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古文の、疑問副詞・・

noname#19923の回答

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noname#19923
noname#19923
回答No.2

あんまり面白い(=興味深い)ご質問なので、久しぶりに古語辞典を引いてしまいました。 連体形を導くのが、係助詞なら不思議ではないのに、疑問副詞だと不思議だ、というのも不思議です。 「ぞ」「なむ」は『強調』を表す 「や」「か」および疑問詞は『疑問』を表す 『強調』にしろ『疑問』にしろ、基本文+αのαの部分です。たとえば、「太郎が学校へ行く」を基本文とすると、 太郎が、学校へ行く (「太郎」の強調;「太郎」を強く発音してください) 太郎は学校へ行く(他の子は行かないけど;「太郎」の強調) 学校へ、太郎が行く(他の場所じゃないよ;「学校」の強調) 太郎が学校へ行くの?(疑問) 英語でも、『強調』と『疑問』は似ています。 1.文頭へ移動 Who do you love? John, I love. (cf. 学校へ、太郎が行く) 2.倒置 What is this? Not a single sound could I hear. (私には物音一つ聞こえなかった) Down came the rain in torrents. (土砂降りの雨が降ってきた) (cf. 行ったよ、学校。) ここではあまり例を挙げられませんが、『強調』と『疑問』は多くの言語で一つの仲間なのです。 もちろん、言語によってこの『強調』と『疑問』というα部分をどう表すかは異なります。古語では「は」「こそ」などは別として、連体形を使うことにしたのです。 ただし、大して意味のないところにまで強調の連体形を使うようになってしまったため、連体形と終止形が合体し、現代語ではα部分は別の形で表すようになりました。

asadaa
質問者

お礼

疑問副詞だと不思議だ、というのも不思議・・ごもっともです。自分でも変だと思いました。 強調と疑問が似ている、強調は連体形を使う、だから、疑問でも連体形を使う。 納得です! ありがとうございました!!

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