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工事進行基準

企業会計原則の注解で、工事進行基準→決算期末に工事進行程度を見積もり、適正な工事収益率のよって工事収益の一部を当期の損益計算に計上する というところの 適正な工事収益率の意味がわかりません。 よろしくお願い致します。

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  • ベストアンサー
  • jyamamoto
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回答No.1

「工事進捗基準」と相対する基準として「工事完成基準」がありますが、これとの比較で考えてみるとよく分かります。 「工事完成」をもって決算処理する工事完成基準の場合は、売上げ額も利益額も一般的には確定した数値で行うことができます。 一方で、会計期末時点で完成している出来形の部分だけを売上げの対象とする工事進行基準の場合は、その時点での売上高(出来形の査定高)やそれに対する利益額に、「確定」値ではなく「見込み」値を採用せざるを得ません。 何故ならば、一般に工事単位で契約されているものは、工事単位ごとでの売上額や支払総原価は客観的に(第三者監査等で)把握しやすいものですが、工事途中での出来高査定にかかる工事内容(明細)ごとの売上高の内訳や原価明細は第三者には把握しづらいものとなっています。 従って、工事全体に占める当期完成部分の売上げ比率や、工事途中における利益見込み(率)に、どうしても不確定な要素が入りやすくなる(悪い意味では恣意的に数字を調整し易い)ため、「適正」性ということに十分に配慮して決算あるいは決算監査をする必要があります。 このことを言っているのではないでしょうか。

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