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高校生への経済社会の学ばせ方
高校2年の息子(付属校で大学では文系を選択決定)に生きた経済社会を少しずつ学ばせたいと思っています。高校入試が3教科だったためほとんど社会科の勉強をしておりません。また、高校での経済社会の内容も内容に偏りがあり、とても生きた経済社会を学んだとは思えず心配しています。おそらくは難関中学受験を目指している小学校6年生の方が知識レベルは高いでしょう。 そこで、少しずつ生きた経済・政治・法律といった分野を勉強させようと思って教材になるようなものを探しております。しかし、経済新聞を読ませても歯が立ちそうになく、また、常識ある社会人になるための「生きた経済・政治・法律」を習得できるような書籍も見当たりません。 どなたか、テレビのニュースなどの生きた「経済・政治・法律」などが少しずつ分かってゆくような教材または勉強法がございましたら是非ご教示いただきたいと思います。書籍だけではなく、メルマガ、HP、ビデオ、テレビ番組などでも結構です。よろしくお願いいたします。
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私は、3月に経営学部を卒業しますが「経済・経営・法律」などの社会科学系の基礎になるのは、高校の公民科(現代社会・政治経済・倫理)の授業がベースになると思います。特に、現社や政経では統治機構・人権、マクロ経済などの基礎を学ぶのでこれらの勉強に力を入れると「政治・経済っておもしろい」ってことに興味が持てると思います。 私自身、経営学部ですが、1年(回)生の時に経営学概論の授業課題で「日本経済新聞」の経済関係の記事をピックアップし1ヶ月間コメントを書くという課題が出たときに、世の中の動きや仕組みについての理解が深まり、ニュースにも関心がもてるようになりました。kyosuke1112さんが言うように新聞や雑誌を読むということも重要であると思います。最初から、新聞や雑誌というのが、キツイと思うのであればテレビなどで政治や経済について少しずつ「興味」を持ち始めることが大切だと思います。私が、高校生の時に政治や経済の勉強のきっかけになったのが、テレビ朝日系列の『サンデープロジェクト』やテレビ東京系列の『ワールドビジネスサテライト(WBS)』などの番組を見て、今の世の中での現状や課題について共感できるようになりました。テレビや雑誌・新聞がきっかけで、経済社会の勉強も楽しく進むといいですね。参考になれば幸いです。 【テレビ】 ・テレビ朝日系列『サンデープロジェクト』 ・テレビ東京系列『ワールドビジネスサテライト(WBS)』 【書籍】 ・細野真宏著『細野真宏の経済ニュースがよくわかる本 日本経済編』,(小学館) ・細野真宏著『細野真宏の経済ニュースがよくわかる本 世界経済編』,(小学館) ・佐藤雅彦・竹中平蔵著『経済ってそういうことだったのか会議』,(日経ビジネス文庫) ・竹中平蔵著『竹中教授のみんなの経済学』,(幻冬舎)
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- elrond
- ベストアンサー率22% (2/9)
質問されてから既に8ヶ月近く経ってるし、推測するに息子さん高校3年ですので、 既に進路とか決められてるかもしれませんが、私のオススメは株です。 今gjackさんは息子さんに小遣いを渡していると思いますが、この 頃の若者たちって親から自立したいと思う人結構いると思うんですよ。 ホリエモンとかが出て若くても金持ちになれるんだ!という刷り込みが 今の若者(自分もまだ20代だけど)にあります。まずは株で増やした 資金は自分の小遣いとして使っていいようにすれば自然と経済、政治、法律 に興味を増すのではないでしょうか。経済社会の歴史を学ぶのであれば教科書 なり大学教授が執筆した本を読むなりすればいいと私は考えてます。 株なら今の世界情勢まで視野に入れて勉強すればそれが即何に投資すれば 良いかにつながります。また、株価が上がるときはなぜ上がるか、下がる時は 何が原因で落ち込んでるのか、私はこれで結構勉強しました。 何しろ与えられた資金はわずかでも勉強してこれだ!と思った株に投資 して儲けが出れば小遣いとして使えるお金が増えますからね。 もちろん借金してまでという欲を出さないようにきちんとチェックしてます。 チェックの方法はエクセルで買った時いくらで今いくらになったか、 いくらで売ったかという表を作りました。 儲けが出ればよしよし、自分良くやったなと思うし、損してたらよしよし、 自分損をしても大損はしてない、良くやったなとほめます。これって結構有効だと思いますよ。
- kureis
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自分は中学3年生ですが、 証券会社のやっているバーチャル株式を やっています。 資本100万から初めて、 リアルタイムで株の上がり下がりがあるので、 面白いかと思いますよ。 実際、100万から120万にしたんですけど、 結構地獄です。 頑張ってみてください!
