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哲学や美術史に興味がもてない

noname#17334の回答

noname#17334
noname#17334
回答No.5

>選択科目に興味がもてません。 私も、教養部時代の美術史と哲学には失望した口です。というのは質問者さま同様に 中高一貫して美術は得意でしたから >特に西洋美術史やキリスト教美術史に全く興味がわいてきません。 大学の授業が基本的に教授の専門領域にかたよった『オタク授業』だったせいもあります。 >授業を聞いても本を読んでもだからどうしたって感じなんです。 >すべて机上の空論のように聞こえます。 まぁつまらん授業ほど、先輩から借りたレポート丸写しで単位とれたりしますけどね(^^; 学問が面白くないのでなく教授にやる気がない。そういうケースもありますね。 美術史では、最低これだけは受験生時代に読んでおいたほうがいいという本が あります。 高階秀爾 ハーバート・リード 桑原武夫(アラン) 何でもいいのですが、基盤となる地点を定めておけば、あとはそこからどれだけ離れた 世界の話かということで憶測が働くし、ことによっては興味もわく場合もあります。 >何か初心者にもわかりやすい面白い本はありますか? 私は、東京大学出版の『美学』の全集を買いましたが、そのまま古本屋に売りました。 美術史の場合、ほとんどが宗教史に近いし、建築史、工芸史ならば、まず基本の 西洋史を頭にいれておかないと意味不明なんですね。 ルネッサンスといったってこれも宗教画に肖像画が加わった程度で、まぁ空気遠近法 とかいろいろな技法が面白い程度で、実際に聖ピエトロ聖堂を見ないで、ミケランジェロ どうのこうの言ってもはじまらないわけで、見にいったほうが早い。 ピエタも実物みないとその凄さはわからないですし。 とにかく好きな画家、ゴヤでもレンブラントでもどれか選んで研究したらいいです。 それで、あとは印象派。そんなの高階秀爾とかの優しい解説読んで ややこしいアールヌーボーは海野弘の本でも読んでおけば ピカソとダリとアンドレ・ブルトンとマルセル・デュシャンくらい眺めて あとは、ジャズでも親しむ感じで、モダンアートをぺらぺら見ておいて アンディ・ウォーホールとか、キース・ヘリングとかジャクソン・ポロックとか 好きな画家がひとりみつかればもうけもの 基本的に、時代別の企画展(東京で言えば、bunkamuraアートギャラリーとか) が流してみるにはいいですよね。 あとはイタリアとかパリにいくしかない。 >また哲学とか好きな方、どうして好きになったんでしょう? 高校時代に、性欲が高まると頭に血が上って、それを鎮めるために男の子は哲学か 理論物理学か宗教に走るのです。(ってそんなの田舎の子だけかなぁ?) とにかく、屁理屈こねるネタには、宇宙の根源は何かとか、認識とか観念とか わけわからない言葉や記号論や現象学の言葉を並べると(実際には本を書棚に 並べただけだがもっともらしく見える。それだけです。私の友だちなど ミッシェル・フーコーの本を女性を口説く道具として本棚に飾っていました。 私が、これ誰?と聞いたら「振り子の原理を知らんのか」とか意味不明なこと 言ってました。 ま皆カッコつけてるだけ。ブランドバックと同じです。 私は心が貧しいんでしょうか? >普通にきれいな絵だなと思うだけではだめなんですか? 良いです。ただ、変な絵でも気似なる絵があります。絵画のカタルシス(魂の浄化) には、ただ美しいだけでなく屈折した美、隠微な美とか官能の美とかあるので そういうのを識別できたらいいというだけ。言葉で語るのはプロの仕事です。 ちょっとしたトレーニングでできます。

ma_1001
質問者

お礼

教授はとても美術史等に情熱をもっておられ教育熱心です。ほかの学生も論文がおもしろくて徹夜したとかの人です。でも私はその熱さについていけません。この春休みにロンドン、パリに行ってきました。博物館系は楽しく鑑賞できたんですが、ゴシック美術の部屋に入った時に、この部屋の絵のすべてに意味があるんだと思ったとたん、作者の宗教心?とかいろんなものが大量に頭の中に流れ込んできてパニックになったようで気分が悪くめまいがしてしまいました。それからルーブルに行ったんですが、何かスイッチが切れたように何を見ても全く心が無感動でした。若い人の企画展やギャラリー、デパートとかの展覧会は平気なんですが、美術館に行こうとすると足がすくみます。以前はピカソや草間さんの作品が好きだったんですが(エネルギーがある気がして)、アート系の雑誌等も私にはわからないと表紙をみただけでアレルギー反応がおこります。美術史は主にゴンブリッジやパノフスキーを読んでみましたが、文字を追うのですら苦痛でやっと読み終えても全然頭に入っていません。ハーバート・リードはまだですので読んでみようと思います。たくさんの本の紹介ありがとうございました。

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