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プラスチックの自然発火について
細かくなった金属類などは、酸化速度が速くなるために、自然発火すると聞いたことがありますが、プラスチックも自然発火することはあるのでしょうか?発火するとしたら、どのような状況で起こりうるのでしょうか?また、金属くずの火災の場合は、水で消火しようとすると、水蒸気爆発のために、火災の規模が大きくなる場合があるようですが、プラスチックの火災の場合にも、同じようなことが起こりうるのでしょうか?
- hajime_1980
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可燃物の微粒子であれば自然発火(粉塵爆発)を起こしますので、プラスチックでも起きます。 粉塵爆発は、空気との混合や粒子表面積の増加による「酸素との反応しやすさの増加」と、「空気中での混合・流動による帯電・放電による発火」によって起きたと思いますので、充分に(というのも変ですが)空気と混合されているか・粒子が細かいか・湿度が低いか、といった条件で、起こりやすさが変わると思います。 なお、金属火災を水で消火しようとした際に起きる爆発は、水素よりイオン化傾向が大きい金属と水とが高温で反応することで生じる水素によるところが大きいと思いますので、プラスチック火災の場合は、それは起こらないのではないかと思います。 (ただ、可燃性プラスチックは水より軽いものが多いため、油火災を水で消火しようとした場合と同様、熱で溶解したプラスチックの拡散、といった問題が出そうですが)
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