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単位について

 QNo.154309(ヒーターと距離の関係)でsiegmundさんに回答をいただいたのですが、放射の強さの単位(たとえば、[W/m2])と放射の寄与Rの単位は同じですか?  また、ヒーターの長さ、放射の強さも一定のとき、ヒーターからの距離rを変化させると放射の寄与Rの値は数桁も変化しますが、これはどういうことなのでしょうか? よろしくお願いします。

みんなの回答

  • siegmund
  • ベストアンサー率64% (701/1090)
回答No.1

siegmund です. 結論から言うと,R は放射強度 [W/m^2] です. 前の http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=154309 で, C はヒーターの単位長さあたりの放射強度です. すなわち,単位表面積あたりの放射強度 [W/m^2] に長さを掛けたもので, 単位は [W/m] です. ヒーターが半径 a の線とすれば,円周の 2πa を掛けるわけです. 2CL がヒーター全体の放射強度(2L がヒーターの長さ)であることとも符合します. 前の (4)  R = 2C {L/r√(r^2+L^2)} で(前は最後の}が抜けていました), {}のところは 長さ/長さ^2 ですから [m^{-1}] です. したがって,C と合わせて,R の単位は [W/m^2] です. 前の計算は,ヒーターの線が十分細い(a << r)として計算しています. 従って,a~r や a>r では使えません. もうひとつ,前では,微小面積がヒーターの線に平行と書いたのですが,    ○  ヒーター       ─ 面 のような場合でも平行ですから,表現がちょっとまずかったです.    ○ ヒーター    ─ 面 のつもりでした. えーと,ヒーターから面に引いた線が面に垂直, とでも言わないといけなかったですね. > また、ヒーターの長さ、放射の強さも一定のとき、 > ヒーターからの距離rを変化させると放射の寄与Rの値は数桁も変化しますが、 > これはどういうことなのでしょうか? 放射は途中で吸収されたりしない限り(そういう前提で計算しています), トータルの量は不変です. 半径 a の球からの放射の話が分かりやすいでしょう. 単位表面積あたりの放射強度を A とすると,放射の総量は 4πa^2 A です. 球の中心から r だけ離れた点で仮想的に球面を考えますと, 表面積は 4πr^2 です. 放射の総量は変化しませんから,4πa^2 A の放射量が 4πr^2 の面積に均等に ばらまかれるわけです. したがって,球の中心から r だけ離れた点では単位面積当たり 4πa^2 A/4πr^2 = A(a/r)^2 の放射を受けることになります. この 1/r^2 依存性が前の (6)  R = 2CL/r^2 の 1/r^2 因子の正体です. なお,既に書きましたが,前の式は a~r や a>r では使えないことに ご注意下さい.

Wakaransan
質問者

お礼

ご多忙のところ、本当にありがとうございました。またよろしくお願いいたします。

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