- assan983
- ベストアンサー率22% (11/49)
自分も1ヶ月前まで高校生でした。理系なんですけど経済大好きですね。化学も結構好きで大学も化学系学科を志望してました。私大は経済学部を受験しましたが。進路決定は本当に悩みました。時間がなくてもう理系なんだから一般的な工学部でいいや!!と決めてしまいました。今思うと危なかった。結局理系学部部は落ちてしまいいくことはありませんでした。私大の経済は受かったのですが、よく大学調べずに受験していたので、今年しっかり探すことにしました。話からそれていてすいません^^。経済に興味を持ったのは中学のときで、外貨MMFで豪ドルを買ったのが きっかけでした。運良く購入後豪ドルが上がっていき1万円ほど利益が出ました。たった一万円ですがすごくうれしかったんです。「自分は何も労働していないのに本当に一万円増えている…」と感動して経済についてどんどん興味を持っていきました。それから高校に上がり親の名義を借りて外貨の証拠金取引に手を出しました。まだ早かったと今では思います。利益もすごく出ますが損もします。損ギリの重要さを思い知らされました。損をしないために情報収集しまくりましたね。一番単純で簡単だと思っていた為替取引が実はかなり難しいものだとわかったのもこの時です。それから株に移行し需要と供給の意味がよくわかりました。自然に企業の情報も入ってくるし、就職したい会社ってのも出てくるようになりました。はじめはわからないことばかりですが、やはり好きになると理解度が違います。最近MSCBの意味がわかったとか… 長文になりましたが、自分の意見としては実際になにかやってみることだと思います。生きた知識を得るにただ本や新聞、テレビで学習するだけじゃなく、実際に体感することが必要だと思います。なんか長くてよくわからなくてってしまってすいません。
お礼
お礼が遅くなって本当にすみません。おっしゃるとおり、自分が「寸暇を惜しんで」「睡眠時間を削ってでも」と思えるようなものを早い時期に見つけてくれるのが一番良いと思います。 そのためにも親として数多い「きっかけ」を与えてやる事ができればと思います。
学術的に「経済社会」という言葉はそれなりに意味あることなので、少し言葉が間違っておられると思いますし、適切ではありません。 何の分野に興味があるか、具体的に何学部かということによって、かなりやるべきことは変わってきてしまいます。下の方がいわれるように『日経』などは、ぜひとも読むべきですが、当人にあまり意欲がない場合は、なかなか厳しいかもしれません。 そこは反応を見てください。それに拒否反応がでるようなら、雑誌『サイゾー』といういたって健全な総合的情報雑誌が毎月刊行されています。こちらの方が食いついて読むでしょう。 実際のところは、大学に入ってからが重要になります。あまり表面的な経済学、政治学などを学んで、単純な知識に満足して、優越感に浸らせるのもあまり好ましくありません。(いわゆる俗物になってしまう) あえていえば、本が読めるお子さんであるなら、古典などを読ませるのがよろしいでしょう。これは大学に入ってからは、あまり時間がないので読めません。 結論的なことをいえば、経済、政治、法律においてプロフェッショナルである、ということは無理です。人間それほど頭はよくありません。ただいうまでもなく在る程度互換性があります。経済は政治であり、政治は経済であり、経済は法律であり…ということです。ですから、息子さんが最もどこか足を突っ込んでいて心地よいところが「主眼」となって、モノの見方ができていきます。 ニュースを理解する程度なら、『サイゾー』や『世界』という月ごとの刊行物を読ませるだけで、かなり知識は身に付きます。 今社会学的な学者が、インターネットニュースでニュースの本質を詳細に議論する番組があります、月500円、月4回の放送になりますが、この情報量は相当なモノだと思います。『ビデオニュース』と検索をかければ、先頭に来るはずです。これを見るのも相当な知識を補強します。
お礼
お礼が遅くなりまして申し訳ありません。おっしゃるとおり経済、政治、法律においてのプロは無理だと思います。将来の自分の進みたい道を探すために「基礎的な」知識を身に付けさせたいというのが期待です。「サイゾー」「世界」についてさっそく検討したいと思います。
