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築年数の古い鉄筋コンクリート住宅を解体する場合
実家の隣家(も親戚の家なのですが)がこのたび人手に渡り 予定としては解体して新しく立て直すそうです。 だた、この隣家は昭和40年前後に建てられ、当時としては珍しい鉄筋コンクリート造なのですが 昨今問題になっているアスベストを利用している確率が高そうだな、と素人ながらに思っています。 売主、買主ともに解体時はモチロン居りませんが、被害を被るのは私の実家はじめ近隣の家々です。 この解体予定の住宅にアスベストが含まれているか、またあったとすれば、それを解体する時に被る被害の請求や、予め防ぐための設備請求などはどのようにすればよいのでしょうか? (※「請求」というのはお金のことではなく、「○○してほしい」と頼むという意味で捉えて下さい) よろしくおねがいします。
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吹き付けアスベスト使用状況調査の集計を手伝ったりしていますが、吹き付けアスベストは、「使用されるべき所に使われていることがほとんどだ」との、当たり前の感想を持つようになりました。 規模の大きな木造以外の建築物や、機械室や電気室と言った部屋に使われていることがほとんどです。 さらに、その中でも使われているのは一部のみであり、数としては、圧倒的に使用されていない物の方が多いです。 RCと言っても、住宅ですので、可能性がゼロとは言いませんが、ほとんど使用されていないと思います。 さて、でも心配ですので、どうするかですが、他の方も言われている、「アスベストがある場合には適切な措置を採る」との覚書などが交わせれば、交わしましょう。 ま、業者は嫌がるかも知れませんが、交わせなくても、申し入れておくことが大切です。 複数の人数で申し入れましょう。 解体事業者は、解体に先立ち、アスベストの使用の有無(吹き付けか否かを問わず)を、調査しなければならず、有った場合には適切な措置を取らなければならないこととなっていますので、覚えておきましょう。 また、作業の際、吹き付けアスベストらしき物が見つかったり、見つからなくても埃がひどいような場合には、躊躇無く、行政に連絡しましょう。 このようなご時世です。 役所も早急に対応すると思われます。役所はこういう時に、使うべきです。
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#3さん、事例としてあげた学校はRC造で、使用目的は耐火ではなく、防音・断熱効果を狙ったものです。 耐火構造は建築基準法により決定し、学校は法別表第二の三に該当します。 >>私は設計士でもないので、建築基準法の条文まで調べて、防火区画とか、を回答していないので、申し訳ありません。ただ、断熱効果についても、昭和40年では、アスベストは高価だったはずで、一般住宅は使用は少ないでしょう。 なお、断熱効果をねらったのなら、天井スラブに直接吹いていると思うのです。天井を貼れば、空気層が出来、断熱も消音も、期待できるからです。このばあい、破片が目視できますから、発見はたやすいと思われます。吹き付け後、天井を貼るのは、やはり鉄骨造に多いでしょう。 結論は、自分で、建築設計士を雇って、解体の現場管理をしてもらうかでしょうか。
お礼
2度の回答ありがとうございました。 やはり、建築士を雇う、になるのですかーーー なんだか費用が多分にかかりそうですね(^_^;) ありがとうございました。
- nobugs
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#2です。 #3さん、事例としてあげた学校はRC造で、使用目的は耐火ではなく、防音・断熱効果を狙ったものです。 耐火構造は建築基準法により決定し、学校は法別表第二の三に該当します。 アスベスト処理については、 「途中で見つかった場合」 と限定しています。 また、吹きつけに限定しないために「アスベスト」といています。 本来は、事前調査を行うべきですが、天井内や壁ボード内などでは、除却をしなければ拭き付けアスベストを確認できません。 解体中に、吹きつけアスベストが予想外の部分で発見された例もあります。 当然、発見時に適切な対応が必要ですが、発見時での安全性の確保が最重要になります。 また、成形アスベストの場合には、解体時に湿潤を保つことが要求されます。 ボード等全ての成分分析を要求することは、過大になり解体時に適切な対応を要求する事になんら問題はありません。
お礼
2度の回答有り難うございました。 すみません、 >ボード等全ての成分分析を要求することは、過大になり解体時に適切な対応を要求する事になんら問題はありません。 上記の文章ですが ボード等全ての成分分析を要求することは、過大 でも解体時に適切な対応を要求する事になんら問題はない。 という風に理解してよいのでしょうか?
