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エアコンの配管孔について
- 新築の実施設計中で、エアコンの取り付け位置の配管孔に関しての質問です。
- メーカーからエアコンを購入する場合、防水などの保証の問題から配管孔の設置方法に制約があります。
- 設計段階できれいな配管孔を作ることは難しいようです。
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質問者が選んだベストアンサー
>配管孔の設置とは出来ないのでしょうか… 「孔の設置」って少し日本語がおかしいと思いませんか。 孔は設置するものでなく「開ける」ものです。 いや、もっと正しい日本語となると孔は「穿つ」のです。 建物は何でしょうか。鉄筋ならコンクリート打設前に、たしかにスリーブを「設置」しますが、文面から考えて、鉄筋造りではなさそうです。 木造在来工法の洋室と勝手に解釈しますが、壁の構造は一般に内側から、クロス、石膏ボード、胴縁、グラスウール、防水紙、胴淵、石膏ボード、サイジング等外壁材、と何枚も貼り合わさったような格好です。 これらの壁材は、一人の職人が一度に仕上げてしまうのではありません。いろんな職種の人が何日もかけて仕上げていくのです。それらの人がその都度エアコンの穴を開けること自体は物理的に不可能ではありませんが、何人もの手間賃が積み重なることになります。 つまり、鉄筋の型枠のように、両側から先にできてくるのではないのですから、孔を「設置」することなどできず、順に「開けて」いくよりほかないのです。 しかも、一番最初に貼るのは防水紙、次に外側の石膏ボードです。外側の石膏ボードはないかもしれませんが、とにかく質問者さんはそのころから穴を開けておけと言われるのですね。 内装ができていない段階では、電気屋さんもエアコンの正確な位置がわかりません。設計者に立ち会ってもらって、位置を決められなくもないですが、設計者が協力してくれるかどうかが問題です。 結局、できあがってから開ける通常の方法と比べると、何倍もの手間がかかるということです。 その上、エアコンが付くまでの雨仕舞いが問題になることは、ハウスメーカーのいわれるとおりです。 >防水紙や断熱材を傷害しながらの設置になるためです… 穿つのですから、多少の損傷はつきものです。 とはいえ、建物の構造や寿命に影響を与えるほど損傷させるようなことはありません。安心してお任せください。
お礼
うむむむ。 なるほど。 文章の添削といい、納得です。 ちょっと神経質になりすぎていました。 ありがとうございました。