• ベストアンサー

可算であることの証明

可算についてなのですが、次の2つがどうしても証明出来ません。 1.可算集合の無限部分集合は可算である 2.有理数a,bを端点とする開区間(a,b)全体の集合は可算である 一応濃度、可算集合については一通り勉強したのですが…。 言っている事はなんとなくわかるのですが、自分でいざ問題を解いてみる(証明してみる)と何をどう書いてよいのやらまったくのお手上げです。 きちんと理解できていないのが原因だと思うのですが、いろいろな本を読み漁ってもこの”集合論”という分野、いまいちピンときません。 どうか回答のほどよろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • shkwta
  • ベストアンサー率52% (966/1825)
回答No.4

No.1です。 補足の2.ですが: >なぜ和をとるのでしょう? 要するに、何かのルール(何でもいい)を決めて、集合の要素の全部を一列に並べて番号を付けることができることを示せば、可算であることが証明できます。 和をとるのはその方法の一つということで、他の方法でも可能ならかまわないのです(和をとるのがいちばん簡単だと思いますが)。 >開区間全体として可算となりえるのでしょうか 2つの有理数a,b(a<b)の組に、有理数を端点とする開区間が1対1に対応しているということであって、開区間の中身は関係ありません。

dj9fekd0
質問者

お礼

shkwtaさんの回答を見て、自分でももう一度考えてみました。「なるほど、そういうことだったのかと」納得です。 いや、奥が深いというか、なんというか…。イメージしづらくてなかなか本だけでは分かりづらかったのですが、とても参考になりました。 丁寧な回答、ありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • pyon1956
  • ベストアンサー率35% (484/1350)
回答No.3

2.について。 このような集合の要素はaとbの値によって一意に決まりますから、結局 有理数の無限部分集合×有理数の無限部分集合(×は直積)という集合になります。(1.による) 可算集合×可算集合の濃度は加算ですから(ということの説明が#1さんの2.の説明です)求める集合も可算です。 なお#2さんは(a,b)の要素と(a,b)を要素とする集合を誤解してらっしゃるので、 連続濃度だとおっしゃっているのですね。

dj9fekd0
質問者

お礼

丁寧な回答、とても参考になりました。pyon1956の回答を参考にしつつ、改めて自分でお考えてみました。一応証明できました(?) 私の理解力が足りないせいもありますが、本はなかなかシンプルに書かれていてちょっと数学の苦手な私にはつらいものがありまして…。pyon1956さんの説明ように書かれているものはないかと自分の能力を棚上げにして思ってしまいます。 ありがとうございました。

  • umutarou
  • ベストアンサー率0% (0/1)
回答No.2

1,可算集合は最小の濃度の無限集合であることから明らか。 2,命題が間違っているのでは?可算ではなく連続の濃度です。

dj9fekd0
質問者

お礼

1.について、ずばりと指摘していただきあほな質問をしてしまったと気付きました…。 回答ありがとうございました。

  • shkwta
  • ベストアンサー率52% (966/1825)
回答No.1

可算を示すには、その集合と自然数の集合が1対1に対応することを証明します。 1.親の可算集合で、要素に自然数の番号をつけておきます。部分集合のほうでは、親でつけた番号の小さい順に番号を付けます。 2.すべての有理数に自然数の番号を付けておきます。有理数のa,b(a<b)の組(a,b)について、aの番号とbの番号の和の小さいもの、和が同じならaの番号の小さいものから順に並べて番号を付けます。

dj9fekd0
質問者

補足

補足というか、回答を読んで… 1.そうですよね。これ以上答えようのない、すごいアホな質問をしてしまいました。 「無限部分集合をつくる」という”無限”に変に引っかかっていたのですが、1日ドップリはやっていたもので頭がトリップしていました…。 (証明の書き方に多少不安はありますが何とかできました) 2.すいません。全然分かってないみたいです。まず、なぜ和をとるのでしょう? それと、あくまで端点が有理数であって、その間に含まれるのは有理数だけとは限りませんよね…??(もしかしてこの解釈からして間違っているのでしょうか?)となると、開区間全体として可算となりえるのでしょうか?? 本当に勉強が足りなくて申し訳ないのですが出来たら回答お願いします。

関連するQ&A

  • 集合の濃度の問題です

    有理数a,b(a<b)を端点とする開区間(a,b)全体の集合の濃度はNo(アレフゼロ)であることを証明せよという問題です。 わたしには全くわかりません。1から詳しくお願いします

  • 有理数集合の濃度は非可算?!

    有理数集合の濃度は非可算?! 有理数集合Qの濃度は可算ですが、以下のように考えたところQ(の部分集合)が非可算無限集合になってしまいました。 どこが誤りかご教授願います。 正の有理数は素数のベキを用いて 2^α×3^β×…(α,β,…∈Z) で一意的に表される。 素数の個数は可算無限個なので Q+とZの可算無限個の直積が一対一対応する。 このときZも可算無限集合なので、可算無限集合の可算無限直積で非可算無限集合になる。 よってQ+は非可算無限集合である。

  • 集合の濃度

    すみません 以下の2題を教えて頂ければ嬉しいです。 ネットの海を彷徨ってみたのですが よくわからなくて… 1. Aを無限集合、Bを要素の数が2以上の有限集合とするとき、AからBへの写像 全体の集合Map(A, B)の濃度は真に大きいことを示せ。 2. 開区間(-1, 1)の可算個の直積(-1, 1)×(-1, 1)×…は(-1,1)と 濃度が等しい。このことを証明しろ。

  • 可算無限集合について。

    aを任意の有理数としたとき、0<a<1を満たすaの集合って可算無限集合ですか?

  • 有理数が可算無限であることの証明

    はじめまして。 有理数が可算無限であることを証明したいのですが、どのように証明できますでしょうか?? よろしくお願いいたします。

  • 有理数a<bに対して半閉区間Iabを【a,b)={x|a≦x<b}とお

    有理数a<bに対して半閉区間Iabを【a,b)={x|a≦x<b}とおく。 半閉区間で互いに交わらないような集合は、高々可算無限であることを示せ。 意味が全く分かりません…。 どなたかお願いします。

  • 第2可算公理

    X,Yが第2可算性を持つ位相空間のとき、X×Yも第2可算性を持つことを示せ。 という問題です。 第2可算性を持つ⇔位相空間が可算集合からなる基を持つ で定義されています。 更に、 位相空間において、β⊂Oは、任意の開集合がβの要素の和集合で書けるとき、位相Oの基と言います。 証明の方針がいまいち分からないので、どなたかアドバイスもしくは証明をお願いします。

  • 有理数と無理数が無限個あること

    開区間(a,b) は無限個の有理数と無限個の無理数を含むことを証明せよ。 という問題に悩んでいます。有理数の稠密性と有理数と無理数の和が無理数になることを利用するのがヒントらしいのですが、それでもよく分かりません。どなたか詳しい方がいらっしゃいましたら、解説よろしくお願いします。

  • 2つの可算無限集合においてその直積は可算無限集合である

    2つの可算無限集合においてその直積は可算無限集合であるということ{f(i,j)=1/2(i+j-1)(i+j-2)+j}を数列、または格子を使って証明するにはどうしたらよいか教えてください。

  • 可算濃度

    「無理数全体の集合Pについて、Pの濃度は可算濃度より大きい」 この証明の仕方を教えて下さい。 カントールの定理を使わずにお願いします。