の比較

棚卸資産は費用化が個別的・物量的にでき、対して有形固定資産は期間的・価値的にしか費用かができないということなのですが、イマイチ意味が解りません。 「個別的・物量的」「期間的・価値的」とはどういう意味なのでしょうか? 棚卸資産が個別的・物量的というのは、何となく解る気もします。つまり商品が1個ずつ認識でき(個別的)数えられる(物量的)ということなのでしょう。 しかし、有形固定資産が期間的・価値的というのが本当にわかりません。あるテキストには有形固定資産の費用化は目に見えないため、価値計算によらざるをえないと、書いてあります。どういうことなのでしょうか?解る方がおられたら教えてくださいませ。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • usagiman
  • ベストアンサー率71% (5/7)
回答No.2

財務諸表論の勉強をされているのでしょうか? 例を挙げて解説いたします。 Aさんが八百屋さんを始めるために、建物と野菜を購入しました。 Aさんは野菜を1個10円で仕入れ、30円で売りました。 仕訳 (仕入)10(現金)10 (現金)30(売上)30 このように野菜という棚卸資産は、売上を上げるためにどれだけの費用がかかるのかということを 物量的(野菜1個) 個別的(野菜1個売れば30円の売上に対し10円の費用がかかる。) にわかります。 これに対し、建物は、野菜1個を売り上げるためにどれだけの費用がかかるかを 物量的(建物一棟) 個別的(野菜1個売れば30円の売上に対し、建物の費用のいくらがかかることになるのか) ということがわかりません。 しかし、建物は、野菜を売って商売をするために必要であり、 売上を上げるために建物の価値を使っている(費消している)ため、 減価償却費という形で、その価値の費消額を認識していく必要があります。 この減価償却費は、上記で述べたように売上収益に対し、個別的・物量的に認識できないわけですから、 一期間の売上に対し、大体これぐらいの建物の価値を費消しましたよ、 という風にざっくりと減価償却費を計算していくわけです。 ですので、固定資産は、 期間的(一期間の売上に対して費用を認識する) 価値的(固定資産の価値の減少は、売上に対してどれぐらいか正確に計算できないため、ざっくりと計算する。) に、費用化していくのです。 という具合です。 わかりにくい回答で申し訳ないです。

boki7
質問者

お礼

わかりやすい説明でわかりました。ありがとうございます。

その他の回答 (1)

noname#33300
noname#33300
回答No.1

固定資産は単年度費用計上が出来ないので、期間を区切って費用化すると言う意味だと思います。 普通乗用車だと6年とか。

boki7
質問者

お礼

参考になりました。ありがとうございました。

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