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屋内建築金具の増し締めについて

先日、ベッドと机のネジ・ビス類の緩みに気が付き、増し締め作業中に、ふと思ったのですが、壁内・天井裏の柱・梁・構造材等をを連結している羽子板等金物のボルト類は、増し締めしなくても大丈夫なのでしょうか? 拙宅は築20年になりますので木が痩せてきていると思うのですが。 普通の旧来手法によるモルタル建築です。近所の5軒のお宅に聞きましたが、一軒も行っていないようでした。

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  • altosax
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回答No.3

#1です。たびたびすみません、 >適度な緩み(遊び)も必要なんだということ等、大変参考になりました。 これはとても重要なことで、誤解があってはいけないので、補足しておきますね! 適度な緩み、というのは決して「あってよい物」ではないので、気をつけてくださいね。 (私の書き方に誤解を呼ぶ問題がありました。すみません。) 緩みが「ただちに倒壊要因」に直結するかどうか、丁半どちらだ、という決定が言えるのか、 言えないのか、という線引きについての話をしたつもりですので、わざと遊びを設けて おいたほうがよい、という訳では決してありません。 #1で書きましたように 「評点に算入できないコメント要素、ということにして計算結果から多少割り引いて 理解してもらうような説明をしているようです」 という例のように、あなたの家の診断点数は●●点ですが、ボルトの緩みがあちこち ありますので、これは実験で揺すらない限り判明できず机上の計算ではわからない部分 ですから、●●点のところを若干割り引いて受け止めるようにしてくださいね、 ・・・といった点数で厳密には計れない不明のマイナス要素、としている訳です。 いろんな緩み具合の家を次々と壊してデータを集めるような実験を重ねていかないと なかなか解明できない部分で、減衰が効いてくれる範囲と、もろに壊れる範囲との 線引きがまだなかなか解明されていない部分、という研究課題の分野なんですね。 基本的にはぎゅっと止まっていることが大前提で、設計の計算が成り立っています。

yoshidaka
質問者

お礼

ご返事ありがとうございます。 私の言葉が適切でなかったため、2度もご返事いただき恐縮の至りです。 増し締めは、金物が木にめり込むほど力任せに締めることではない。と頭では、解っていたのですが、それを、「適度の緩みも云々」などと書いてしまったため、お手数をおかけして誠に申し訳ありません。 お蔭様で大変参考になりました。改めてお礼申し上げます。

その他の回答 (2)

noname#107878
noname#107878
回答No.2

 たしかに最近の家屋では構造体のいたるところがボルトとナットなどを使って緊結されているものですし、ネジというものは次第に緩むものです。しかも、木造の家屋では、おっしゃる通り、土台からはじまって小屋裏(屋根裏)までのすべての部材が年を経るごとに乾燥して痩せてきますから、ますますネジは緩みやすくなってしまいます。  そうなると、もし大きな地震が発生したというような場合に、上手く行ってくれれば、#1さんがお書きのように、一種の柔構造のようにある程度の応力を緊結部で吸収してもくれるでしょうが、それぞれ一本の部材の中でもボルト穴を開けた部分には応力が集中しますから特に弱く、あまりにもネジの緩みが激しい場合や、部材の材質によっては、地震の揺れによって穴の部分から割れを生じることも少なくありません。  この部分に割れを生じると、地震の揺れとともにそのまま部材が抜けてしまい、それがもとで家屋が倒壊するといったこともあります。  家屋の構造部分には最早手の入らない部分もありますが、手の入る部分だけでも増し締めをすることはとても大切なことです。  ご新築になりご入居されて以来、増し締めがアフターサービスのひとつとして行われていないのであれば、20年というのはひとつのいいチャンス、ぜひおやりになることをお勧めします。  なお、最近ではこうした「割れ」を防止するという四角な鉢巻のような金具もあり、とかく訪問営業のリフォーム屋などが、お宅は危険だからこうした金具を使いましょう......などと強く勧めるということもあります。  たしかに効果がないとは言いませんが、問題はそのお値段。うっかり契約すると、とても高い料金を請求されるというトラブルも起きていますからご注意ください。

yoshidaka
質問者

お礼

ご返事ありがとうございます。 この金物の増し締めは、木造家屋の大抵のお宅が必要に成ることだと思うのですが、重要なメンテナンスであるにもかかわらず、情報がほとんどないことが不思議です。 素人が作業を行える所は、屋根裏くらいです。その場合しっかり締めるということですね。 庭に大がかりなデッキを自分で造ったり、愛車などのメンテナンスを入念に行っている人でも、意外に自宅の内部のこんなとに気がつく人は、少ないのではないかと思った次第です。 ただ、悪質リフォーム業者が入り込む口実に利用されないよう注意が必要だ、と思いました。 大変参考になりました。ありがとうございました。

  • altosax
  • ベストアンサー率56% (473/830)
回答No.1

こんにちわ。 普通は、上棟式の日に一気に組み上げて、そのときギュッと締めたあと、内装工事 で壁を張って隠れてしまう前にもう一度増し締めをしているんですが、10年、20年 と経過していくと、木材の乾燥が進んで、すぐにユルユルになってしまうのが実情 のようですね。 私は2、30件ぐらいのお家の床下をいろいろ観察したことがあるのですが、ひど いお家では、子供の指一本分ぐらい入るのでは、という隙間でナットが浮いている のを見たことがあります。 (ここまで浮いてると、新築時の増し締めはしていなかったのかもしれません) その分、木材は乾燥が進んで強度を増してきていることになるのでしょうから、 痛し痒しの二律背反ですよね。 年月を経てからのリフォーム工事などでは、良心的な工務店なら可能な限り(人 が入っていける手の届く範囲)発見次第増し締めしてくれるものですが、建物全部 を、という訳にはいかないので、このような要素は、耐震診断的な観点からは、 評点に算入できないコメント要素、ということにして計算結果から多少割り引いて 理解してもらうような説明をしているようです。 本当に地震が来たときに、どう耐えるか、ということになると、ワッシャーや ボルトナットの頭がある程度効いてくれていますので、ミシミシ言いながら、即には 抜けずに耐える、という挙動になると思います。 抜けずにミシミシ耐える、という状態は、ガンジガラメに固く緊結されているのと 違う考えで、家をミシミシ言わせるためにある程度地震力が消費されて減衰して いる、と考えることが出来ます。高層建築などではこの考えで柔構造、という方法 がとられています。 とどのつまりは緩み具合の度合い次第、ということになると思うのですが、どう見 てもこれは抜けるだろう、という状態でなければ、良い意味でいなす効果に役立つ 可能性もあって、これは実物実験などを国土交通省や大学などで沢山データを集めて 研究してもらうまで何ともいえない微妙なところのようです。 緩んでも、表面がさびてワッシャも回らないような場合は一種のロックの ような効果になるでしょうし、さびの進行状態がボルトの中まで進んでいれば耐力 ゼロに等しい場合もあるので、悩ましい問題のひとつだと思います。

yoshidaka
質問者

お礼

早速のご丁寧なご返事ありがとうございます。 なーるほど。よーく理解できました。先日の宮城県地震の時は、こちら関東でも、いつもより家のミシミシ音が長かったので驚きました。 適度な緩み(遊び)も必要なんだということ等、大変参考になりました。 大半の家は、こんなことに、気が付かずにそのままにしていることでしょうね。 ありがとうございました。

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