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反意語のつくりかた

反意語の表わし方に un in im を付けて表わす言葉がありますが こういう訳でこれには、これ、という約束があるのでしょうか。 よろしくお願い致します。

みんなの回答

  • shino911
  • ベストアンサー率13% (34/259)
回答No.3

専門的な解説は、下の方がなさってますので、 少々補足というか追加を。 moral という語については、4つの異なった否定接頭辞が付いた、 unmoral, immoral, nonmoral, amoral という、 異なったニュアンスを持つ4つの否定形があることになります。 日常会話でよく使う「ナンセンス」という語は、 「アンラッキー」や「イレギュラー」などと違って、 sense (意味) に否定接頭辞 non- が付いた名詞であるということは、 あまり意識せずに使われているように感じます。

himawarimusume
質問者

お礼

unmoral immoral,nonmoral,amoralがそれぞれ異なったニュアンスをもっているのですか? その違いが嗅ぎ分けられるようになりたいです。 どうも、有難う御座いました。

  • starflora
  • ベストアンサー率61% (647/1050)
回答No.2

    これは、一応の基本的な約束のようなものがあります。   元の単語の「意味」ではなく、その単語の語源が関係します。     つまり、反意語を形成するのに、一種の「否定接頭辞」を付けて造るのですが、これらの接頭辞は、ラテン語の否定辞やその類縁語であったり、ギリシア語の否定辞やその類縁語であったり、古英語、古フランス語等々の否定辞やその類縁語であるのです。基本的な約束とは、元々、或る語が、語源的にラテン語起源の時には、ラテン語系統の否定接頭辞を付け、ギリシア語起源の場合は、ギリシア語系統の否定接頭辞を付けると言うような規則です。     無論、これは初期の、原理的な話で、否定接頭辞が、自由に使用されて、或る語からその反意語が造られるようになるので、その場合は、この基本的なルールは意味がなくなりますが、多くの基本的な反意語単語では、この規則に従うことが多いです。     具体的に例を述べますと、in- で始まる反意語は、ラテン語の系統で、元々のラテン語で、すでに in- が付いた形で反意語であったのが、英語に入って来たという例が多いです。例えば、「信じがたい」は incredible ですが、このラテン語の形は、incredibilis で、credible に当たるのが credibilis ですから、この単語の場合、ラテン語段階で、否定を示す接頭辞 in- を付けて、「信じられる」から、「信じられない」が造られたということになります。uncertain とか uncommon の un- は古英語の否定辞ということですが、certain とか common はラテン語起源です。しかしラテン語には、incertus などがあり、un- も本来はラテン語起源だった可能性が高いです。なお、il-, im- などは、次に続く語の最初が子音で l や m の時、in- の n が音韻変化を起こしているので、in- と同じ接頭辞です。     別の例だと、abnormal(異常な)とか amoral(不道徳な)などの ab-, a- は、ラテン語の前置詞 ab が語源で、ab とは、「……から離れて」という意味で、「正常から離れて」「モラルから離れて」という意味で、「異常」「不道徳」なのです。anti- は、ギリシア語の前置詞に anti があり、「……に反して、抗して」という意味で、antinomy(矛盾撞着)は、anti-nomos で、nomos は「法」とか「規則」という意味ですから、「規則に反する=整合がない」で「矛盾」となります。この場合、anti- はギリシア語の前置詞で、nomy は、ギリシア語 nomos の英語的な変化です。disorder(無秩序)の場合、これは dis-order で、order はラテン語の「秩序 ordo」の変化で、dis- は、古フランス語の否定接頭辞 des- の変形だとされますが、des- 自身は、de- のヴァリエーションで、de はフランス語にもありますが、ラテン語の前置詞 de が語源で、これも、「……から」の意味で、接頭辞として色々な意味があるなかで、「ordo(秩序)から離れる」のは、つまり「無秩序」というようにして、反意語となっています。また、non- は、ラテン語の否定接続詞・否定副詞であり、文字通り、否定辞に使われますが、この場合も、ラテン語起源の単語に付いていることが多いのです。     基本的には、反意語を造る接頭辞は、最初に述べた通り、ラテン語系統の語につくものは、ラテン語系、ギリシア語系の語にはギリシア語系……というような対応規則があるのです。(これは丁度、日本語での反意語を造る接頭語「反」「非」「不」などが、漢語であり、これが付いて否定語になるのは、「漢語」だというのと対応しているでしょう。日本語だと「犬……」という言葉があり、これは「偽……」の意味であることが多いですが、この「いぬ……」が付くのは、和語に限られているというような例が、比較になるでしょう)。  

himawarimusume
質問者

お礼

うわぁぁ・・! 言語の「起源」に係わってくるのですねぇ。 これは、エライことです。 英語初心者にとっては、とても難しいことですが、コピーをとっておいて 何年か先に、ふむ、ふむ、なるほどと、頷ける日の来たらんことを祈るのみです。 丁寧に教えて下さってありがとうございました。 最後の部分の漢語と日本語の反意語についても、ほとんど意識をもっておりませんでした。 これからは、もっと言葉を意識的に考えたいとおもいます。 ありがとうございました。

  • Zz_zZ
  • ベストアンサー率44% (756/1695)
回答No.1

dis order de select ab normal il legal non sence anti modern も有るので、何とも... 強いて言えば、語頭の文字に依存する場合が有ります。 illegal  illegitimate illiterate immortal  immobile   immodest innumerate innutrition

himawarimusume
質問者

お礼

そうでした、de,ad,il,non,anti,もあったのですね。 >強いて言えば、語頭の文字に依存する場合が有ります。 やはり、口癖のようにして覚えるしかないのでしょうか・・・? こつこつ、やるしかないですね。 がんばります。 ありがとうございました。

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