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五文型、群動詞の考え方について "He lives in Kobe."

TonyBの回答

  • TonyB
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回答No.6

"He lives in Kobe."を S+V+前置詞句 と見るべきか、 "lives in"を群動詞として一つの動詞と考えて S+V+O を見るべきか、どちらが正しいのでしょうか? 答えはありません。 私は原則的にS+V+前置詞句としてみておけばよいと思います。 意味やニュアンスをよく考えて、「動詞+前置詞がひとかたまりと考えるしかない」くらいの強いつながりがあるものは、どちらかといえば例外的で、原則としては動詞/前置詞+名詞(前置詞の目的語)、または(動詞+副詞)+名詞(動詞の目的語)と考えておけばよいと思います。 狭い意味での(分離できない)群動詞の例としては、 look for put up with look after などを特別な意味(まとめて他動詞として意味を持つとき)で使ったときです。 Ganbatteruyoさんは、「どのように動詞を・群動詞を解釈するかによってどの文型として理解するかと言う事であり、だからこそ、文型自体にいろいろな理解が出てくる」と説明なさいました。しかし、それは、Ganbatteruyoさんが「文法的事項を考えることが無意味だ」といっているのではなく、「意味やニュアンスを考えることなく、形だけから文法を考えるのはナンセンス」だといっているのだと思います。 wind-sky-windさんも「目的語があれば他動詞と割り切って考えられるのが英語ですが,それでも,「自らが行為を行う」という自動詞と,「他者に行為を及ぼす」という他動詞の区別はすべきだと思います。」と同じく意味抜きで形だけから割り切るのはよくないとお考えのようです。 文法は、文章を誤解なく受け取り、伝えるために大切なことですが、文法のために文章があるのではないのです。意味について考えることなしに文法規則だけでパズルを解くようにはいかないのが言語というものだと思います。 ではご質問に戻って、"live in"に他動詞として特別な意味を考えるほど強いつながりがありますか?Kobeの存在が変わってしまうほどのウルトラ大豪邸を建てて「お住まいになる」という意味を考えるならいいかもしれませんが、「He livesでまあ言わんとすることが掴めて、それがin Kobeである」と一区切りを考える方が自然だと思います。 いみじくもそれがPoerさんのおっしゃった、inhabitとの違いだと思います。「ある(街の様子が変わるほどの)集団がそこを居住地とする。」ということですから、なぜ他動詞として機能しているかは理解しやすいことと思います。 He ran over the/a cat.という文で"run over"は群動詞でしょうか?では何文型の文を作るのでしょうか?(この質問の無意味さがお分かりになりますでしょうか) He ran over the cat. 「the catが轢かれた」ことにウエイトがある=run overという分離できない他動詞(アクセントはover)として機能させたい。 このときには、The cat was run over.という受身の文が可能。 He ran over a cat. 「Heが轢いた(車で走り抜けた)」ということにウエイトがある=He ranで一区切り、場所がover a catとして自動詞(アクセントはrun)として機能させたい。 このときには、A cat was run over.という文に意味がない。 the catだから他動詞、a catだから自動詞というのではなくどこに重点があるかどうかです。続く文章でthe cat・・とcatに引き続きウエイトがあるのなら、heよりもa catの方に視点がいっているので、他動詞として考えられる訳です。 他にもいろんな使い方が可能です。意味を考えることなしに「群動詞だから・・・」という考え方は成り立たないのです。 He ran water over the burnt skin. He ran over the important point. He ran over to the shop. 余談: 英語の文法の骨格は直接的にはドイツ語やフランス語の影響があるのですが、ドイツ語には分離動詞というものがあり、ちょうどこの群動詞にも似たところがあります。 (注・・・Er:He、fahre:runs(drives)、die Katze:the cat、um:round) Er fahre die Katze um. 分離した場合、umの部分は後ろに行ってしまい、英語で言うと、他動詞+副詞的になる。 「彼は、猫を跳ね飛ばして、車で行った。」 Er umfahre die Katze. 分離しない場合は、それでひとつの意味を持つ単語になって、「迂回する」という意味になる。 「彼は、猫を迂回していった。」 ドイツ語は形で判断ができますが、英語は文法のルールが甘くなったぶん、曖昧さがあるのでそのつど意味を考えないといけないですね。どちらが面倒なのでしょう? 日本の英語教育は文法偏重などと言われます。学習してゆく上で文法的理解は不可欠なのですが、文法文法という割には、この質問のような疑問にすんなり答えられる文法知識って教えられていないですよね。 学習初期にしつこく文法を追求する必要はないですが、学習が進んで疑問がでるようになってきても「そういうものだからおぼえること」で片付けられてしまうことが多かったです。本当のところ教師が文法を理解していないために非効率的な教え方しかできていないのではないでしょうか?私はそれですっかり英語嫌いに・・・ 取り留めのない説明と感想でしたが、こういう疑問をヒントに楽しく英語を勉強してください。

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