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脳血栓と乳がんの平行治療について
- 脳血栓の薬を服用している知り合いが乳がんと診断されました。手術が必要であり、脳血栓の薬を中止する必要があります。
- 現在かかっている病院では平行治療が難しいため、大阪・京都近辺で脳血栓と乳がんの平行治療が可能な病院を探しています。
- 経験された方のご意見もお聞きしたいです。
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質問者が選んだベストアンサー
血栓の予防薬には、何種類かありますが、大別すると、抗血小板剤、ワルファリン、PGI製剤、EPA製剤、その他に分けられます。それぞれ、種類と特徴があります。心血管系への適応はかなり広く認知されていますが、脳血栓の場合のエビデンスはまだ、ばらつきがあるようです。 半減期の長いものは、休薬期間を長く要し、短いものは、当然休薬期間も短くて済みます。 抗血栓療法の再開は、症例ごとに異なりますので、一般論としてはかけません。 乳がんの術後、化学療法が行なわれることがあります。全ての方に適応というわけではありませんし、使用薬剤にもよりますが、ホルモン療法を行なう場合は、少々注意が必要かもしれません(副作用として、血栓症があるからです)。また、逆の効果として、タモキシフェン使用なら、抗凝固剤がワルファリンの場合、抗凝血作用が増強することがあるので、抗凝血剤を減量するなど、慎重に投与しなければなりません。(タモキシフェンがワルファリンの肝臓での代謝を阻害する可能性があるため) このようなことから、情報が充分にあるであろう、現在の総合病院の、脳外科、外科の連携による継続治療が好ましいと、私は考えます。但し、これらの事を差し引いても乳がんのオペに秀でた実績のある施設があるのでしたら、この限りではありません。
その他の回答 (1)
総合病院でしたら、血栓に対する治療をしている患者の手術は少なくないと思います。 乳がんに限らず手術では出血が問題になるので、血栓の治療薬を飲んでいると血が出やすくなる為、この薬を手術の何週間か前から切り替えると思います。 切り替える薬はやはり血栓を予防できる薬に変えるわけですが、普段飲んでる薬は、一度飲むと効果がしばらく続く薬で、切り替える薬は一度飲んでも効果がもっと早く切れ又、薬に対する拮抗薬があるという種類の薬です。これにすれば手術の間の短い間だけ薬をきることが出来るというものです。 手術の前に必ず聞かれると思いますが、血栓の治療薬を飲んでいますと医者に言うだけで大丈夫だと思いますヨ。
お礼
ありがとうございました。参考にして考えるよう知人に話ししたいと思います。
お礼
詳しく説明いただきありがとうございました。大変参考になりました。持病がある分、慎重に考えるように知人に話ししたいと思います。ありがとうございました。