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パーセントのことをポイントと言う間違いについて

5年ほど前からテレビやラジオで、パーセントのことをポイントと言うのがはやりだして、今や新聞までが、「投票率は38.6パーセントで、前回の選挙より3.2ポイント下がった」などと掲載しているが、これは3.2パーセント下がった、が正しいと思うし、英語の辞書でもポイントには、このような用法はまったく見当たらない。言葉の専門家のご意見を伺いたい。

みんなの回答

回答No.13

大辞泉、大辞林といった言葉の専門家が編集した国語辞典にもこの用法は載っていますよ。 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88&dtype=0&dname=0na&stype=0&pagenum=1&index=17484316717000

回答No.12

今回38.6で3.2ポイント減ということは、前回41.8ですね。 3.2%下がったというと、前回の96.8%だったと誤解する方がいるからです。 41.8*96.8%=40.4626で38.6%にはなりません。

  • puni2
  • ベストアンサー率57% (1002/1731)
回答No.11

No.7の回答と,それに対するsumiyakkyさんのお礼を拝見して,パーセントとポイントとの使い分けの話が正しく伝わっていないような危惧を覚えますので,改めて回答します。 ポイントの意味は,みなさん(kobeccoさんを除く)が既に回答されている通り,%値どうしの「差」つまり引き算であって,「比」つまり割り算ではないんだよ--ということを示すものです。kobeccoさんが言われる,単なる「パーセント」の言い換えではありません。 また,一つ気になったのが,sumiyakkyさんのお礼の中で「正しいポイントの使い方」…と書いておいでの点です。これは,どうやら >1,234.56 という数値(パーセント表示の値でも株価でも何かの指数でもいい >のですが)があるとき、小数点から上を point と言い、小数第二位(つまり >pointの100分の1)のことを basis point [ベイシス・ポイント] と >言います。 を指しているようですが,はたしてこれは本当なのでしょうか(利率以外でもそういういいかたをするのか)? 株価指数を何ポイントというのは,それが単に指数であって特定の単位(通貨単位)がないから,便宜上の単位としてポイントをつけているに過ぎないのではありませんか? たとえば,TOPIXや香港のハンセン指数は何ポイントと呼ばれ,日経平均は何円何銭と呼ばれ,ニューヨーク工業30種ダウ平均は何ドル何セントと呼ばれる,というそれだけのことだと思うのですが。TOPIXが0.12ポイント下がったら down 12 basis pointというのでしょうか。 もしそうでしたら私の不勉強ということになりますが,かりにそうであっても,これは元の質問文にあったような,「比率の差を表すポイント」とは何ら関係がありません。ですから,もしsumiyakkyさんがこの回答を読んで「正しいポイントの用法は,指数の小数点以上を示すべきもので,比率の差ではない」とお考えになったとしたら,それは誤解というべきでしょう。 また,kobeccoさんの回答で,「小学校でも教えていないこうした表現」うんぬんとありますが,マスコミの表現をすべて小学校の範囲に収めるのは至難の業でしょう。まあ,日本中のマスコミ人全員に調査したわけでもないでしょうに(もしなさっていたら撤回します)「そんなことを感じているマスコミ関係者は現実にはひとりも存在しませんが」などと断定してしまう方のご発言ですから,あまり額面通りに受け取ってはいけないのかもしれませんが。(なお,私はマスコミ関係者ではありませんので,念のため。) また,「これまでのご回答でも、さまざまな意見が展開されていますが、これほどまでに解釈に迷うような表現を…」とありますが,いずれの回答も「%どうしの引き算で得られた値である」という点では一致しており,迷いはありません。その由来や必要性についていろいろな説明がなされているだけです。 kobeccoさんの回答を拝見していると,ポイントはだめだ,マスコミはけしからん,というだけで,それなら%の差と比はどうやって区別したらいいのか(あるいは区別しないで曖昧なままにしておくのがいいのか)という方向性が見えてこないのですが,私個人としては,小・中・高校を通じ,もうすこし統計の素養を身につけさせてもいいのではないかと思っています。特に,「パーセンテージポイント」という表現は,差なのか比なのかを区別しているわけですから,従来の「どちらも%でいっしょくたに表現」という状態よりも進歩していると考えます。ただ,しばらくの間,耳慣れない視聴者のや読者のため,随時「ポイント」の説明を加える必要はあるかもしれません。そのような意味で,kobeccoさんが「流行」と言われましたが,流行で終わらせないでほしいと思っています。 basis pointは,atonさんもおっしゃているように,経済用語といっていいのではないでしょうか。私は利率関係の文脈でしか見たことがなく,通常はpercentage pointです。世論調査の記事などにもよく出てきます。 これを用いて,No.7の例文を書きなおすと, (1)′ Federal Reserve Board approved a 0.25 percentage point reduction in the discount rate to 3.0 percent. まあ公定歩合の話なら,文脈から%の差だろうということはわかるので,(1)のような表現も通っているのでしょう。 なお,日本語で「ポイント」というのは,私も単に長いから省略されたのだろうと思います。英文ではたいてい,略さずにpercentage pointと書いてあるようです。 (すみません,最近どうも回答が長くて…)

