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円高からの国内価格の変化

同商品が国内メーカーと海外メーカーとから供給されている。円高が起こり、円が外国通貨に対して10%切り上がった。この商品の国内価格は10%低下するか。グラフを用いて説明せよ。*前提・自由貿易、完全競争市場 という問題なんですが、どう切り込んでいけばいいのか・・・  試験目前なんですがよろしくお願いします><

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  • hisexc
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回答No.1

分かりやすく海外通貨を米ドルとして説明します。 最初$1=100円だったのが円高で10%切り上がったということで、$1=90円になったとします。 以前は国内相場が100円の商品を国内メーカーが100円で、海外メーカーも100円で販売したとします。この時の海外メーカーのドル建ての販売価格は$1です。むしろ海外メーカーは自国通貨であるこの$1という販売価格に注目することでしょう。 それが今$1=90円になりました。国内メーカーにとっては100円の販売価格を維持したいところですが、自由貿易の前提により海外メーカーが$1の販売価格をつけた商品が90円で国内市場で売られています。完全競争市場化では、100円で売られる商品の需要はゼロになり、90円の商品しか売れなくなります。 この為国内メーカーは値下げを強いられます。商品が同じである以上、完全競争市場では91円まで値下げしても需要はゼロです。90円まで値下げして初めて販売が可能となります。 さて、これをグラフで説明しましょう。以下は一例です。    |    |    |    |====== 100    |*     |    | *    |    |  *   |    |   *  |    |    * |    |     *↓ 90    ~    ~    |_______________ 「===」は国内メーカーの販売価格100円です。 「*****」は海外メーカーの円建て販売価格です。 縦軸が為替、横軸が時系列です。 このグラフで海外メーカーの販売価格は為替により変化し他にもかかわらず、国内メーカーの販売価格は為替とは関係なく100円のままだったので海外メーカーの販売価格に合わせる形で値下げを余儀なくされたことを示すことができます。

kaisei65
質問者

お礼

とても詳しい説明ありがとうございました! わかりやすく助かりました!

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