- houng
- ベストアンサー率25% (103/397)
ちょっと疑問なのですが、 どうしてアスベスト使用の建物を解体するとその近隣に「被害」がでるのでしょうか? アスベストの解体にはその飛散防止措置が義務ずけられており、また、疑わしき場合には解体着手前に調査して、適切な除去方法を計画してから工事が行なわれます。ですので、よほど悪質な施工業者が工事を請負わなければ解体時に近隣に影響を及ぼす事はまずありません。(悪質な業者が請負った場合には、近隣が何を言っても聞くもんじゃありません) また、解体工事のほんの一瞬、アスベストを吸い込んでそれが主たる原因で何かの病気になるような事もありません。(もし、アスベストが使用されていたのなら、その親戚の隣家に出入りした時点で塵肺の恐れ有りです。解体工事が原因とはなりません。) 昨今のマスコミ報道に踊らされて、もの知らずにやれ被害だの請求だのと騒ぎ立てるのはいかがなものかと思います。 先日も道端のボロ雑巾を見てアスベストだと騒いでいる方を見かけましたが、まさかその程度の認識で、旧い隣家にアスベストがあるんじゃないかと推測しているわけでは有りませんよね? ごく普通の解体業者に対して、アスベストが有ろうが無かろうが憶測だけで被害だの請求(お金ではなく)だのと言いがかりをつけると悪くすれば名誉毀損で訴えられますので、お気をつけ下さい。
お礼
建築関係には明るくないのでこちらで質問させていただきました。 ネット、その他でそれなりに調べてみましたが、実家から隣家を解体するという話を聞いたのと、聞いた時点から解体する(であろう)日にちが短いようなので 私が調べた最終的な内容としては「昭和40年ころのコンクリート建造物にはアスベストが用いられている可能性が高い」ということでしたので、 おっしゃるような詳しい内容までは分かりませんでした。 ですので、教えていただき、感謝しております。 また、過去の経験から「解体屋」にあまりいいイメージをもっておらず、 隣家を解体する業者が「ごく普通の解体業者」かはわからず、というか「普通でない解体業者」に当たるほうが多いんじゃないか=黙ってみているだけではいけないのではないか、と思ってこちらでご意見を伺ったまでです。 皆がアスベストに関してご回答者さんと同じ位レベルの知識があるわけではないので、その点だけはご了解頂きたいと思います。
- kensaku
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住宅解体現場でのアスベスト対策は、これからどうしようか検討する、という状態のようです。国が調査を始める、という段階みたいですよ。 また、最近は、廃材を細かく分別しないと処分できないので、可能な限り手作業で内装を壊して分別し、最後に躯体を重機で壊す、ということになります。 ですから、近隣に大きな被害が出るということは、あまりないと思われます。問題になるのは、細かい繊維状のものを長期にわたって吸引し続けた場合、ということのようです。 そこまで細かいものとなると、現場をシートで覆ったくらいでは、飛散を防止することはできないでしょうが、これまで日本中で住宅解体が行われ、それによる大きな被害も出ていないわけで、あまり心配することもないのでは? と思いますよ。作業する方が一番気にしていると思います。
お礼
お礼が遅くなりすみません。 >問題になるのは、細かい繊維状のものを長期にわたって吸引し続けた場合、ということのようです そうですね。 ただ、阪神大震災の際の倒壊建物でそれなりのアスベストを吸ったんじゃないか、といろいろ噂が飛び交っていましたので心配になってこちらで質問させていただきました。 作業される方は防塵マスクでアスベスト吸引を回避してそうなカンジがするので逆に何の施しもしていない近隣住民のほうが吸引率(?)が高くなりそうなきがするのですが。。。(それとも、アスベストというものは、そういうものではない、のでしょうか?) ご回答ありがとうございました。
#2さんの件ですが、学校の耐火基準は6項ですが、一般住宅の耐火基準は、当時は無かったように思います。学校は特殊建築物で、消防法で耐火基準が厳しい。 よって、一般住宅には、当時高価だったアスベストは、少ないと想像します。なお、水を蒔くのは、有効ですが、吹き付けアスベストが本当にあれば、密閉養生をするのが、正しい工法です。防塵マスクをつけ、重装備で除去しないと、肺に入ります。
お礼
