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地方公務員の縦割り行政とは?
質問なのですが、地方公務員の縦割り行政とは具体的にどういったものなのでしょうか? また、縦割り行政の悪い点とはどのようなことなのでしょうか? 縦割り行政が悪いとは良く聞くのですが… どなたかお教えください。お願いします。
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わかりやすい具体例として・・・。 高層住宅に住む足の悪いご老人が大きなごみを出せなくて困っている場合、関係する部署は、ごみ処理担当課、介護保険担当課、高齢者福祉担当課、障害者福祉担当課などなど、切り口をどのようにするかで担当する課は変わります。それを総合調整しないで、たらいまわしにすると・・・。どうでしょうか。
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- ipa222
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実質的な日本の行政のトップは、総理大臣ではなく各省庁の大臣なのです。 だから、上流の省が違えば席が隣でも何やってるかわからないというのが現状です。 国が省に別れ、地方もそれにならって縦にすっぱり別れています。 自分の省利省益が全てで、他の省のことはどうなろうと一切お構いなしです。 例えば、保育所は厚生労働省、幼稚園は文部科学省です。利用者から見れば非常に似通った施設なのですが、制度的にはしっかり分断されています。 これは明治以来の伝統です。 陸軍と海軍も同じでした。海軍にとって敵の国よりと同等の敵が陸軍だったわけです。 これは、省庁というものの存在が、行政サービスの機関と言うより、行政利権の元締めであるからです。 悪い点は、、、 ・二重投資:農水省の下水道の横に、国土交通省の下水道が工事されていることもあります。 田舎に、国土交通省の公営住宅の横に、厚生労働省の雇用促進住宅が建っていてどちらもたくさんの空き屋を抱えていたりします。 ・行政の遅延:他の省庁の許認可を得るために時間のロスがおこる。横の繋がりがないのです。 ・一体的、連動的な行政ができない。 などなど
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丁寧なご回答ありがとうございました。 いつまでたってもどうして協力しようとしないんでしょうね…
お礼
非常に割りやすい説明ありがとうございます。 ただ誰かがごみ出しをしてあげればいいだけなのに…