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ガスの環境負荷について

nouriderの回答

  • nourider
  • ベストアンサー率19% (396/2083)
回答No.4

火でお湯を沸かすよりもヒートポンプ式(クーラーの反対だと理解してください)のほうが熱効率はいいので単純に熱効率を考えれば電気のほうがいいのですが電気には送電ロスも大きく一概にはいえませんね。 でも日本の電力は(産業機器の省エネルギー化や生産業の海外移転などで)かなり余りつつあり電力不足が言われているのは夏の昼間のピーク時だけの話なのでガスヒートポンプ式エアコン(ガスエンジンでエアコンのコンプレッサーを回して冷房する方式)や太平洋側の地域の屋根には太陽光発電パネルを義務づけるなどを使えばピーク電力をかなり抑えられます。電力は余ってます。 原子力発電依存が高い日本は一度動き出したら簡単には停止できない原発のせいで深夜の余剰電力が多く、余剰電力対策でエコキュートを売っているのが現実です。そのため近い未来に夜間充電すれば6時間ぐらい走れる電気自動車が登場すると思います。燃料電池車よりも実現性は高いですね。 ドイツでは脱原発政策のせいで電気の単価が高く、皮肉なことに日本製の太陽電池パネルが大量に売れています。日本では商業発電レベルにはならないのですが、ドイツでは充分商業発電たりえるんです。 ガスエンジンについては発電機や工業動力用には効率が良く環境負荷も少ないのですが、自動車用のように回転数が一定でない使用環境では燃焼レベル制御が難しくあまり環境に優しいとは言えません、欧州ではディーゼルのほうが見直されています。日本では自動車用ガスが単に燃料にかかる税金が安いので(ガス1キロあたり75円?だったかな、もちろん家庭用ののLPガスには課税されてません)使われているのが現実です。 もともとガスも化石燃料なので使わない方がいいのはわかっていますが、かといって文明社会を捨てることも出来ないのですから両方の利点を生かしていけばいいと思います。

maeken
質問者

お礼

なるほど、夜間電力を使わせたいという思惑もあるのですね。これに関しては考えてもいませんでした。 確かに電気料金の高騰のせいで太陽光発電の普及率の勢いが本家の日本を上回ったと聞いたことがあります。本当に皮肉な結果です。 ガスエンジンに関しても環境にやさしいというのは後からのこじ付けで、コストの面でガスエンジンの転換が行われているという一面も非常に興味深いですね。貴重な回答ありがとうございました。

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