はじめまして。私なりの意見を述べたいと思います。お子さんに社会科学系統の実学を身に付けさせたいとのことですが、やはり日経新聞(経済)と朝日新聞(政治)の購読をお奨めします。私の場合は、高校在学中にバブル経済真っ只中で、なぜ不動産の価格がこんなに高騰するのだろう?というのが、経済に関する一番最初の疑問でありました。その疑問から、日経新聞を読み出し、岩波や中公文庫から出ている経済に関する単行本を乱読していきました。大学(経済学部)に入学前ですから、日経を読んでも、とうぜん100%完全理解は不可能ですが、なんとなくですが、経済、財政、金融当局者達が、何を考え、どのように問題を理解していたのか、感覚的には解ったような気がしていました。(大学に入って本格的に勉強してから、理解度はかなり深まりました。) 経済新聞を読ませても歯がたちそうになく、というご意見ですが、私の周りの大卒(経営学部卒)連中でさえ、経済新聞は読みこなせないのが多いです。ですから、最初から悲観的にならず、子供さんに政治や経済などの時事問題を素直にぶつけて見たら良いのではないでしょうか?ライブドア問題では、株式を扱っています。株でなんでマスコミが騒ぐんだ?とか、企業買収とはどんなことか?とか、最近、殺人事件が多発していますが、殺人を犯すとどうなるのかとか?(刑法に規定があります)どう処罰されるのか?(こちらは刑訴法)などなど、一つの社会テーマからいろいろな分野へ疑問が広がるはずです。また、常識ある社会人になるための「生きた経済・政治・法律」を習得できるような書籍も見当たりません、とのことですが、私は、高校生時代に、図書館へ行き月刊誌(文春とか現代、財界展望などですが)や週刊誌(日経ビジネスや東洋経済)また、バブリーな時期でしたから、会社四季報なども読んでいました。また、思い込みの激しい時期ですから、この会社とこの会社はこれから有望だ!などと能書きもたれ始めていました。実際、有望と思っていた会社の多くは倒産しましたが、なんとなく社会はこうなって動いており、どんな人物が金持ちで、そのような人物は、何をやってきたぐらいの事は、週刊誌や月刊誌に書いてあります。 結論のないアドバイスになりましたが、お子さんのポテンシャルと潜在的な知的欲求を信じて、新聞などからテーマを拾ってみて、お子さんに質問してみたらいかがでしょうか?社会科学系統は、相互関係が強いですから、例えば、西武問題(証券取引法違反)から、捜査機関としての東京地検特捜部へ、そこから特捜部歴史又は刑法、刑訴法へと知識欲求を深めていく事が可能です。西武問題ですらこれだけ奥行きがあります。図書館に行くと、佐野真一や立花隆などの良質な論文が必ずありますので、お子さんに読ませてみてはどうでしょうか?また、国家財政問題や小泉改革、金利水準低下問題になりますと、これは、経済学博士でも相当の意見の相違があるぐらいのテーマになってきますが、チャレンジするのもいいかと思います。
お礼
Kyosuke様、アドバイス有難うございます。「ポテンシャルと潜在的知的欲求を信じて」日経新聞を読ませて「潜在的知的欲求」の有無を探ってみたいと思いますが、「呼び水」とならず「拒否反応」「かえって敬遠」となってしまうことも心配します。西武問題やライブドア問題など生きた題材を興味本位でなく本質的な問題点を抽出して優しく説明してくれるようなものがあるといいなと思います。土曜日夕方の「週刊子どもニュース」を少し高度にしたようなイメージです。 図書館に自ら行って読み漁るようになる学生かどうかは疑問で、残念ながらの「かえって敬遠」の可能性の方がはるかに高いような気がします。
- lemon567
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こんにちは。 NHKのクローズアップ現代がお勧めです。 月~木の午後7:30からNHL教育テレビでやっています。 私は、現在、毎日、これをHDDつきDVDにどんどん録画して、子育てのあいま時間にみています。今まで、仕事にあけくれていたので、すこしでも、産休中に勉強しようとみています。 「なんでイラクとアメリカが戦争しているんだろう」とか、日々のニュースに対する素朴な疑問が解決して、素人でもはいりやすく、興味ない特集をしていたときも、みると、知らなかったことを新たに知り、とても面白いです。
お礼
Lemonさん、有難うございます。私もテーマによって見ています。おっしゃるとおり気軽に手に入る教材と思います。できればどうしてこのテーマが「クローズアップ」されているのかを少し教えてから見せると良いのかなと思います。 ちょうどDVD Recorderを買ったところなのでタイマー録画して見せるようにしたいと思います。 ありがとうございました。
お礼
お礼が遅くなってしまい大変申し訳ありません。息子の年齢に近い方からのアドバイスなので思わず「なるほど」とうなづいてしまいました。推薦TV、書籍をさっそく検討したいと思います。(TVのサンプロは複雑な背景などがわかっていないと消化不良になりそうなので3つ目の取材特集を中心に)