  • aton
  • ベストアンサー率47% (160/334)
回答No.10

 #8のatonです。大したことではありませんが書き忘れたので再度。  日本語で「パーセンテージポイント」といわず,「ポイント」というのは,単に前者では長すぎるためでしょう。もしかしたら他に理由があるのかもしれませんが。

  • i-junkie
  • ベストアンサー率33% (25/75)
回答No.9

No.8の方に同じ。 社会調査でも、普通にポイントと使っています。

  • aton
  • ベストアンサー率47% (160/334)
回答No.8

 誤用ではありません。「ポイント」が使われる理由は#1~#6の方が書かれている通り。誤解を招く記述を避けるためで,理系の,あるいは文系でも統計を扱う経済系の人にとっては常識です。  英語では#7の方が書かれているように "basis point" という用語も使われますが,これはどちらかというと金融/経済分野の専門用語のようで,"percentage point" という用語のほうが一般的なようです。検索エンジンで "percentage point" と入力して検索をかければ幾らでも用例は見つかります(私が使った検索エンジンでは139,000件の検索結果が得られました)。

  • kobecco
  • ベストアンサー率44% (94/213)
回答No.7

この「ポイント」という表現を、マスコミが盛んに使っていることについて、気になっていらっしゃる方が多いので、「安心」しました。私自身は、気になるというより、「ポイント」という表現が使われることに嫌悪感を抱いています。 これは、単なるマスコミにおける「流行」です。(前回の統計数字などからの)変化(変動)を表現するときに、「パーセント」と言う代わりに「ポイント」と言っているのです。ただ、それだけのことです。 日本語表現を正して行く責務を担うべきマスコミが、(そんなことを感じているマスコミ関係者は現実にはひとりも存在しませんが)小学校でも教えていないこうした表現を、濫用していることに、「嫌悪感」を抱くのです。 これまでのご回答でも、さまざまな意見が展開されていますが、これほどまでに解釈に迷うような表現を、全国の(言葉の専門家ではない)一般大衆に向けて、何のためらいも気配りもなく発信しているのが、現在の日本のマスコミのいわば「教養のなさ」です。 以上が、日本国内での話です。 視点を変えますと、もちろん「パーセント」も「ポイント」も英語です。そして、ビジネスでは、例えば 1,234.56 という数値(パーセント表示の値でも株価でも何かの指数でもいいのですが)があるとき、小数点から上を point と言い、小数第二位(つまりpointの100分の1)のことを basis point [ベイシス・ポイント] と言います。 #3の方が、英文例を示されていますので、同じような例文を使って説明しますと、 「FRB(アメリカ連邦準備制度理事会)は、公定歩合を0.25%下げて3.0%とすることを承認した」という文章は、次のように表現できます。 (1) Federal Reserve Board approved a 0.25 percent reduction in the discount rate to 3.0 percent. (2) Federal Reserve Board approved a 25 basis point reduction in the discount rate to 3.0 percent. ただ、同じ単語の繰り返しを避けたいのと、変動幅(0.25%)と結果(3.0%)を区別しやすくするために、FRBの公式発表 (Press Release) も(2)のほうを使っています。

sumiyakky
質問者

お礼

正しいポイントの使い方をご教示頂きまして有難うございました。私も「教養」はあまりございませんが、「日本国内の話です」の件までは、kobeccoさんのご回答で、いつもへんだなーと思って、ひっかかっていたものが、霧が晴れるようにすっきり致しました。 本当に有難うございました。

  • ymmasayan
  • ベストアンサー率30% (2593/8599)
回答No.6

No.3の回答者:sukemasaさんに一票。率の変化を言われた時に、A%-B%なのかA%×(100-B%)なのか判断に苦しむことがあるので使い分けているのだと思います。

noname#2543
noname#2543
回答No.5

NO.3の回答の訂正 × The Fed's cut interest rates by one-half point. ○ The Fed cut interest rates by one-half point. 最初、"The Fad's rate・・・"という例文にしようと思っていたもので。

noname#118466
noname#118466
回答No.4

いろいろ理由が述べられていて参考になりましたが、私はもっと単純に理解していました。 例えば1999年度 総需要100万台に対し、A社(Aブランド)は20万台販売して20%の占有率を持っていた。2000年度は105万台の総需要に対し前年度と同じ20万台販売なら占有率は19%となり、当社の占有率はワン・ポイント下がったという。 つまり、20ポイントゼロ・パーセントから19ポイント・ゼロ・パーセントになったのでワン・ポイント下がったと表現するわけです。ポイントはコンマの読み方でありパーセントとは関係ないはずです。ちなみに数字で使うコンマはドイツ語やラテン語の読み方であって英語ではありません。 ポイントの表現がいつからマスコミで流れるようになったか覚えていませんが、企業内では30-40年前から使用してと思います。

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