- ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:「湾岸問題」と、対テロ戦争の焦点である「東アジア・東南アジア問題」)
湾岸問題と東アジア・東南アジア問題の関連性
このQ&Aのポイント
- 「パレスチナ問題」の難渋により、「湾岸問題」が設定された。2つの焦点を持つ中東構造の楕円構造化、つまりイラン・イスラエル枢軸の構造化であったが、イラン・イスラム革命で破壊された。湾岸戦争で中央アジア問題が起こった。
- 「対テロ戦争」の焦点は「東アジア・東南アジア問題」への東漸を示している。具体例としては、アメリカの外交行動により形成されたイラン・イスラエル枢軸、湾岸戦争でソ連崩壊し中央アジアが中東と連結したことなどが挙げられる。
- アメリカは東アジア・東南アジア問題に対して憂慮しており、国際紛争の深刻な第四焦点となることを予測している。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
この問題はかなり複雑な経緯があります。 まずアメリカの戦略は、イランの王制をテコいれし近代的親米の国家としイスラエルと共にイザという場合の米軍基地化する下地を作ることでした。 所がイラン・イスラム革命を引き起こし王制が倒れてアメリカの戦略は破綻してしまいました。 しかもアメリカのもっとも恐れる原爆を持つに至りました。 それを阻止する為イラクのフセインを扇動してイランイラク戦争を仕掛けたのですが、イランの健闘で失敗に終わりました。 この付近に基地を持ちたいアメリカはイラクがクエートに侵攻したのを好機とみて湾岸戦争でイラクの半ばを勢力圏下に納めました。 しかしそれ以上の勢力拡大は国際世論からみて無理と判断したのです。 本格的な戦争の準備が不足していたのです。 この反イスラム戦略が9・11テロを呼び世界的な反テロの空気を招いたので好機到来とイラクへ侵攻したわけです。 これに先立ちロシアのアフガンでの失敗でアフガンの親米化の可能性をみて対テロを口実にアフガン介入を図りましたがこれはまだ成功していません。 中近東、中央アジアに基地候補を作る戦略はソ連の崩壊でその必要性が薄くなりましたから、次の目標が東アジア、東南アジアと成ったのです。 しかも東南アジアには石油資源があります。 しかも最大のイスラム国家であるインドネシアが存在します。 そしていまや国力を付けつつある中国が存在するのです。 アメリカが日本、台湾を重視するのはこの為です。
お礼
わかりやすい説明ありがとうございました。