住宅用にはあまり用いられていない、とのこと、勉強になりました。 キチンとした業者であれば、万が一アスベストがあった場合でも然るべき手段で対処するかと思いますが、 個人的にあまり解体業者にいいイメージを持っておらず、(過去の経験より。) 万が一の際でもキチンとせずにしてしまうのではないか?そのような場合を考えて近隣住民はどのよう行動をすればいいか、と思った次第です。 ありがとうございました。
- nobugs
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昭和40年前後ですと、最上階の屋根裏に断熱材としての使用、吸音材をして使用が考えられます。 最近、テレビで報道されていたアスベスト除去作業の学校も同時期の建築です。 ただ、住居でそこまでやるとすると、かなり高コストのものになるので可能性としては低いでしょう。 また、当時はひび割れ防止のために、モルタルにアスベストを混ぜている場合があります。 破砕時に、断面に繊維状のものが見えるか確認する必要があります。 要求としては、「アスベストがある場合には適切な措置を採る」で良いでしょう。 もし、作業中にアスベストの疑いがあれば、直ぐに役所(労働基準監督署・公害課など)に通報すれば現場調査に来て、吹きつけアスベストが見つかれば工事停止がかかります。 その他として、鉄筋コンクリートの解体で問題になるのは、内装撤去では散水をしない業者があります。 しかし、この際にはハウスダストが飛散しやすくなるので、十分に散水をさせるよう要求しましょう。 十分な散水を行えば、途中でアスベストが見つかっても飛散を抑える効果があります。 解体時には、重機が入り振動・騒音が大きくなるので周囲に防音シートを張る様に要求し、着工前には事前の家屋調査を行う必要があります。
お礼
散水の要求・住宅にはあまり使われていない件については勉強になりました。 当時としては鉄筋住宅は珍しかったので 周りは「ビルが建つかと思った」などと思ったらしく、親戚曰くはその凄さ(?)や「ビルと同じ仕様」なんだといろいろと話してくれたはいたのですが 親戚も建築関係者でもないし、また私が生まれる前の住居なので、私はモチロン、老いた親戚に分かるはずも無く おそらく半分はハナシが大きくなってるんだろうと思いつつ、 もし本当にそうだったら、という不安もぬぐえず、こちらで質問させていただきました。 ご回答ありがとうございました。
昭和40年ころですと、吹き付けアスベストか、アスベスト混在のボードくらいで、商品が、それほど多用化していないと思います。鉄骨造でないので、吹き付けアスベストは、使うところが、無いように思いますので、アスベスト混在ボードですが、これは、その場で、重機で壊さず、そのまま外せば、アスベストが固まってますので飛散しない(電気のこぎりなどで切らない)と思います。また、アスベストは、石綿、そっくりの岩綿もありますので、素人でもプロでも実は、もう、どの建材が石綿か?解からないのが真実ですね。 よって、鉄筋コンクリート剥き出しになるまでの建材は、できるだけそのままの形、つまり、3×6の大きさで外してもらい後、重機で壊して、鉄とコンクリートを分けるという形でしょうか? 解体建築会社にアスベストがあったら、区分して、国の基準に従い、撤去する旨、念書でも書いてもらったらどうでしょうか? 僕の勘では、当時、アスベスト吹き付けはまだ、コストが高いこと、鉄筋コンクリートは耐火性能が、当時高く評価されていて、キッチンまわりくらいしか、使われていないであろうこと、また、タイルなど、左官費用が安く、高価なアスベストボードは使っていない(当時は、生コンも現場で、作ったり、ねこで運ぶ(ポンプ車が普及していない)のでそれほど心配ない。また、型枠も番線止めなので、どうしても、厚みにふりくが出来、モルタルで、表面仕上げになりやすい=アスベストが不要。 で、それほど、アスベストをつかっていないと思います。流行った時期は、昭和50年ころだと推測しますが。。。。
お礼
ご回答有り難うございました。 >解体建築会社にアスベストがあったら、区分して、国の基準に従い、撤去する旨、念書でも書いてもらったらどうでしょうか? そうですね。そのようにしたいと思います。 ただ、あと、業者側が「わ!アスベストだ。(本当は上記↑のような施しをしないといけないが)でもまぁ黙っておこう。」なんてならないのでしょうか? 個人的に第3者的な機関に見てもらったり管理してもらいたいのですが、そのようなことは可能なのでしょうか
お礼
有り難うございました。とても参考になりました。 生まれてもいない時期の建築物でしたし、建築には明るくないので「住宅にはあまりつかわれていない(だろう)」ということも勉強になりました。