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電気泳動
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PAGEに付いては No.2のセルロースアセテート膜の特徴の破れやすい以外は逆の特徴になると思います。 どちらが破れやすいかは、比較したことが無いのでわかりません。 また、実験によってはゲルのまま検出するのではなく、一度メンブレンに移して検出する場合があります。 それとセルロースアセテート膜は 通常は1種類か数種類のすでに作られている膜しか使えないと思いますが、 そのためにタンパク質の移動度を変えることが出来ないと思います。 (逆にいえば毎回同じような結果を得ることが出来る) PAGEでは自分で好きな濃度のものを作ったり、濃度勾配を作ることにより見たいタンパク質の分子量の部分の分離をよくすることが出来ます。 使い分けとしては、おそらくセルロースアセテート膜は一部の臨床検査に多く用いられていて、 PAGEは基礎系の研究で多く用いられている傾向があると思います。 これはおそらく、セルロースアセテート膜での電気泳動が開発されたために、 臨床ではすでに出来ている系で検出できるものについて新しい系を導入する必要が無かったためにまだ使われているからだと思います。 泳動の速さ、結果の安定性、検出の早さなどに利点はありますが、 セルロースアセテート膜である"必要"は無いと思います。 逆にPAGEでは上に書いた様々な分子量のタンパク質に対応できることや、スタッキングゲルという部分を作ることによりバンドのシャープにすることが出来る点など、 セルロースアセテート膜では出来ない操作があります。 原理についてはこちらをどうぞ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E6%B0%97%E6%B3%B3%E5%8B%95 タンパク質の移動を遮る担体として働いているのだと思います。
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- MIYD
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セルロースアセテート膜の特徴は 泳動時間が短い 膜なので、ゲルのように作ったり、高いプレキャストゲルを買わなくていい 膜なので染色が早い? 破れやすい 分離能が悪い 1laneあたりのサンプル量を増やしにくい などがあると思います。 何を流すのかと、比較対照のゲルの情報が無いので 違いや使い分けについて書きようがありません。
お礼
回答有難うございました。また説明不足ですいません。流したものは牛血清でアルブミン、γグロブリン、αグロブリンを標準試料として電気泳動を行いました。もし、ポリアクリルアミドゲルと比較した場合どのような違いがあるのでしょうか? また質問は異なるのですが、セルロースアセテート膜とタンパクはどのように相互作用しているのでしょうか?教えていただけたらうれしいです。
- MIYD
- ベストアンサー率44% (405/905)
何の電気泳動についての質問なのでしょうか。 ゲルと膜は何で出来ているものをさしているのでしょうか。
お礼
有難うございます。説明が不十分ですいません。電気泳動はセルロースアセテート膜電気泳動です。 またゲルはどのようなゲルでもいいです。膜はセルロースアセテート膜です。
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お礼
何度も回答本当に有難うございます。とてもよく理解することが出来ました。有難うございました。